亡き父親は娘の目から見てもなんていうか善人(良い人っていう手じゃなく善の方だね)で達観できていて、見た目の見栄とか本気でどうでも良いと振り切れてる人だったゆえ、思春期の頃など注意してくることとかがすんなり頭に入ってこず、
「言わんとしたいことがわからない(ムカつくわ笑)」
「どうしていつもそういう言動なのさ?」
と、意見がぶつかり言い合いになることもよくあった。
今になればかなり微笑ましい。笑笑
そしてわかったが、ああいうのが住職と坊主の禅問答なんだと思う。
答えなんかポンとくれず、常に自ら気がつくように考えさせる人だった。
あ〜貴重な人だった。
小学生の頃に写生の宿題で絵を描く時も、
「なんで樹々の葉っぱが緑色って決めつけるんだ?
光が当たってるところ、当たってないところが緑色をしてるか??
よく見てみろ、ここは白だろ、白を置け。(横からもう白の絵の具をババーンと大胆に重ねられて、「もー、何するの!!」と怒った記憶。笑)
っていう人だった。