ねーさんとバンビーナの毎日

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「一を聞いて十を知る」と「一だけ聞いて十を作り込む」

2021年06月01日 17時03分46秒 | 2種分ねーさん
一(いち)を聞(き)いて十(じゅう)を知(し)る

(「論語」公冶長から)
物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。
賢明で察しのいいことのたとえ
一を以て万(ばん)を知る。


世にはびこるは、

「一だけしか聞いてないのに十を作り込んじゃう」ようなこと。

話もあれば、世にある仕組み的みたいなものもあれば、「これがトレンドです!」みたいに煽るようなことも。


先週の大河ドラマを観ていたら、西郷隆盛が平岡円四郎のことをこう言ったシーンがあった。

「一を聞いて十を知る男じゃって」
「あまり先んこつが見えすぎる人間は、往々にして非業の最期を遂げてしまうとじゃ」


これを観ていて、

「そうなんだよねぇ、だけどなぁ、現世はそういう人が激減だきに。
道理を知る機会があまりにも減ったから。
一だけしか聞いてない、知っていないのに、十を作り込んでしまったり、正しいことのように流布してしまうような人が(何かを作り出すことを生業にしている人達にも)多いよなぁ。
しかもそれにいちいち感化されて「あっちかな、こっちかな、こうしたほうがいいのね、ああしたほうがいいのね」と振り回されてる人もホントに多いよなぁ。あーあ。」

と思ったわけで。苦笑


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