ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

本日区役所にて。

2011年09月30日 19時34分59秒 | 味わうねーさん
区役所にとある手続きに行くと、となりの席にいた初老のオバサン。

私が待合いのイスに座るないなや、人なつっこい表情をオバチャマになげかけながら、

「税金支払いする窓口ばっかりサービスが良くってねぇ!」

って、言う。

それも憎々しい感じじゃなく、ケンカ腰でもなく、こう、わざと挑発したような茶目っ気たっぷりの味のある表情をしながらおおらかに。

パっと見が、あの、作家でこないだ亡くなった佐野洋子(百万回生きたねこの作者の)に似た感じの、白髪交じりのショートカットでサバサバした感じ、ちょっと何か知識がありそうな、そんな感じを受けるオバサンだ。

まぁ、ものすごい豪華とか、あか抜けてる服装をしてる訳でもないのだが(逆に超質素)、なんか味がある感じといいましょうか。(そういう人っているじゃん!)


オバチャマも、

「そりゃそうなっちゃうんでしょうよねぇ、えぇ、えぇ。(こりゃまった大変~~~風)」

と、茶目っ気を出しつつ、皮肉たっぷり(オバサンに向けてるのではなく役所に向けて)で返すと、

「わたしなんか、いかに「言うなりになりもんかーーーーっ」てずっとやってきてるからねっ!(ニコッ)」

と、これまた茶目っ気たっぷりで話しを続けてきた。


この手の話しに腰を据えてしまうと、なんだろうな、市民運動家の「反対!反対!!」「(持ってる○知識(×見識)を延々のべまくる・・・)」みたいなノリのあの妙~~~~~~~~~な独特の雰囲気になっていってしまう感じがして、そういうのは「てんでご免被る!やりたい人、言いたい人がやって!」のほうなので、あっさりスルー加減に、


「そうなっちゃうんでしょうねぇ、えぇえぇ。」


と、さらに「こりゃまった大変!」みたいな茶目っ気も含ませた表情をして、拍子をつけるような言い方で返した。


オバサンは私がこれ以上この話しに乗ってこないと悟ったのか、向こうのオバサンと同じ話しをし始めた。


向こうのオバサンは自分の持ってる土地が「都市整備計画に入ってしまっていて大変なのよ・・・」とぼやいている。
そうしたらオバサンは「あら、あそこら辺なのぉ。でも津波が来たら持ってかれちゃう土地よ、あそこは。早いうちに処分したほうがいいわよ!」と自信たっぷりにアドバイス。


「フフフフ・・・・」と思いながら、その光景を眺めつつ、


「この世代の方達がいなくなった後の日本が本当の再起なのかなぁ・・・昔から引きずってしまっているものがまだまだ渦巻いてるんだよねぇ・・・あ~こりゃこりゃ。」とか思ったり。


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