論点云々じゃなくて・・・

歌舞伎の後にケーキとコーヒーで「あーだ、こーだ」と雑談していた中で、一緒に行った知人も言った。


「「論点がずれてる」とかいう指摘の前に、「そもそも的が外れてるわよ！」ってことが最近多いのよねぇ。」


こないだこのブログにも記したばかりだったので、「うっは、ほらみそ。同じように感じてる人がいるわ。」と思ったわけで。


想像力がないんだよね。イメージ力とか。
話の聴き取り能力が低下してるんだよ、「つまり何を言わんとしてるのか」「つまりどういうことなのか」っていう想像と思考（訓練）をしない成れの果てだと思う。
だから「きっちり言葉ですべて説明しなきゃ知らない」「きっちり書かれていなきゃこっちのせいじゃない。」「そうしないほうが悪い。」「論点がずれている」って平気で言えるんだと思うわ。


と知人は続けた。


まったく同感。



これは昭和５０年代ですでに言われていた国語力の低下の成れの果て、数学を解くのも「国語力が必要」とされていたのに、ロジカルに結論だけ導き出すような技をすり込むような教育に倒れ過ぎた（せざるをえなかった？）成れの果て・・・？？

スーパー歌舞伎『ワンピース』その4

一言このスーパー歌舞伎、

現代劇のお芝居

宝塚

ミュージカル

そこに歌舞伎


という不思議な感覚の新しい舞台になっていたような気がします。


3幕構成で5時間、飽きずに楽しめました。


もっとお客さんがノリノリになっても良かったんじゃないかな。

2階左一扉から入って最前列、目の前を飛んでいく猿之助さんの場面、手を振るのすら少し躊躇する雰囲気で。(笑)

お行儀よい手拍子だけじゃもったいない場面ですから、これから行く人はもっとノリノリになったほうが、役者さんのノリも上がると思うなぁ。



お土産、信玄餅（山梨で買えなかったリベンジを新橋演舞場で(笑)）、プログラム。



新橋演舞場を後にして、銀座五丁目でモンブラン＆コーヒーで締め。

スーパー歌舞伎『ワンピース』その3

猿之助さんや右近さん初め、大勢の歌舞伎役者さん達に、テレビや映画でお馴染みの俳優の福士誠治さんや浅野和之さんが絡むあたりが楽しみなのと、

スーパー歌舞伎なので、構成や演出に興味津々、

前回観たスーパー歌舞伎は「ヤマトタケル」が題材だったけども、今回は現代マンガが題材で、「どうなりますやら」と不安と期待の入り交じり感。


そこの楽しみで観に行った訳でして。

スーパー歌舞伎『ワンピース』その2

私は「ワンピース」を観たことも、読んだこともなく…。

何でかってベタに、

「仲間だ！友情だ！！」

ってうったえられる系を読んで（観て）、かえって、

「寒っ、寒っ」

という感情の展開に持っていかれる残念さとか、

「こういうのがウケちゃうか…」

っていう哀しみを味わいたくないからで…

スーパー歌舞伎『ワンピース』その1

今日はお休みをとって朝から歌舞伎へ～

新橋演舞場でやってるスーパー歌舞伎「ワンピース」。