全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

西三河の自治体 知立続編

2007年09月07日 13時45分45秒 | Weblog
知立市は面積 16.34km2、世帯数は 24,363世帯 、人口 63,122人の小さな町です。北側に隣接した旧碧海郡高岡町の3分の2ぐらいの規模です。旧高岡町は、高度成長期にトヨタ自動車の工場が立地、あるいは1次グループ企業の本社移転により、今までの様相とは異なるようになりました。
 この地は、かつては農業地帯でしたが、田んぼの中に工場が建設されていくという光景を見てきました。とともに財源も潤うはずでしたが、町づくりのビジョンもないままに、合併論議に巻き込まれ、豊田市に編入されていきました。旧高岡町の地域には8万人の人が居住しているといわれます。一生懸命かせいでもみんな豊田市がもっていくのがこの地域の役割でした。中核市豊田市には市民病院はありません。トヨタシステムからすれば、市民病院などはもっとも不効率です。まあ、それはさておいても、豊田市南部の医療機関は貧弱です。市民病院はおろか、救急病院すらありません。何かあれば、加茂病院がもっとも大きいのですが、そこまで10キロ以上あります。だからその多くは、豊田市ではなく、隣接する岡崎市や安城市、刈谷市の病院にいくことになります。
 内野健一さんは、トヨタ自動車堤工場に勤務していました。彼が倒れたとき、企業内の救急車であの遠いトヨタ記念病院まで運ばれました。救命治療士がおれば、あるいは近くに大病院があればということを言う人もいます。
 知立はというと、市民病院はありませんが、一応は救急病院は複数ありますから
、豊田市南部よりはまともです。企業城下町豊田市のインフラが不十分であるという指摘をさせていただきました。
 それで、知立市のことですが、次回にさせて下さい。
 

コメント
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