全トヨタ労働組合(ATU)

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トヨタ社員労災認定裁判 口頭弁論

2017年09月19日 12時38分21秒 | 組合創立10周年
10回目の口頭弁論です
 
 トヨタ社員の労災認定裁判が、9月27日(水)午前10時から名古屋地裁にて10回目の公判が行われます。傍聴宜しくお願いいたします。
 今回は、前回原告側は裁判所からトヨタ自動車に対して、会社側が持っている資料を出すように「求釈明」をもとめていました。その回答が出されるはずです。このことが焦点となります。

提訴の経緯 
 被災者は、トヨタ自動車株式会社本社において、生産準備の業務に従事していました。そして、リーマンショック(2008年9月ころ)の約1年後、うつ病を発症し、2010年1月に自殺をしました。被災者の遺族は、豊田労働基準監督署に労災の申請をしましたが、認められませんでした。さらに、この取消を求めて、愛知労働局に審査請求、労働保険審査会に再審査請求をしましたが、認められませんでした。そこで、2015年7月に、労災としなかった豊田労働基準監督署長の決定の取消を求めて、名古屋地方裁判所に提訴しているものです。

今後の展望
 おそらくトヨタは、企業秘密を盾に証言を拒んでくるだろうと思われます。少し先になりますが、証人尋問が重要になってきます。ベールに包まれた部分をどうえぐり裏付けを図るかが問われてきます。
 昨年の7月に裁判を支える支援団体を立ち上げて活動をしています。確実に輪が広がり、原告への激励にもなっています。

傍聴お願いします

9月27日(水) 午前10時開廷

名古屋地方裁判所 11階03です

 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トヨタに源泉徴収漏れ指摘 (Unknown)
2017-10-13 10:13:13
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6257249
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無題 (無名)
2017-10-28 04:19:15
仕事中の怪我、労災認定するのは。普通だと思うが、過労死など、国を相手に裁判するとは、情けない。トヨタ自動車。国、国民の税金を使い裁判させるのは、いかがなものかと思います。仕事中の怪我は、会社で責任をとりましょう。労災認定は、国が決めることですが。まずトヨタ自動車が労災と認識する事が大切だと思いトヨタ自動車の利益が沢山ある事だし。労災認定関係で発生する金額は、痛くも痒くもないはず。時代に遅れていますよ、
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