全トヨタ労働組合(ATU)

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フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会、総会を開催

2019年06月15日 18時54分28秒 | フィリピントヨタ労組を支援
フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会、第17回総会を開催

5月26日、フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会は第17回総会を名古屋市内で開催しました。昨年度一年間の活動を総括するとともに、今年度の取り組みについて確認しました。
 2001年、組合を結成したフィリピントヨタ社の労働者に対して、トヨタ本社の指示の下にフィリピントヨタ社は233名(後に4名を追加)の組合員の首を切り、労働組合潰しをやってきました。しかし、このような首切り攻撃・組合潰しに屈することなくフィリピントヨタ労組の労働者は解雇撤回を求めて17年間に渡って不屈に戦い続けています。そして私たち日本の労働者も、当初から、関東と愛知で支援する会を結成して支援の取り組みを続けています。

トヨタ本社は早期解決に応じなさい
 この日・比連帯した闘いによってILO(国際労働機関)からは3度にわたる「争議の早期解決勧告」がフィリピン政府に出され、フィリピン政府も争議解決のためにトヨタに働きかけましたが、トヨタ本社は「フィリピン現地の問題だ」と言って、これを拒否し続けています。またOECD(経済開発機構)の多国籍企業行動指針に基づく仲介もトヨタは無視し続けています。けれどもトヨタは多国籍企業として国際世論に背を向け続けることは出来ません。フィリピントヨタの労働者と支援する会はジリジリとトヨタを追い詰めています。トヨタが主導して解決に乗り出すように闘いを強めていく必要があります。
 愛知の会は6月13日に、トヨタ自動車の株主総会に向けて、株主に対する情宣活動を行いました。総会出席者からは「まだこんなことをやっているのか」などと、会社に対する疑問の声が聞かれました。
 また、今年も10月13日と14日の両日、フィリピントヨタ労組の代表と関東からの仲間を迎えて、トヨタ名古屋本社と豊田市の本社を包囲する行動に取り組みます。
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