全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

労働政策研究研修機構のHPから

2008年01月12日 07時38分55秒 | Weblog
労働政策研究研修機構のメルマガで、内野博子さんが桝添厚生労働大臣に直に要請したことを、時事通信記事を引用しながら、紹介してくれています。
 今回の内野さんの過労死認定について、トヨタ労働基準監督署がトヨタの言い分だけを鵜呑みにして、労災(過労死)の不認定にしたことがこのと始まりであり、いわば失礼な言い方をするならば、「身内の不祥事」であるわけです。しかし、ご存じのように今回の判決は、今までごまかされてきていた「暗黙の強制された自発性」の闇の部分の多くもまた「業務」として認められたものであり、大きな芋があります。
 いい加減な結論を出した豊田労基署や愛知労働局を糾弾したり反省を迫ることは身内からは忍びないかもしれません。だから善意に解釈して、こうした記事で一応は多くの読者に紹介しているという風に解釈しておきましょう。特に今回の記事は直談判の事実を紹介したわけだから、私たちも労働政策研究研修機構(JILPT)に対して、限界はあるものの、敬意を表したいと思います。

●「正当な遺族補償を」/「過労死」トヨタ社員遺族、舛添厚労相に

   舛添要一厚生労働相は9日、トヨタ自動車の堤工場(愛知県豊田市)で
  過重な労働に従事し2002年に急死した内野健一さん=当時(30)=の妻博
  子さん(38)と厚労省で面会した。博子さんは、裁判で遺族補償年金の不
  支給処分が取り消されたのに、支給に当たり労基署がサービス残業分を考
  慮しない意向を示しているのは不当として、厚労相にサービス残業分も支
  給するよう要望した。(時事通信)
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/hanrei/20080111a.htm
コメント (3)
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