全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

組合員が増えること

2007年06月12日 20時35分51秒 | Weblog
先日、トヨタ車体で新しいATU組合員が増えたことをお知らせしました。あたらしい企業でのことですから、当然最初の団体交渉がおこなわれます。この件についてはこれから興味深い展開になるいかもしれません。せっかくできたのだから、トヨタ車体の工場門前でもビラまきをさせていただきましょう。
 つづいて、従来から組合員がいるある企業でまた労働組合員が増えました。この件について、近々会社に通告とそれをふまえて企業内労組への脱退通知を提出します。
 既存の労働組合の「ユニオンショップ」での「縛り」と「脅し」があるため、労働者はなかなか一歩をふみだせないかもしれません。しかし、一方ではこうした勇気ある行動もあるわけで、これを読んでいる皆さんの中で、わが全トヨタ労働組合に共感を持ってみえるかたもいるでしょう。そういう方は、話し合いましょう。
知恵を出して大企業トヨタの横暴と闘いましょう。
  全トヨタ労働組合 IT担当  仲間 健
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トヨタすでに06年に販売首位

2007年06月12日 20時23分35秒 | Weblog
米誌統計によれば、06年の自動車の世界販売で、トヨタがGM抜き首位になっていることが明らかになりました。これは6月12日14時52分配信 ロイター によるものです。

以下引用

 6月12日、米自動車業界誌が発表した06年の自動車世界販売統計ではトヨタがGMを抜き首位に。

中略

 GM社の集計では、中国・上海汽車と合弁生産するミニバン「五菱」などが自社販売台数とされていたが、オートモーティブ・ニュースの集計方法では、子会社の販売台数は過半数を出資する親会社に含めるため、トヨタの販売台数は880万8000台、GMは867万9860台となった。
 五菱ブランド車は、GMの中国合弁相手である上海汽車集団(SAIC)の分として計上された。SAICは、GMと柳州五菱汽車の合弁会社に51%出資している。
 GMの自社集計は五菱ブランド車(06年は42万0140台)を自社分に含めており、76年連続で首位を維持したとしていた。
 トヨタの自社集計は、オートモーティブ・ニュースと同基準で、ダイハツ工業 <7262> および日野自動車 <7205> の販売台数を含めている。
 ただ、GMの集計方法に基づいた場合でも、07年第1・四半期の世界販売台数はGMがトヨタを9万台下回る。
 07年の世界販売については、トヨタ934万台、GM920万台と予想しており、トヨタのリードはほぼ確実とみられている。


最終更新:6月12日14時52分

以上

全文は以下参照

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000974-reu-bus_all
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海外生産に依存

2007年06月12日 20時17分37秒 | Weblog
自動車海外生産の拡大はすでにいわれていましたが、この傾向はこれからも続くようです。このまま行くと来年度にも国内逆転することになります。
 これはトヨタをはじめとした我が国の自動車産業にとって好ましいことではないでしょう。世界1のトヨタの帳尻あわせが、どこでやられているかも理解できます。この件につて 6月12日8時0分配信 産経新聞 が興味深く報道してくれています。

以下引用

 日本の自動車メーカーの海外生産台数の拡大が続き、平成20年度にも国内外逆転が見込まれる状態となった。海外生産比率は16年以降、48%を超える水準に到達。各社は海外での生産効率、品質を高めるため、試作車の集中生産や部品の現地調達率向上といった取り組みを強化している。自動車業界は、中国など新興国メーカーを含めた世界的な低価格競争が始まりつつある。今後も海外生産の重要性が増すのは確実で、地道な生産体制の改善が勝負を左右しそうだ。(小雲規生)

 日本自動車工業会によると、18年の日本メーカーによる海外生産台数は前年比3・5%増の約1097万台と、この7年間で2倍近くに増えた。一方の国内生産は約1148万台で、総生産台数に占める海外生産の比率は48・9%となった。

 19年はトヨタ自動車が1月にタイ、5月に中国の天津で新工場を稼働。年末にはロシアのサンクトペテルブルク工場も稼働する予定だ。また、燃費の良い小型車の販売好調を受け、各社は既存工場での増産も視野に入れており、国内外比率の逆転が目前に迫っている。

 こうしたなかで各社は、全世界に広がる工場を効率的に運営する、仕組み作りの強化を急ぎ始めた。

中略
引用再開

 自動車の海外生産は1980年代の貿易摩擦を契機に拡大が始まり、各社は「需要がある地域で生産する」をモットーに掲げてきた。最近は自動車の低価格化競争が動き出すなか、海外の安価な労働力を活用する意味でも海外生産の重要性は増している。

 生産現場の従業員が地道に問題点の改善を重ね、高品質の製品を低コストで作り上げる生産手法は日本人のお家芸とされてきたものの、海外生産比率の高まりとともに、海外工場の実力は確実に高まっていくことになる。

最終更新:6月12日8時0分
以上

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