ずいぶん暑くなってきた。京都の暑さはひとしおだ。今年も暑さに苦しめられそうだ。と思っていたら、ニューヨークやヨーロッパの都市で気温が40℃近くまで上がる熱波に襲われているという。世界的な傾向のようで、やはり気象がおかしくなっている。毎年のように、今年の気候は変だと言ってきた。変な気候が毎年続くようになっただけでなく、そのおかしさが毎年増幅していくような気がする。気候が大きく変わり始めたのだろう。その理由はよく分からないが、やはり人間の所業が原因であることは間違いない。
地球温暖化による危機が迫っているというIPCCの報告を作る上で、不正なデータの歪曲使用があったと一部の人たちから問題にされている。たしかにそう言う面もあったのかもしれないし、CO2の排出だけが問題なのではないだろう。でも、しかし、だからといって、CO2の濃度がどんどん高くなっている現実をそのままにして置いて良いはずはない。CO2の濃度上昇がどのように地球の環境に影響するかは、まだ人類が経験したことのないことなのだから、科学といえども予測に万能な訳はない。科学は科学に論争はまかせておいて、政策としてCO2を減らすような努力をしていかねば、ひょっとしたら人類が(その一部かもしれないが)滅亡することもあり得るのである。環境問題で大事なのは予防原則。予測が不確かな場合は、最悪のシナリオを想定して対策を講じるというのが、予防原則だ。
でも、しかし、今の政府がやっているのは、本当に必要で効果的な対策なのであろうか。エコ商品と称して、ハイブリッド車を売り込み、大型で薄型のテレビを買わせるのは、本当にCO2の排出抑制になるのだろうか。これはどうみてもCO2排出を増やすことにしかなっていない。今の車とテレビをもっと大事にいつまでも使う方が絶対にCO2を減らすことになるはずだ。それなのに政府は一生懸命エコポイントや還元金などを出して、商品を買わせようとしている。結局、これは環境税さえにも反対を続ける企業側とその意向で動く経済産業省の景気浮揚策でしかない。実際にCO2は減ってはいない。こんな詐欺同然のやり方に、民衆は簡単にだまされるのだなあ。
しかも、CO2削減に原子力発電が有効だからといって、民主党政府は原発建設に拍車をかけ、さらに外国にまで原発を売り込みに総理大臣が率先して行っている。原発建設はけっしてCO2の削減にならないし、温暖化防止にも役に立たない。原発は作り出した核熱エネルギーのわずか30%程度しか電気に変えられず、残りの70%は廃熱として海に捨てられる。海水は温められて、温暖化を進める。本来、温暖化が起こったら気温が上昇し、それから海水温が上昇するのが当たり前の順序なのだが、日本の周辺の海水は気温の上昇以上に上がっている。気温はそれでも上がったり下がったりの変動が大きくて、本当に気温が上昇しているかどうかは、専門家でも論争が続いているのだが、海水温の上昇はもはや誰の目にも明らかだ。それが原発の温排水の影響でないとどうして言えるだろうか。
最近、IPCCのスキャンダルなどから、温暖化はウソだというキャンペーンが騒がしくなっている。養老孟司などの有名人までがそれに同調している。さらにサンケイ系の週刊誌など右系からも、そういう動きがある。環境税や企業圧迫の政策をとらせないという経済界の意向を踏んだ動きなのだろうが、CO2の濃度が確実に高まっているのは事実である。これは誰も反対できない。それが温暖化につながるかどうかが議論されているはずなのに、温暖化はウソだという人たちはいつの間にかCO2の上昇もウソだと取られるような言い方で言いつのっている。CO2の濃度を下げなければならないことは自明の理だが、味噌もくそもいっしょに批判してしまっているのは、一体何のためなのだろうか。
エコポイントやハイブリッド車や原発がCO2の削減につながらないことははっきり言っておかねばならないが、それでも鳩山さんが言った2020年までに25%のCO2を減らさなければいけないことは明らかなのだ。それにはどうすればいいかを議論すべきで、温暖化はウソだと言うだけでは、結局のところ2020年までに人間は異常気象現象による災害で、多くの人が犠牲になるだろう。それは明日の私かも、あなたかもしれないのだ。
地球温暖化による危機が迫っているというIPCCの報告を作る上で、不正なデータの歪曲使用があったと一部の人たちから問題にされている。たしかにそう言う面もあったのかもしれないし、CO2の排出だけが問題なのではないだろう。でも、しかし、だからといって、CO2の濃度がどんどん高くなっている現実をそのままにして置いて良いはずはない。CO2の濃度上昇がどのように地球の環境に影響するかは、まだ人類が経験したことのないことなのだから、科学といえども予測に万能な訳はない。科学は科学に論争はまかせておいて、政策としてCO2を減らすような努力をしていかねば、ひょっとしたら人類が(その一部かもしれないが)滅亡することもあり得るのである。環境問題で大事なのは予防原則。予測が不確かな場合は、最悪のシナリオを想定して対策を講じるというのが、予防原則だ。
でも、しかし、今の政府がやっているのは、本当に必要で効果的な対策なのであろうか。エコ商品と称して、ハイブリッド車を売り込み、大型で薄型のテレビを買わせるのは、本当にCO2の排出抑制になるのだろうか。これはどうみてもCO2排出を増やすことにしかなっていない。今の車とテレビをもっと大事にいつまでも使う方が絶対にCO2を減らすことになるはずだ。それなのに政府は一生懸命エコポイントや還元金などを出して、商品を買わせようとしている。結局、これは環境税さえにも反対を続ける企業側とその意向で動く経済産業省の景気浮揚策でしかない。実際にCO2は減ってはいない。こんな詐欺同然のやり方に、民衆は簡単にだまされるのだなあ。
しかも、CO2削減に原子力発電が有効だからといって、民主党政府は原発建設に拍車をかけ、さらに外国にまで原発を売り込みに総理大臣が率先して行っている。原発建設はけっしてCO2の削減にならないし、温暖化防止にも役に立たない。原発は作り出した核熱エネルギーのわずか30%程度しか電気に変えられず、残りの70%は廃熱として海に捨てられる。海水は温められて、温暖化を進める。本来、温暖化が起こったら気温が上昇し、それから海水温が上昇するのが当たり前の順序なのだが、日本の周辺の海水は気温の上昇以上に上がっている。気温はそれでも上がったり下がったりの変動が大きくて、本当に気温が上昇しているかどうかは、専門家でも論争が続いているのだが、海水温の上昇はもはや誰の目にも明らかだ。それが原発の温排水の影響でないとどうして言えるだろうか。
最近、IPCCのスキャンダルなどから、温暖化はウソだというキャンペーンが騒がしくなっている。養老孟司などの有名人までがそれに同調している。さらにサンケイ系の週刊誌など右系からも、そういう動きがある。環境税や企業圧迫の政策をとらせないという経済界の意向を踏んだ動きなのだろうが、CO2の濃度が確実に高まっているのは事実である。これは誰も反対できない。それが温暖化につながるかどうかが議論されているはずなのに、温暖化はウソだという人たちはいつの間にかCO2の上昇もウソだと取られるような言い方で言いつのっている。CO2の濃度を下げなければならないことは自明の理だが、味噌もくそもいっしょに批判してしまっているのは、一体何のためなのだろうか。
エコポイントやハイブリッド車や原発がCO2の削減につながらないことははっきり言っておかねばならないが、それでも鳩山さんが言った2020年までに25%のCO2を減らさなければいけないことは明らかなのだ。それにはどうすればいいかを議論すべきで、温暖化はウソだと言うだけでは、結局のところ2020年までに人間は異常気象現象による災害で、多くの人が犠牲になるだろう。それは明日の私かも、あなたかもしれないのだ。
こちらに来て、湿度は高いのですが海風が涼しいのでまだエアコンは使用していません。
埼玉の時に夜9時過ぎても回りの家庭もエアコンを使用しているので室外機から熱風が吹いていて消せなかった事もありますが、ここはその点は大丈夫かなぁ~って思っています。
早寝早起きすれば、電気消費量は減りますよね! あとは歩ける場所は歩けばいいんですけど、ついつい^^;。
北海道にも逃げていこうと考えていますが。
mmadokaさんの新しいおうちは、その点、すばらしい環境ですね。うらやましい。