ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

早すぎる蝋梅に狼狽

2009-01-05 | 花と自然
京都は寒いと肌で感じるが、どうやら温暖化も進行しているらしい。年末から気になっていたのだが、近くの庭の木に黄色い花が咲き始めた。どうみても蝋梅のようだ。



私の知っている蝋梅は、2月頃のもっとも寒い頃に、梅に先駆けて裸の枝に香りの高い輝くような黄色の花を咲かせる。厳しい寒さの中でも春の訪れを感じさせる花なのだ。

ところが、今咲いている蝋梅は、まだ去年の夏の葉が散り残っている枝で黄色い花を咲かせている。まるで蝋梅の風情がない。だいたい12月に咲くなんて早すぎるのじゃないか。もっとも関西では昔から正月頃には咲いていたのだろうか?それとも最近の温暖化が蝋梅をこんなに早く咲かせるようにしてしまったのだろうか。そういえば、桜の花もあちこちで咲いているのを見る。いろんなものが狂い始めているのだろうか。政治家ばかりではなく、花までも。そうだとすると、恐ろしい。