ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

日本はどうなの?

2006-04-27 | 政治
フランスでは、100万人のデモが首相の進めた雇用法案を葬った。
タイでは、国民のデモによって、タクシン首相が辞任を余儀なくされた。
ネパールでは、連日のデモで内閣が総辞職し、民主化や王制の廃止そのものがこれからの課題になってきた。
フィリピン、インドネシアなど、国民のデモによって政治が動いている。国民が自分たちの意志を直接示し始め、政治がそれを無視できなくなってきている。

 日本はどうなのか?次々と戦争法制が成立し、国民総背番号制が始まり、警察による監視社会化がすすみ、ついに話をしただけで逮捕されるという「共謀罪」の成立が日程にあがってきているというのに、国民の広範な抗議行動がほとんどみられない。国民は、政府に完全になめられているようだ。

 若者は金儲けと遊びにしか興味を示さない。自分たちの未来が今の政府の政策によって決められているというのに。学生は政治に関心を持たない。自信も持っていない。無気力な日本。

 私は、この原因は、テレビを中心とするマスメディアのあり方にあると考える。テレビは害毒でしかない。テレビを見ないこと。それが日本を救うだろう。