ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

もっと暗闇を

2005-10-08 | 環境
石油の高騰が続いている。イラク戦争がその大きい原因の一つであることは間違いない。ということは、ブッシュ一族はきっと大もうけをしているのだろう。しかし、もう一つの要因は、やはり原油の生産が徐々に頭打ちになりつつあるのではないか。石油消費量はアメリカなどの大消費国の消費が減っていないことに加えて、中国などの後発国の消費量が非常に増えていることで、世界の消費量が増えている。これはつまりCO2の増加が止まらないことを意味し、温暖化の危険性はもう焦眉の問題になっている。アメリカ大陸のハリケーンや東アジアの台風の大型化もその一つの結論だろう。

 日本は省エネ先進国であるらしい。アメリカではあんなにCO2を排出していながら、アメリカ国民はまったく省エネをしようとしていないらしい。これも政府の態度によるのだろう。

 我が家は、省エネをもっとしたいのだが、もうほとんど省エネする余地がない。電灯は何処の家でも二重に電球がついていて、豆電球を入れると3段階に明るさが調節できるようになっている。我が家ではすべての電球をつけることは絶対無い。普段は、半分のライトしかつけない。最初は少し暗いような気がしたが、数日この明るさで過ごせば、まったく問題ない。明るさも慣れてしまうのだ。だから、たまにすべての電球をつけてしまうと、まぶしくて「光の暴力」のように感じてしまう。コンビニやガソリンスタンドのまぶしい明かりには本当に参ってしまう。あの光は目に痛いのだ。どうしてあんなに明るくしなければならないのか。やめて欲しい。

 もっと目にやさしい照明で心静かに過ごすことを日本人は心がけたほうがいい。そうすれば、この殺伐とした世相がもうすこし住みよいものになるような気がする。わたしは、ときどきその電灯も消して、ランプの明かりで静かに音楽を聴くことにしている。音楽を聴くには、むしろ明かりはない方がいいのだ。あなたも試してみませんか。

議論ができない小泉

2005-10-08 | 政治
今日の国会の委員会質疑を聞いていると、民主党の議員が「郵政民営化はアメリカ資本に貯金・保険を貢ぐことになると言う議論があるが」と聞いたのに対して、小泉首相は「そんなことを言うから民主党は選挙に負けたんだ」と答えた。まったく答えになっていない。国会を軽視するのか、もしくはその通りなので答えられないのか、あいかわらず議論ができない首相だ。おそらくその通りなので、答えられなかったのだろう。選挙に勝てばなんでもいいんだ、というおごりがその言葉に見られる。こんな首相を持った日本国民は不幸だ。