曽遊の地霧ヶ峰に何十年ぶりかで出かけた。八島湿原(写真)の花を見るのが最大の目的だったのだが、花にはまだ早かったようだ。レンゲツツジのつぼみばかりを見てきてしまった。咲いていたのは、ミツバツチグリ、キンポーゲ、タチツボスミレ、シロスミレ、サクラスミレ、ムラサキケマン、アマナなど珍しくもない花ばかり。唯一うれしかったのは薄いピンクの色がついたシロバナエンレイソウ。湿原の遊歩道の近くでひとかたまりだけが見られた。カッコウの鳴き声が高原の空気を伝えてくれた。
しかし、昔霧ヶ峰に登ったときは、たくさんの花と湿原の幽玄な雰囲気、高原のさわやかな冷気に感動したものだった。今回は、感動は薄い。天然記念物として保護されている八島湿原もその植物群落も、道東のサンナシ小屋の周りなら普通に見られる風景や植生である。高原の涼しい風も道東の風に比べれば生暖かい。
霧ヶ峰の本峰である車山には今回は登らなかった。前回登らないまま気になっていた鷲ヶ峰1798mに登ってきた。昔、歌声喫茶で「鷲ヶ峰哀歌」という歌を聴いて一度登ってみたいと思っていた山だった(げっ、年がばればれだ)。何十年ぶりかに思いを遂げたというわけだ。初恋の人に年取ってから会ったように。
4月にパソコンが壊れてしまったので、それまでの登山と温泉の記録がすべてなくなってしまった。たしか登山したのは450山くらいだった。温泉は約380カ所。今回は霧ヶ峰温泉に初めて入ったので、とりあえず今回の記録は
#501 鷲ヶ峰
#401 霧ヶ峰温泉(ヒュッテ霧ヶ峰)
としておこう。埼玉へ引っ越してきて初めての登山と温泉だった。これからどんどん山と温泉に挑戦だ。しかし、下りで足がもつれる。何度も転びそうになった。昔はこんなじゃなかったがなあ、と思いながらの登山だった。こんな歩き方では滑落の危険と隣り合わせだ。急峻な山を歩くには、もう少し歩き慣れなければならないだろう。
しかし、昔霧ヶ峰に登ったときは、たくさんの花と湿原の幽玄な雰囲気、高原のさわやかな冷気に感動したものだった。今回は、感動は薄い。天然記念物として保護されている八島湿原もその植物群落も、道東のサンナシ小屋の周りなら普通に見られる風景や植生である。高原の涼しい風も道東の風に比べれば生暖かい。
霧ヶ峰の本峰である車山には今回は登らなかった。前回登らないまま気になっていた鷲ヶ峰1798mに登ってきた。昔、歌声喫茶で「鷲ヶ峰哀歌」という歌を聴いて一度登ってみたいと思っていた山だった(げっ、年がばればれだ)。何十年ぶりかに思いを遂げたというわけだ。初恋の人に年取ってから会ったように。
4月にパソコンが壊れてしまったので、それまでの登山と温泉の記録がすべてなくなってしまった。たしか登山したのは450山くらいだった。温泉は約380カ所。今回は霧ヶ峰温泉に初めて入ったので、とりあえず今回の記録は
#501 鷲ヶ峰
#401 霧ヶ峰温泉(ヒュッテ霧ヶ峰)
としておこう。埼玉へ引っ越してきて初めての登山と温泉だった。これからどんどん山と温泉に挑戦だ。しかし、下りで足がもつれる。何度も転びそうになった。昔はこんなじゃなかったがなあ、と思いながらの登山だった。こんな歩き方では滑落の危険と隣り合わせだ。急峻な山を歩くには、もう少し歩き慣れなければならないだろう。
