創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

写真 高野山

2014-09-14 10:28:02 | カメラ散歩

カメラ散歩  

南海高野線の橋本から極楽橋まで念願の「天空」に乗って高野山にお詣りしました。シーズンオフのお蔭で天空は貸切状態で車窓からはのんびり外の景色が楽しめました。

       

 

先ずは金剛峰寺にお詣りしました。高野山全体を総括する総本山として立派な建物でした。石庭としては我が国最大の庭で蟠龍庭と言われ、雄雌一対の龍が雲海の中で奥殿を守っているように配置され素晴らしいお庭です。

       

檀上伽藍根本大塔や金堂、御影堂、不動堂、霊宝館と廻りました。三鈷の松のところで三本の松葉はシーズンオフとかで拾うことが出来なかったのがとても残念でした。以前西国33か所詣りツアーでお札を頂きに立ち寄ったときには三鈷の松の下で拾うことができた松葉を大切にしています。

今回の高野山の目的は先祖供養ともう一つの目的がありました。

55年前に宿坊に泊まり、私は仏教の講話を聴きに友人と訪れた時のことです。その時 Kは別の友人とたまたま高野山に同道してお詣りに来ていたのです。この時友人同士が知り合いで紹介され交際が始まり、52年人生を共に歩みました。その感謝の気持からこのたび高野山に参詣したのです。

私たちは弘法大師に導かれたような人生です。はじめて出会ったときの写真スポットを探訪しました。55年という長い歳月の経過のなか、高野山は世界遺産に登録され、また来年は空海による開創1200年ということで地道は綺麗に舗装されたバス道に変化しており店舗も増えて街並みもすっかり変わっていて写真のスポットはなかなか見つからなかったのでした、、、、、、。

ところが、偶然お会いしたお坊さんに写真を見せたところココに間違いないとご親切に写真のスポットに案内してくださいました。そこは某宿坊の外壁の角で当時の地道は石畳になっていましたが宿坊の建物の白壁の模様は写真のものと全く同じでした。当時の懐かしい光景が想いだされて感激の瞬間でした。

         

御廟橋のたもとの水向地蔵に清めの水をかけて奥ノ院へ。

爽やかな秋の風にのって声明の音色が高く低く響いてくるなか御廟にお詣りしました。

秋晴れの好天と温かな人情に恵まれた忘れ難い充実した旅でした。これも弘法大師のお蔭と思います。

 

 



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