創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

川柳作家  やすみ りえ先生

2011-09-23 09:50:36 | Weblog
川柳講座

               
 京都Tホテルで催された やすみ りえ先生の川柳講座に参加する機会に恵まれました。

 川柳は初めてのことで期待と不安でいっぱいでした。
 先生はテレビで拝見したことはありましたが、お目にかかるのは初めてでした。
 とてもチャーミングで知的で素敵な方ででした。

 川柳ってどんなものか分からない受講生に丁寧に教えていただきました。
 先生のお言葉だと十七音に「人間を詠む」ことだそうです。
 社会風刺や諧謔精神だけのものでなく身の回りの出来事や心に湧き出ずる想い、なんでも題材に
 すればいいそうです。

 授業は穴埋めの「かくれんぼ川柳」から始まりました。

 ①□□□になって出て行く雨宿り

 ②お茶がわりなどと嬉しい□が出る
 
 ③抱きしめた□はあなたの温度です

 □に当てはまる文字を入れてください。お分かりになりますか?

 一通り川柳の説明の後、それぞれが川柳一句作ることになりました。
 お題は「笑う」でしたが、さっさとできる人からじっくり考える人とまちまちの中、
 私はなかなか出来ませんでした。出来上がるとそれぞれが短冊に書いて無記名で提出しました。

 思いがけないことが起こりました。 表彰されたのです。

 私の句が一番に読み上げられて先生からお褒めの言葉と 咲いてまた逢いたい人の名を想い
 の先生の句とサイン入りの先生のご本をいただきました。感激!

 

 修復の軸に笑えむ布袋かな

 私としては古い掛軸をきれいに修復したので本紙の布袋さんがにこやかにほほ笑んでいるように見えた印象を
 句にしたのですが、先生は「修復」を人間関係の仲直りにも通じると深読みをしてくださり、思いがけない評価に
 戸惑いながらもとても嬉しかったです。
 初めての一句がこんなことになって、これから川柳にも親しんでみようかなあ~と自問自答した一日でした。

 ☆ かくれんぼの答えは ①本降り、 ②泡、 ③風 です。 なお、③は先生の句です。 


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