カメラ散歩
京都丹後鉄道 「丹後くろまつ号」の旅
以前から一度乗って見たいと思っていた丹後くろまつ号に乗りました。
JR九州の豪華列車「ななつぼし」のデザイナーによるシックな車両とクラシックな車内設えで人気がありますが
昨年リニューアルされたそうです。コースは若狭湾に沿って天橋立から西舞鶴までの約2時間半の旅です。
途中、鴎外の山椒大夫の主人公・安寿姫ゆかりの里がある東雲駅で途中下車しましたが土地の産物を買求めた
人もありました。のどかな田園地帯が広がっていました。
天橋立 智恩寺 珍しい扇子のおみくじ
天橋立駅の近くの智恩寺の境内には小さい扇子のおみくじが松に沢山吊るしてありました。
大吉、中吉、末吉さまざまですが大吉よりは末吉の方が先にたのしみがあるので縁起がいいとのことでした。
智恵の輪 特別名勝・天橋立 標識
智恩寺から橋を渡ったところに有名な「智恵の輪」がありました。
石畳を歩いて智恵の輪を時計回りに回ると賢くなるそうでわれもわれもと行列ができました。
宮津の鮮魚盛り付け 焼き鯖すし
くろまつ号の車内では宮津の料亭ふみやの会席料理が次々と指定席に運び込まれてきて堪能しました。
丹後名物 の焼き鯖すしはボリュームたっぷりでとても美味しくいただきました。
列車の旅は窓外の景色を楽しみながら時間はゆっくりと流れ非日常的で優雅なひとときでした。
終着駅の西舞鶴ではとれとれ市場が鮮魚などで賑わっていました。
ここ舞鶴は浪曲調の歌「岸壁の母」でお馴染みの引き揚げ桟橋があったところです。
終戦直後の昭和20年10月から13年間に亘って 旧ソ連や中国から延べ約67万人の引き揚げ者を受け入れた
歴史的土地として忘れられない場所です。舞鶴引揚祈念館収蔵資料の世界記憶遺産登録申請に取り組んでいる
とのことです。帰途道の駅に寄って土地の産物を買い求めて家路につきました。
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