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天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

3月16日: ブラックホールからの反射‎

2021年03月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

活動銀河 NGC 1068 の、2003年のX線(青と緑)と可視光線(赤)イメージのこの合成は、中央の超巨大ブラックホールの付近から高速で吹き出すガスを示している。銀河の内部の渦巻きの腕の激しい星形成領域が、光とX線の放出によって強調されている。ガス雲の引き伸ばされた形は、ブラックホールを取り囲む冷たいガスやダストの、トーラスまたはドーナツ型の雲の漏斗型効果によるものだと考えられている。このトーラスは約500万の太陽質量を有し、三色のX線イメージを伴った細長い白い場所として現れている。電波の観測は、このトーラスが、数光年のブラックホールの内部から、約300光年外へ広がっていることを示している。トーラスから観測されたX線は、ブラックホールの非常に近くに物質が渦巻くように形成された、熱いガスの、隠された円盤から来ているかもしれない、散乱しまた反射されたX線である。このトーラスは高速の風のガスの一つの供給源であるが、隠されたディスクも関与している可能性がある。銀河のさらに外のガスのX線の加熱作用は、風の外の部分の遅さに貢献している。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの 特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月15日: ‎赤外線による鷲星雲の柱‎

2021年03月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この鷲星雲(Eagle Nebula)には新生の星が形成されている。密度の濃いガスとダストの柱の中で重力で圧縮されているこれらの新しく形成された明るい星達の激しい放射が、周囲の素材が沸騰しつづける原因になっている。ハッブル宇宙望遠鏡によって近赤外線でとられたこのイメージは、観察者達に、可視光線では柱を不透明にする厚いダストの多くを通して見る場を提供している。この巨大な構造は長さで数光年であり、非公式に創造の柱(Pillars of Creation)と呼ばれている。散開星団 M16 と関連するこの鷲星雲は約 6,500 光年に横たわっている。この鷲星雲は、裂けた星座へびの尾の方向の、星雲の豊かな空の領域の、小さな望遠鏡にとっても容易な目標である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。縦長のイメージです。 


<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月14日: 韓国と日本の明るい光

2021年03月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

明るい韓国と日本とともに、東シナ海の漁船の灯が、416キロメートル上空を周回する国際ステーションから描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

 

 

 

<パーサビアランス特集>:マーズ2020ローバー、パーサビアランスは、2011年3月9日、火星到着後16日目(sol 16)までのイメージを発表しました。ホームページの、特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月13日: ‎JAXA の宇宙飛行士野口総一‎

2021年03月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士野口聡一が、来るべきスペースXドラゴン貨物ミッションで国際宇宙ステーションに届けられる、新しい強力なソーラーアレイの準備のための、ソーラーアレイ改良キットをインストールする船外活動の間に描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

 

 <パーサビアランス特集>:マーズ2020ローバー、パーサビアランスは、2011年3月10日、火星到着後17日目(sol 17)までのイメージを発表しました。ホームページの、特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月12日: ‎ハッブルからの渦巻銀河 M66‎

2021年03月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

古い友人の新しい視界を得ることは良いものである。この近くの渦巻銀河 M66 の驚くようなハッブル宇宙望遠鏡イメージが将にそれである。小さな中央のバーを持つ渦巻銀河 M66 は、約 3,000 万光年にある三つの銀河達のグループ、しし座三つ子銀河(Leo Galaxy Triplet)のメンバーである。このしし座の三つ子は、比較的小さな望遠鏡にも人気がある目標である。 M66 とその銀河のコンパニオン M65 と NGC 3628 は、満月の角度の幅で分かれて現れる。この示された M66 のイメージは、星の構成と分子のガス雲の関係を調査するのに役立てるために、ハッブルによってとられた。鮮明に見えるのは、外側の渦巻の腕と、更に多くの星の構成が隠されているかもしれない暗いダストレーンに沿ってすべて撒かれた、明るい青い星達、ピンクのイオン化された水素の雲である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<パーサビアランス特集>:マーズ2020ローバー、パーサビアランスは、2011年3月10日、火星到着後17日目(sol 17)までのイメージを発表しました。ホームページの、特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月11日: 宇宙ステーションで結晶の成長を観測/特集マーズローバー

2021年03月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

人体には 100,000 以上のタンパク質がある。全ての構造は異なっており、それぞれが我々の健康に関連する重要な情報を持っている。それぞれのタンパク質は独特であり、その機能に綿密に関連する複雑な構造を持っている。したがって、タンパク質の構造を明らかにすることは、その機能の理解に結びつく。しかしながら、地球上では重力が最適な成長に干渉するので、タンパク質の構造を分析することは難しい。以前の調査では、微重力状態が、病気を治療する薬の目標を確認するために分析することができる、高品質のタンパク質の結晶をつくり出すことを示した。このリアルタイム・タンパク質結晶成長2調査では、地球に詳細分析を持帰るだろう八つまでの高品質なタンパク質の結晶をつくり出すだろう。宇宙飛行士達は、これらの結晶を観測し、成長を記録し、その後最初の観測をベースにして変化させるだろう。このイメージでは、あるタンパク質の結晶が、地球の重力条件の下で育っているのが示されている。このたんぱく質は、この調査のための実験たんぱく質として使われるだろう。

<出典>: 「宇宙における人間(Humans in Space)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<パーサビアランス特集>:マーズ2020ローバー、パーサビアランスは、2011年3月9日、火星到着後18日目(sol 18)までのイメージを発表しました。ホームページの、特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。なお、まだ機能確認段階にあり、公式な活動には至っていません。

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3月10日: テラ・サバエアとアラビアテラのマーズエクスプレスの視界/お知らせ

2021年03月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスからこのイメージは、赤い惑星の、北の極冠からの美しいスライス、テラ・サバエアとアラビアテラ領域のクレータされた凸凹の帯に焦点を当てている。これは、2019年6月17日の軌道 19550 の間に収集されたデータから成っている。イメージの中心の解像度は約1キロメートル/ピクセル、東経約44度、北緯26度に中心がある。このイメージは、高解像度ステレオカメラの、直下とカラーチャンネルからのデータを使ってつくられた。

<出典>: 「マーズエクスプレス(Mars Express)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<お知らせ>:  国際宇宙ステーションでは、前回終了できなかった作業を行うために、3月13日に、追加の船外活動を行うことになりました。詳細は、「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今(3月10日)」、中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<火星探査ローバー、パーサビアランス特集>:マーズ2020ローバー、パーサビアランスは、火星到着後17日目(sol 17)のイメージを発表しました。ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月9日: ステレオのエロス‎

2021年03月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

赤/青の立体眼鏡を取り出して小惑星 433 Eros の隣に浮こう。太陽を 1.8 年で周るこの地球近傍小惑星は、ギリシアの愛の神にちなんで名付けられた。しかし、その形は、ハートよりも、こぶだらけのジャガイモに似ている。エロスは、波打つ地平線、クレータ、巨礫、谷の、小さな 40×14×14 キロメートルの世界である。その動揺させるスケールとロマンチックさに欠ける形がステレオの視界を与えるために処理され、ニア・シューメーカー宇宙船からのこのイメージの合成で強調されている。ニア・シューメーカーの3Dイメージは、劇的な明暗とともに、この小惑星の地形と構造の重要な測定と、太陽系におけるこの都市サイズの塊の起源の手掛かりを提供している。ここに見える最も小さな形は径約30メートルである。2000年2月14日に始まった小惑星を周った最初の宇宙船、歴史的なニア・シューメーカーは、エロスを周る軌道で1年を過ごした。20年前の2001年2月12日に、この宇宙船は、小惑星の表面に初めて着陸した。エロスの表面からのニア・シューメーカーの最後の通信は、2001年2月28日であった。 ‎

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<パーサビアランス特集>:マーズ2020ローバー、パーサビアランスは、2011年3月9日、火星到着後16日目(sol 16)までのイメージを発表しました。ホームページの、特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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3月8日: 火星の峡谷の中/お知らせ

2021年03月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズガス追跡軌道船ミッションに搭載されたカラー・ステレオ画像システムは、火星の広大なマリネリス峡谷システムの一部、メラス・カズマのこのイメージを送り返した。マリネリス峡谷は、火星の地表の 4,000 キロメートル超に伸び、場所によっては7キロメートルを超える深さである。ここに見られる部分は約5×6キロメートルである。これは赤外線カラーイメージであり、地表の地形と堆積物のスペクトルの多様性を強調し、浸食され露出したメラス・カズマのフロアのブロック状の堆積の詳細を示している。ブロックの間には風による波紋が多く見える。NASAの火星偵察軌道船の分光計は、ジャロサイト、アルミニウムを含む粘土など、明るいトーンのブロックと関連する様々な鉱物を明らかにした。黄褐色の波は、恐らく、この特徴的な色を引き出す酸化鉄を含んでいる。また、この領域には水の過去の存在を示す証拠がある。明るく白い層の素材は、水和硫酸カルシウム(恐らく石膏)の存在を意味している。このイメージは2020年10月19日に撮られた。エクソマーズは、ヨーロッパ宇宙機関とロシアのロスコスモスとの共同の計画である。

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week:ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<お知らせ>: パーサビアランスローバーは、‎2021年3月6日火星日15日目(sol 15)までに 7,865 のイメージを撮りました。今回発表されたのは“未処理のイメージ”のみです。最新のイメージは「ホームページ」の 特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。

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3月7日: 野口飛行士達、船外活動を終える/お知らせ

2021年03月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのケイト・ルビンス(左)と日本の野口聡一は、6時間56分後の、日本時間土曜日午前3時33分に、ソーラーアレイ更新のために必要な修正キットの設置するための船外活動を終えた。2月28日の船外活動で始まったこの作業は一応の完了を見た。NASAは、「スペースX」の22回目の補給サービスで届けられる予定の新しいソーラーアレイによって、宇宙ステーションの八つの既存のパワーチャンネルの六つを増大させる。新しい技術のソーラーアレイは、現在の配置の六つの前に置かれ、最終的にステーションのパワーを160キロワットから最高215キロワットに増やす。 現在のソーラーアレイはよく機能しているが、耐用年数15年で設計されており、予期の通り劣化のサインを示し始めている。

<出典>: 「宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<大判>: イメージをクリック。 

<ひとこと>: 記事は要約しています。イメージは録画のため小サイズです。


<お知らせ>: 火星探査ローバー、パーサービアランスの最新のイメージは「ホームページ」の 特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。
なお、ローバーは、3月4日に、 6.5 メートルの、初めてのドライブを行ないました。今日の記事は、未処理でなく、簡単な解説付きの「処理を加えたイメージ」が掲載されています。掲載方法も次第に確定しつつあるようです。

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3月6日: 日本の都市の灯/お知らせ

2021年03月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地球の地平線上の大気の輝きによって覆われた、日本の都市の光が、国際宇宙ステーションから描かれる。その時、フィリピン海の南260マイル(416キロメートル)を周っていた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判(5568x3712)はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 右の東京の灯から、左の四国まで見えています。このイメージは粒子が粗いようです。フィリピン海の南高度416キロメートルというのはかなり遠くからとられているので、その所為かもしれません。

<お知らせ>: パーサビアランスローバーは、‎2021年3月4日火星日13日目(sol 13)までに 7,259 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。最新のイメージは「ホームページ」の特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」からご覧ください。

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3月5日: 最も古い既知の地球の岩の候補、月で発見される/お知らせ

2021年03月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この物語はアポロ14号月ミッションで始まる。地球に持ち帰られ分析された、宇宙飛行士アランシェパードによってコーン・クレータで発見された大きな岩、月サンプル 14321 は、他の月の岩より非常に良く地球の岩に一致した破片を持つことが発見された。更に驚くべきことに、その岩の一部分は、最近、不確実性をも伴って、地球上に発見された全ての岩より古い、40億年遡る日付が設定された。主導的な仮説は、古代の彗星または小惑星のインパクトが地球から太陽系に岩を打上げ、そのあるものが月に戻って落ち月の土や他の岩を熱して混合し、冷えて再び破片になったというものである。このビデオは、著しく異なる化学作用で複数の部分を示す 14321 内部のX線スキャンを示している。月の岩は、月、地球、初期の太陽系のより完全な歴史を学ぶために調査され続けるだろう。2021年2月5日金曜日は、アポロ14号の月着陸の50回目の記念日であった。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: イメージをクリックして Youtube から。 


<お知らせ>: 火星探査マーズパーサビアランスチームは、初めての360度高精細イメージと共に、火星到着後12日目(sol 12)までのイメージを発表しました。「ホームページ」の特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。

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3月4日:‎球状星団 M53 の青いはぐれものの星達/お知らせ

2021年03月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

もし我々の太陽がこの星の集団の一部であったなら、夜空は明るい星達の宝石箱のように輝くだろう。 M53 として知られ NGC 5024 としてカタログ化されているこの集団は、我々の銀河に生き残っている約250の球状星団の一つである。 M53 のこれらの星達の大部分は我々の太陽より古く赤いが、いくつかの謎の星達は青くまた若く見える。これらの若い星達は、 M53 の星達の全てがほぼ同じ時期に形成されたという仮説を否定するかもしれない。これらの変わった星達は青色の巨星群として知られ、 M53 では異常であり一般的である。多くの議論の後、青色の巨星は、今、バイナリの星のコンパニオンから落ちる新しい物質によって若返っている星達であると考えられている。ハッブル宇宙望遠鏡によるイメージなどの球状星団の分析によって、天文学者達は、球状星団の年齢と、それゆえに宇宙の年齢に関する限界の判定に役立てるために、青色巨星達のような豊富な星達を使っている。かみのけ座に方向に双眼鏡でも見える M53 は、 250,000 以上の星達を含む、我々の銀河の中央から最も遠い球状星団達の一つである。 

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 
➀ 国際宇宙ステーションでは、明日3月4日午後9時ごろから、野口飛行士ほか1名の船外活動が予定されています。詳細は 「国際宇宙ステーションは今(3月4日)」 、中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、作業の詳細などは JAXA の発表 をご覧ください。
➁ マーズパーサビアランスローバーは、火星到着後11日目(sol 11)のイメージを発表しました。この日はロボットの先端のカメラをテストしていますが、イメージ自体に重要性はないので詳細は省略しています。なお、パーサービアランスローバーの最新のイメージは「ホームページ」の 特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。

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3月3日: コールサック(石炭袋)星雲/お知らせ

2021年03月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この驚くようなイメージは、真っ黒なコールサック(Coalsack:石炭の袋)星雲またはコールドウェル99(Caldwell 99)の端の小さな領域を捕えている。コールドウェル99は、背後のオブジェクトからの可視光線波長を完全に遮る、星間のダストの密度の濃い雲、暗黒星雲である。イメージの中心のオブジェクトは、非常に小さな原始惑星状星雲である。この原始惑星状星雲のフェーズは星の生涯の遅い段階にあり、そこでは水素ガスの殻が壊され、急速に熱している。この段階は、この原始惑星状星雲の中央の星が絶対温度約 30,000 度に届く前に、僅か数千年で終わる。この時点で、その中央の星は、惑星状星雲として知られることになる周囲のガスのシェルを輝かせる。

<出典>: 「星雲(Nebrae)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 
➀ マーズ2020‎パーサービアランスの記事が続いていますので、混同を避けるため他の火星に関連する記事は控えてきました。しかし多数の記事が残っていますので、折に触れて取り上げて行きます。
➁ 火星探査ローバーパーサビアランスは、‎地球歴2021年3月1日、火星日10日目(sol 10)までに 6,339 のイメージを撮りました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。この日は主としてローバーの車体を中心に、上部マストのナビゲーションカメラから撮られています(右図)。いくつかの例は「ホームページ」の 特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。

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3月2日: インサイト、火星の冬のダストに挑戦/お知らせ

2021年03月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

イリジアム・プラニシア(注:北緯3度の赤道付近の平原)に冬が来て、インサイト(InSight)チームは、太陽電池パネルに積もったダストのために、着陸船を安全に保ち科学活動を減らす作業を始めた。チームは2022年までデータを収集し続ける予定であるが、宇宙船のソーラーパネルのダスト(土埃)の堆積と火星の冬の太陽光の減少は、電力を節約し、機器の操作の一時的な制限を求めた。インサイトは長命に設計され、ソーラーパネルは各2メートルにも及び、‎多くの日光を受ける赤道の、かつ風が吹くイリジアムプラニティアに着陸地点を選んだ。太陽電池は、今、僅か27%のみを生産しているが、科学機器、ロボットアーム、通信、氷点下でも全てを動作状態に保つ様々なヒーターを必要とする。‎火星は、今、太陽からの遠日点に向かい、太陽光の減少は更に進んでいる。火星は2021年7月に再び太陽に近づき始め、その後、チームはフルの科学活動を再開するだろう。

<出典>: 「火星探査着陸船インサイト(Insight)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: インサイトは、主として、地震の揺れなどを通して、火星の内部構造を調査するために打上げられた、固定型の着陸船です。火星の地表には常に「そよ風」ほどの風が吹いている。それらの風は細かな土埃を巻き上げ、太陽電池パネルに堆積させ電力の発生を妨げる。以前のローバー、スピリッツとオポチュニティはこれに再三悩まされた。現在活動中のキュリオシティローバーは自律発電機能を備えている。なお、火星に吹く嵐ダストデビル(昨日の記事)が、偶然の通過によって、堆積したダストを吹き払うことがあり、オポチュニティは何度かその危機を救われた。

<お知らせ>: 
➀ 今夜日本時間3月3日早朝午前4時、星出彰彦飛行士を含む「スペースX」クルー2のクルーインタビューが予定されています。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
➁ マーズパーサビアランスローバーは、火星到着後9日目(sol9)までに 6,024 のイメージを撮りました。ホームページの特集 「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。

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