<お知らせ>: 5月30日~31日の更新は休みます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
スカンジナビア半島
コペルニクス・センチネル3号ミッションは、2022年3月20日にほぼ雲のないスカンジナビア半島のこの印象的なショットを撮った。スウェーデンとノルウェーからなるスカンジナビア半島の長さは約 1,850 km である。北はバレンツ海、西はノルウェー海、東はボスニア湾とバルト海から南に延びている。デンマーク、フィンランド、ラトビア、リトアニアもイメージに写っている。半島の左側に沿って、ノルウェーの海岸に並ぶギザギザのフィヨルドを見ることができる。これらのフィヨルドの多くは、最後の氷河期に形成された厚い氷河によって切り取られた。ノルウェー海岸のソグネフィヨルドと呼ばれる最大かつ最も深いフィヨルドがノルウェー南西部にあり、深さ 1,308 m もある。スウェーデンの地形は主に湖が点在する平坦で起伏のある低地で構成されている。スウェーデン最大の湖であるヴェーネルン湖とヴェッテルン湖が半島の下部に見える。これらの湖は冬の間完全に凍ることはない。半島の北東にはフィンランドがあり、 55,000 以上の湖のほとんどが氷河の堆積物によってつくられた。北ヨーロッパとスカンジナビアの大部分は、3月中、強い高気圧の気象システムの影響を受け、このほぼ雲のない撮影が可能になった。
<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」: リンク先の複数の記事から検索。
<ひとこと>: 今話題の地。白色は雲ではなく雪。右上のイメージは一部です。最高解像度の全体イメージ(19.65 mb)はイメージをクリック。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<火星探査>
今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。
これまでに掲載した記事を見るには、ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。