ヨーロッパ宇宙機関/NASAの太陽軌道(Solar Orbiter)宇宙船に搭載された極紫外線画像装置(EUI)とX線分光器/望遠鏡(STIX)は、2022年3月2日に、太陽表面の活動領域から噴出する太陽フレアを捉えた。この EUI のイメージは、波長17ナノメートル(174オングストローム)の極紫外光が、摂氏約100万度の太陽の大気のガスから放出されていることを示している。これらの STIX の検出が、ズームイン EUI HRIEUV イメージの上に重ねられた。 STIX は二つの異なるエネルギーバンドでのX線を記録している。低エネルギーX線は赤、高エネルギーX線は青で示されている。フレアは主に極紫外線光と低エネルギーX線を放出するが、それはまた、発達するにつれて、ある高エネルギーX線も発生させている。
<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」 --- リンク先の複数のイメージから検索
<動画>: 右上図のリンク先は動画です。
<ひとこと>: しばらくヨーロッパ宇宙機関の太陽に関する記事を連載します。
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<火星探査>
今日のテーマ: HiRISE 、火星で斜面の筋を見る (リコネッサンス)
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