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5月16日(月): ソーラーサイクル25初めての太陽震/火星探査/お知らせ

2022年05月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

26年前、研究者達は、太陽の震動活動を発見した。Alexander Kosovichev 博士らのチームは、ある太陽面爆発のコアからの円形の波を発見した。彼らはこの震動を「太陽震(sunquakes)」と名付けた。典型的な太陽震は1906年のサンフランシスコ大地震のエネルギーの4万倍もある。これらの太陽の震動の波は、地震によって発生する「P」波のような圧縮波のように見える。それらは、恐らく、太陽の内部を通して反対側で、微かな複製をつくり再結合する。彼は、その後何百もの太陽震を観測した。それらの全てがフレアを生み出すでもなく、これは不思議である。更に波紋は不思議な振舞いをする。典型的な波は初速 32,000 km 以下、消える前には最高 400,000 km まで速まる。「我々は今、5月10日の X1.5 クラスの太陽面爆発から、太陽周期25の初めての太陽震を検出した」と Kosovichev は発表した。右は、1996年の爆発サイトに中心を置く、太陽の乱れた表面からの同心のリング。太陽周期25は急速に強まっており、更に多くの太陽震が近い将来にある。 

<出典>: 「スペースウェザーニュース(Space Weather News)」

<ムービー>: 右上の図のリンク先は、2022年5月10日の太陽震のドップラーグラムムービー(SDO/NASA)です。

<ひとこと>: 太陽震(sunquakes)の訳は一般的ではありません。地球の地震に対応させて訳してみました。

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<火星探査>

今日のテーマ: 赤道のマリネリス峡谷の最近の溝 (リコネッサンス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 日本時間今日、16日正午から、南北アメリカを中心とした皆既月食の中継放送があります。ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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