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3月20日: LROからの回転する月/お知らせ

2018年03月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

現在、誰も、このように回転する月を見ることはない。それは、月が地球の潮力でロックされ、我々に一方の面のみを見せているからである。しかしながら、最新のデジタル技術が、月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)によって送られた多くの詳細なイメージを結合した、高解像度仮想月回転ムービーをつくり上げた。このコマ落しのビデオは月の標準的な地球の視界から始まっている。しかし、直ぐに、地球からは見るのが難しい暗い中央の大きなクレータ、メア・オリエンターレ(Mare Orientale)が赤道の下の視界に回転してくる。このビデオでは、月の地球の側が豊かな暗い月の海を含み、月の遠い側が明るい月の高地によって支配されていることを24秒に凝縮して明瞭に示している。
現在、四つの異なる国から、月への20以上の新しいミッションが開発中であり、そのほとんどは今年または来年の打上が予定されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: イメージをクリックして Youtube から。

<ひとこと>: 来月、インドからの、チャンドラヤーン2号(月-軌道、着陸、探査車)の打上げがあるかも知れません(時期不詳)。「ホームページ」の「今後数カ月間に予想される出来事」参照。

<お知らせ>: 日本時間明日3月21日深夜(22日早朝)、金井飛行士達と合流する国際宇宙ステーション補充メンバーの3名が打上げられます。到着は2日後の予定です。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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