天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

3月6日: かつてない広さと解像度のダークマター地図

2018年03月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国立天文台、東京大学などの研究チームは、すばる望遠鏡搭載の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)を用いた大規模探査観測データから、重力レンズ効果の解析に基づく史上最高の広さと解像度を持つダークマターの「地図」を作成しました。この「地図」からダークマターの塊の数を調べたところ、最も単純な加速膨張宇宙モデルでは説明できない可能性があることがわかりました。加速膨張宇宙の謎を解き明かす上で新たな知見をもたらす成果です。

<出典>: 「国立天文台」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: この記事はスバル望遠鏡と国立天文台の両方に記事が掲載されています。ここでは簡明で分かり易い国立天文台の記事を引用していますが、詳しくは 「すばる望遠鏡」 の記事をご覧ください。

コメント