ミルキーウェイ銀河の我々の視点からは NGC 6946 は正面向き(face-on)である。大きな美しいこの渦巻銀河は、手前のダストと星達のベールの向こう、ケフェウス座の高くて遠い 1000 万光年にある。この銀河の色は、コアから外へ、中央の古い星達の黄色い光から、緩やかな破片になった渦巻の腕に沿って、若く青い星の集団と赤い星形成領域に変化している。 NGC 6946 はまた赤外線で明るく、高い星の誕生と死の割合を示すガスとダストに富んでいる。実際に、20世紀前半以来、少なくとも九つの大規模な星達の死の爆発、超新星が NGC 6946 で発見された。差渡し約 40,000 光年、 NGC 6946 は花火銀河としても知られている。この NGC 6946 の注目に値するポートレイトは、マウナケアの 8.2 メートルの「すばる望遠鏡」からの画像データを含む合成写真である。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
<お知らせ>: 国際宇宙ステーションでは、今日午後9時過ぎから、NASAの船外活動が予定されています。船外活動の概要は「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」から、中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。なお、この船外活動は先日到着したばかりのクルー2名によって行われます。