レビ記 12章
その女はなお、血の清めに33日を経なければならない。(12・4)
12章は子を出産した婦人についての規定です。出産直後の7日間、さらにその後に33日間、合計40日間、彼女は汚れるとされています。だから、周囲からは隔離されそっとしておかれることになりました。
「血のきよめ」とは出産に伴う出血のことを意味しているのですが、出産を汚れとする意味は何なのでしょうか。
子が生まれることは祝福です。しかし、ダビデは自分の出生について「見よ、私は不義のなかに生れました。私の母は罪の内に私をみごもりました」(詩51・5)と告白したように、出産はひとりの罪人の誕生でもあります。この幼な子の罪のためにも、やがて神は血を流されるのです。
今は、その子の母親が血を流したわけですが、本物のいけにえの血(イエス・キリストの血)が流されることを思い、自らはしずまる期間が必要であることを意味しているのではないでしょうか。
もちろん、新約の時代の出産は、イエス・キリストの贖いの血が流されましたから、レビ記にある期間を設ける必要はなくなりました。
ただ、レビ記がしめすように、40日間は汚れているとされることによって、安静する期間が設けられたことは、律法がもたらす恵みです。この間、母子共に親しい時間を持ち、産後の肥立ちのための期間となったと思われます。
神の深いご計画と配慮に満ちていることに感謝します。
その女はなお、血の清めに33日を経なければならない。(12・4)
12章は子を出産した婦人についての規定です。出産直後の7日間、さらにその後に33日間、合計40日間、彼女は汚れるとされています。だから、周囲からは隔離されそっとしておかれることになりました。
「血のきよめ」とは出産に伴う出血のことを意味しているのですが、出産を汚れとする意味は何なのでしょうか。
子が生まれることは祝福です。しかし、ダビデは自分の出生について「見よ、私は不義のなかに生れました。私の母は罪の内に私をみごもりました」(詩51・5)と告白したように、出産はひとりの罪人の誕生でもあります。この幼な子の罪のためにも、やがて神は血を流されるのです。
今は、その子の母親が血を流したわけですが、本物のいけにえの血(イエス・キリストの血)が流されることを思い、自らはしずまる期間が必要であることを意味しているのではないでしょうか。
もちろん、新約の時代の出産は、イエス・キリストの贖いの血が流されましたから、レビ記にある期間を設ける必要はなくなりました。
ただ、レビ記がしめすように、40日間は汚れているとされることによって、安静する期間が設けられたことは、律法がもたらす恵みです。この間、母子共に親しい時間を持ち、産後の肥立ちのための期間となったと思われます。
神の深いご計画と配慮に満ちていることに感謝します。
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<You Tube> 【一日一章】 朝マナ レビ記 12章【聖書通読】 (youtube.com)
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