エレミヤ書 51章
わが民よ、あなた方はその中から出て、おのおの主の激しい怒りを免れ、その命を救え。(51・45)
神はバビロンを滅ぼすのだと言われます。このバビロンの高慢と堕落は、イザヤ書では「天で堕落して地に落とされたサタン」になぞらえて表現されていました(イザヤ14・12~15)。
そこでは、神に仕えるべく天使が高慢になり、自分も神のようになろうとして堕落した姿として描かれていました。
同じように、エレミヤ書50~51章でも、高慢な王国であるバビロンの姿は、神に仕えるべく立場を捨てて高ぶった堕落天使(サタン)の姿を表しています。こうして、神は、高慢なバビロンを滅ぼすことによって、サタンとその仲間たちを滅ぼしてしまわれることの預言をなさったのです。
しかし、神の御心は、神を礼拝する者たちを、サタンもろともに滅ぼすことをなさいません。必ずそこから救い出されます。ノアの洪水の時も、そこから敬虔なノアとその家族を救い出されたように……。
バビロンを滅ぼされるのですが、バビロンでとらわれの身であるイスラエルを、神はそこから救い出されます。「わが民よ、あなた方はその中から出て、おのおの主の激しい怒りを免れ、その命を救え」と言われるのです(51・45)。
つまり「その罰にまきこまれて断ち滅ぼされてはならない」(51・6)といわれるのです。サタンの滅びの巻き添えをくわないように、そこから出てこいと主は呼び出されるのです。
バビロン滅亡の時も神はイスラエルを救い出されましたが、やがて終末の大患難の時代にも、神は、神を愛する民を救い出されるはずです。
神が目指されるところは、サタンを滅ぼし……つまり、サタンのわざである罪と悪を滅ぼして、聖なる秩序ある世界を回復することです。その滅びの計画は確実に進んでいます。
しかし、そのさばきと滅びの中で、聖なる民も共に滅ぼすことはなさいません。神は、必ず救い出されます。それが神のご計画です。その滅びから唯一救われる方法はイエスを信じる信仰です。
イエスを信じて「主の激しい怒りを免れ、その命を救え」と、主は言われるのです。

