とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

人に難しいことを説明するのは大変だ

2022-09-11 21:03:50 | 独り言
仕事柄、各種の説明会や勉強会へ参加する機会が多かった。
説明会の資料は、プロジェクターを使用することを前提として作られているので、最低限の文章でまとめられていることが多い。

パワーポイントなどは、単なる文章の羅列ではなく、設計図を起こすような要領で作られている。
一定のルールのようなものは、当然あるが、プレゼン能力と言おうか、重要事項をどのように強調するか、作り手のセンスが大きくものをいう。

参加しているこちらは、講演を聞きながら、手元資料にマーカーで線を引き、後で正しい解釈が出来るよう書き込みを入れていく。

全部が全部必要なわけではない場合、いらない所は、後で悩まないため、ここからここまで不要とか書いておく。
言いたいことは、通常順序だて、ⅠⅡ、1.2.(1)(2)①②というように構成内容が一目でわかるよう、まとめられているので、1.のタイトルの内容がどこまの範囲で適用されるのかすぐに分かるように出来ている。

こちらは聞いてきた内容を、講演資料と共に、経営陣に報告するのだが、自分の会社で、やらなければならない課題、ざっくりなシミュレーションなどを付けて説明する。これがけっこうたいへんだ。

専門用語をどのように説明するか、説明の順序、構成、全体の流れ、どうしても、最初にざっくり書いただけでは、出来が悪い。翌日読み返すと、不備なところがどんどん見えてくる。さらに翌日、やっぱりここがダメだ。というように、時に一週間ぐらいかかることもある。出来上がった時は、これで良しと思っているのだが、翌日クールダウンして見直すと粗だらけなのに気付くのである。この繰り返し。

人に説明するというのは大変だ。
その中で感じたのだが、過去に習たことのある学校の先生の中には、かなりアバウトな人も多かった。特に数学の教師などは、何を書いているのか分からない汚い文字に加え、黒板に向かって小声で話しかけているといったような授業の人がいた。
授業の情報量0。
これでは意味がない。
今なら優秀な教師のネット授業を使うという手もあるので、考えてみる必要があるだろう。

少なくともかつて黒板に書いていたような情報というのは、テキストとして配信すべきだろう。(むろん活字なので誰でも判読できる。)
ITが進展したのだから、時代に合った授業を心掛けるべきだ。
最近、笑わない数学というNHKの番組を見ていてつくづくそう感じた。

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