迷走日記

遅れてきた市民ランナーのランニング記録
やっぱり走るって気持ち良いね

鯖街道ウルトラマラソン

2007-05-21 23:20:59 | 大会参加
鯖街道を今年も走ってきました。

メンバーは貝和さん、かねやんさん、じじさん、ryujiさん、まもる君、末松っちゃん、もりかわ君、亀オヤジの8人。
ちょっとした有名チーム並みの大部隊です。
しかも和尚さんの応援&移動私設エイド付き。(まもる君の子供さん2人も応援&お邪魔隊?で同行です)

小浜港は小雨模様。風は強いし寒い。


けれど天気予報は曇り後晴れだし、峠を超えて京都に入る頃は晴れるんと違う?と考えて半袖&ハーフタイツ。念のため、手袋とアームウオーマーをウエストバックに入れておく。

今回は早く行って最前列からスタート・・・そんなこと、あるはずが無い。


鯖街道資料館を外から見て写真をとっただけでした。



いつものように、後ろからスタートです。


これから長距離に挑むって言うのに、緊張感って全くありません。

ウルトラってベテランが多いし、走力の高い人が多いからでしょうね。

ゆっくりと走り出して市街地を抜けて序々に山間部に入って行きます。
10km前。最初のエイドです。道路壁面に立派なペイントがあります。


雨は止むどころか益々強くなってきました。
天気予報では止むんとちゃうのん?

15km程走って、いよいよ鯖街道の山道に入っていきます。







既に道はぐちゃぐちゃに。風は下から来る感じ。

標高は875m。最初の峠を超えて行きますが、見通しは悪いし滑るんで慎重に。



私は昨年ここで転んで、危機一髪怖い目にあってますので・・・

下りきったら滋賀県の朽木の農村地帯を走ります。



昔からある美しい日本って感じってこんなんかな。



でもこの辺りから太ももの前が痛い。まだ25km程やで!
峠を超えたのに全く雨は止む気配もありません。
吐く息が白い。寒い!
27kmの百里小屋のエイドではストーブを焚いてるやんか。

去年はここで休憩してメンバーが揃うのを待っていた記憶がありますが、今年は止まっていると寒くてたまりません。
5分ほど休んで再スタートします。

けど、一人で走っていると退屈ですなあ。
去年は見える範囲で仲間がいたので、話はしなくても元気が出て引っ張ってもらったのですが、今年は気持ちも途切れがちです。
30kmを過ぎると、舗装道路でも登り坂になると歩きが多くなってきました。

41km久多のキャンプ場のエイドで応援隊がいてくれた。
やっぱり嬉しいなあ。
おにぎりを食べて元気が出てきました。やっぱりご飯は効きますね。

まもる君とかねやんさんは、もうとっくに出発したと聞いて5分位の休憩で出発です。けどペースは全く上がりません。登りでも足が痛い。
どんどん抜かされます。う~ん、気持ちが乗りませんわ。

でも登りきったらこんなご機嫌なトレイルが続きます。



雨は小降りになってきたけど、足もとは最悪。

殆どゆっくりジョグと歩きばっかりで最後の杉峠に来ました。

「亀オヤジさ~ん!素麺有るよ~っ」って声が。
をを!YOKKOさんやんか。


スタッフで参加でした。

嬉しいわ。YOKKOさんの速射砲の如きおしゃべりで、めっちゃ元気出て来たでぇ。

あと20km弱。殆ど下りです。標高850mから一気のダウンヒル。
去年はここからメンバー全員が㌔4分台と思える走りで先行するランナーを抜きましたが、今年も行きまっせ。(今回はあんまりペース上がらず)

今回も最後まで誰にも抜かれませんでしたよ。(一人抜かされたが、あとで抜き返す)

10時間台でゴールしたかったので、5km続く最後の賀茂川の河川敷も歩かずに走ります。
河川敷で練習中のランナーも応援してくれます。
散歩中の人も声援してくれます。
もう少しや。

ゴール会場が見えてきました。先にゴールしたまもる君とかねやんさんが応援してくれます。11時間切れる、ダッシュ(のつもり)!
私の名前とチーム名と読み上げてくれます。ウルトラのエエ所やねえ。
よっしゃー!無事ゴール。(10時間51分)

ゴール後はビールを飲みながら次々帰ってくるランナーに声援を送る。皆さん嬉しそう。
こっちも嬉しくなってきます。

ocさんも応援に駆けつけてくれました。
来年は一緒に走りまっせ。
目標に届かなかった人もいましたが、事故も無くメンバー全員が帰路に着けたので良しとしましょう。

 (ゴール後。写真、かなやんさん提供)