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「感染症の日本史」

2021-07-01 16:09:21 | 80はミステリーゾーン

磯田道士さんの「感染症の日本史」

を読み、人類の敵、ウイルスの勉強

をしている。

 

地球上の生物は絶え間のない戦いを

繰り返している。

人間も例外ではない。戦う相手は歴

史本によると、相手は人間によるも

のだが多い。が、人間は相手がわか

っているから、対策が打てるが、ウ

イルスは姿が見えない。昔の人は見

えない相手と戦ったわけで、対策も

薄く恐怖心は計り知れなかっただろ

う。

 

拾い読みだが、これまでよく人類はよく

生き延びたもの、と思う。

 

例えば、人間同士の大きな戦いの一つ、

第1次世界大戦であってもスペイン・イ

ンフルエンザのウィルスの被害にはるか

にかなわなかった。実に「戦争の5倍も

の人命をウイルスは奪っている」

 

軍拡に狂奔しているより、「ウイルスと

いう人類共通の相手を封じるため、核国

の指導者たちは手を携える方向に向かっ

てもらいたい」、との磯田さんの意見に

は全く同感する。

 

ほかに、天然痘やコレラとの死闘など人は

絶え間ないウイルスとの戦いを繰り返して

きた。いまは世界中に被害をもたらしてい

る新型コロナウイルスとの戦いの真っ最中

だ。期待したい。