人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

がんに負けない鳥越さんが好きだ

2015-06-26 20:49:34 | 80はミステリーゾーン
NHKの番組「団塊スタイル」に鳥越俊太郎さんが出ていました。
4度にわたる大手術を経てなお、がんと向き合う姿勢は私に
はお手本のような存在です。

75歳というから団塊世代からからやや離れていますが、先輩
のような同期として尊敬に値する人物なんでしょうね。

鳥越さんは毎日新聞社に7年の京大学生活を経て入社されま
した。初任地が新潟支局で、1年生は大概警察回りから始め
るのが普通なのに、教育とか府庁とか脇道をたどっても、
大阪社会部へ異動。大阪万博のあと、田中角栄との出会いが
記者としての大きな転機となり、ロッキード事件を取材しま
した。

私は2度目の金沢支局時代「田中逮捕」を知りました。
「ええ? ついさっきまで総理大臣だった人でも逮捕される
のか」と驚いたことを覚えています。

鳥越さんはいいます。「当時日本海側は裏日本といっており
ました」 田中さんが新潟に注ぎ込んだ情熱と《お金》は並々
ならないものになっていたといいます。
しかし、日本復興に功績があっても、あかんことをしたら、閻
魔さんが許さへん。私はそれでええんや、と思ったものでした。

鳥越さんとテレビ局でキャスターの田丸美寿々さんとのやりと
りは新聞記者と電波報道の違いを浮き上がらせます。田丸さん
は「私たちは残り5秒に心血を注ぎます。それに引き換え鳥越
さんは無駄が多すぎ・・」

これは面白いやりとりだと思いました。
新聞記事は無駄な文章や言葉をそぎ落とすのが仕事なのに、放
送局へ行ったら、あなたの言葉は無駄」 さすがの敏腕記者も
形無しです。

鳥越さんは4度にわたる手術をしても生き延びている。ほとん
どの病気は自覚できるが。がんだけは分からない。だから、
がん検診をすることが生きる道ですと、聴衆に訴えられていま
した。

また、がんはみんなから嫌がられるが事故であっけなく死ぬこ
とを思うと、がんには死ぬまで時間が与えられる。その間に身
の回りを始末すればよいのですーこれは全く私の主張と同じで
す。

鳥越さんに分からないことが一つあります。筋肉トレーニングを
続けられることはいいとして、そこまでして《きんにくまん》に
なる必要があるのですか。

私も週に3日トレーニングに通っていますが、「やらんよりまし」
の程度、それでも加齢には勝てません。勝つつもりもありません
が。

鳥越さんはすごい。人気あるのは当たり前。
元気をいつももらえます。私も胃がん、食道がんを経験し、今年
5年を迎えました。


土下座のように両手をついて・・・

2015-06-26 14:21:33 | 80はミステリーゾーン
「土下座のように手をついてください」

テレビである健康体操を講師が説明した。

「土下座ねえ」 うまい。その通りです。

私は日に何回か土下座します。
神経痛を治すためです。

ついでにいいますと、土下座には上があるのを
ご存じですか。

五体倒地(ごだいとうち)といいます。
両肘、両膝、それに額をつけて相手を崇めます。

この相手とは仏様です。比叡山の千日回峰行に
三千仏を拝む修行が「五体投地」と聞きました。

これ以上の拝み方はないと。
膝は擦り剝け血が出てくるといいます。


私は坐骨神経痛を治すためのエクササイズ。
足のしびれを治ためのものです。



土下座の姿勢から足を伸ばします。
お腹を地面につけて、背筋を伸ばして頭を上げます。
背骨はエビぞりのようになります。

最近、はやりの腹筋を鍛える器械を買いました。
これが、効き目がいいみたい。

器械では、土下座はしません。
謝ることもないので、これでいいのです。