人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

術後から始まる患者の戦い

2014-10-21 21:45:08 | がん治療
Rさん お加減はいかがですか。
高校の同窓会に君の姿が見えなかったので、調べたら
近日中に胃がんの手術をするとのことでした。

傷口は痛いですか。3年前、私は胃の全摘手術をしましたが、
麻酔の利きが良くて、退院するまで、無痛で過ごしました。
20年前の開腹手術をしたときは凄く痛くて、苦しみました。
麻酔が効くことが患者を苦しみから救ってくれます。
麻酔学の発達はびっくりします。

Rさん、まず手術の成功をお喜び致します。
でも、成功したのは、医師の方で患者の成功はこれから。
これからの患者側の戦い次第です。

私は手術をした途端ほっとして、油断してしまいました。
術後3年経った今年、もういいだろうとビールを飲んで、主治医
に叱られました。
アルコールの成分が良くない、がんの原因がアルコールにあった
ことを知りながら、不用心だ、というわけです。
その結果は腫瘍マーカーの上昇でも知らされました。

胃の手術をすると、食べることが不自由になります。
まだ食事は出ないでしょうから、先の話ですが、食事はよく噛んで
たっぷり時間をかけて食べてください。

とりあえず、本日はここまで。