血管炎

 九州を旅行中の友人が、太陽の国宮崎から、でこぽんを送ってくれました。

大きな 「不知火」 。
どっしりと重く、片手には余るほどです。

             　



　
　　

とても元気ですが、ちょっぴり凹んでいます。

点滴投与の抗癌剤の影響で、血管炎になってしまいました。

右腕が、硬く凸凹になり、強い痛みが走ります。
初めは、筋肉痛かと思い、息子がマッサージなどしてくれたのですが、
診断では、血管炎。

手首を曲げて腕に力を入れてみると、はっきり硬い血管が触れます。
ピッと引っ張った海老の背ワタみたいです。

こうなった血管が治るのには、新しい血管が生まれる程の時間がかかると・・・
左腋下のリンパ節を取っているので、左腕には点滴が出来ません。

対処法のひとつとして、鎖骨の辺りの皮下に 「ポート」 という装置を埋め込み、
カテーテルを直接太い血管に通し、失敗なく安全に投与できる方法があるそうです。

３週間ごと９回の投与のうち、６回が終わりました。

嬉しいことに、検査結果では、明らかに効果が現れています。
でも、先生は、「医学的にいうと、ここで投与をやめてしまわないほうがいい。」と。

血管炎が起きたことで、先生と相談の上、選択しなければいけません。
　　　後３回、今までどおり、腕に点滴をするか、
　　　抗癌剤を他の薬に切り替えるか、
　　　２～３日の入院・手術で、埋め込み式ポートを埋め込むか、
　　　抗癌剤をやめて、ホルモン療法に戻すか・・・

点滴でもれた抗癌剤は、その部分の皮膚や筋肉を壊死させてしまうそうです。
それを考えると、血管って、なんて頑丈なんでしょう。
もうちょっと、頑張ってもらおうかな・・　なんて考えています。

嚥下障害なども起きて、ちょっと沈みかけたので、
楽しくない話を、だらだらと綴ってしまいました。

こいろいろ書いてしまったら、なんだかスッキリです。

鶏手羽を美味しく煮込んだシチューが出来上がりました。