8月5日から羽後町を訪れて現地調査をしていた、日大理工学部海洋建築学科の佐藤信治研究室のゼミ生29人が、7日にその成果を発表してくれました。
5班に分かれてそれぞれのテーマ毎に町内各地に出かけ、現地の様子を見たり町民に話を聞いたりして、学生達なりに羽後町を活性化する手立てを建築の観点から提案してくれました。
学生達には、羽後町の茅葺き民家が新鮮に映ったらしく、多くの提案が茅葺き屋根を使ったものでした。
冬も使える体育交流施設や、古い民家を解体して出た部材を使った小屋を幾つも建てて、本町通りや新たに作る道の駅に使ったらどうか?というような提案が5つ出されました。
なかなか斬新で面白かったですよ。
私もあいさつで、活性化には「よそ者」「若者」「ばか者」の3者が必要だと述べ、今後も若い人の提案や行動を期待しました。
総務課長からは、今、町の職員を募集しているので良かったら応募してほしいとのフォローもありました。
また午後からは、町内の6つの郵便局長や湯沢郵便局長と町の幹部との意見交換会が行われました。
役場の支所や農協の支所が次々に廃止になり、地域では郵便局が最後の頼りとなっているので、今後も町と連携して協定を結ぶことも約束しました。
また、郵便局側から、西馬音内盆踊りのスタッフ用Tシャツが寄贈され、早速今年の盆踊りから使わせてもらうことにしました。