北都銀行の利用者で作る「羽後町北都会(佐藤清次会長)」の総会並びに懇親会が開かれ、60人余りの参加者で今年1年を振り返りました。
挨拶の機会を頂いたので、最近の町の経済情勢と政府の「一億総活躍社会」についてお話しました。
先ごろ行なわれた北東北3県町村長研修会で、講師を務めた経済評論家の須田慎一郎氏の話が大変参考になりました。
昨年9月に閣議決定された「一億総活躍社会」構想は、実質的にアベノミクスの大転換で、アベノミクスでは増えなかった家計収入を、今度は老人や専業主婦などにも働いてもらい家計の収入を増やそうとする経済政策だという指摘です。
教育の無償化もそうした背景があると理解すれば、政府の進める意図が分かってきます。
このままでは、年金支給は限りなく先延ばしされ、死ぬまで働けということだとすればぞっとしますね。