来年度から、半世紀近く続いた国の減反政策から国が手を引くことが決まっており、国の農業政策も大きな転換点を迎えます。
先日秋田市で、東北農政局と県内市町村との意見交換会が開かれ、国の農政に対する要望や市町村の独自の取り組みなどを話し合いました。
最近の国の農政は、成長産業化や輸出の拡大など産業政策にシフトしており、地域政策の部分が弱まっています。
農業は単なる産業としての側面だけではなく、地域や環境の維持のためにも大きな役割を果たしているとの認識が必要だと思います。
来年度からの農政転換に合わせて、町の農業振興計画も新たに作り直します。
計画策定のために町民代表による策定委員会を設置し、多方面から計画を立てるつもりです。
全ての農家の皆さんにアンケート調査を行ないますので、何とぞご協力をお願いします。