昨夜は羽後町工業クラブの情報交換会が、五輪坂温泉としとらんどで行なわれました。
この会は年2回開かれており、町の取り組みや加盟各企業の業況報告などとても参考になる話が聞けました。
円安の進行により海外への輸出が増えている企業も多く、総じて業績は堅調だとの報告が多く少しホッとしました。
町からは、地方創生関連事業の報告をし、企業からも国の「ものづくり補助金」を使って秋田電装はモーターの開発、東洋ドリルは医療用刃物の開発に活用されているという実例が紹介されました。
雇用面では、来春に向けて町内最大手の秋田指月が10人の採用、その他の企業も2人程の採用を予定しているとの報告がありましたが、中には営業職を募集しても応募がなかったり、直ぐに辞めたりと、人手不足に悩んでいる実態もあるようです。
工業クラブに加入している各企業では1000人を超える社員が働いており、町経済の屋台骨を支えてくれています。
厳しい経済競争に負けずに発展出来るように、町としてもバックアップしなければとの思いを強くしました。