昨日は、長崎から佐賀へ移動して武雄市と白石町を視察しました。
朝いちに、国宝大浦天主堂を見学し、江戸時代の隠れキリシタンに思いを馳せました。
上り坂の手前に長崎版ババヘラアイスを発見しました。
武雄市図書館は大手書店の蔦屋と指定管理契約を結び、館内にスターバックスコーヒーがあるなど、これまでの公立図書館の常識を覆すやり方で話題の図書館です。
2年以上経ちましたが。図書館利用者、貸出図書数とも順調に伸びており、県外からも多くの方が訪れているそうです。
20万冊の蔵書をずらっと並べた景観は壮観でした。
昨年、様々な改革を実施した前市長、樋渡啓祐氏の講演を湯沢市で聞きましたが、あまりに大胆な改革に度肝をぬかれました。
今後、神奈川県海老名市と宮城県多賀城市で同様の図書館がオープンするそうですが、全国に広がるのか注目したいと思います。
次に白石町を視察し、田嶋町長始め多くの職員が説明に当たってくれました。
白石町は江戸時代以来、有明海を干拓して出来た農業の盛んな町です。
二毛作が可能で、水稲や麦、蓮根などの他、有明海を使った海苔の養殖が盛んです。
現在、地方創生交付金を使って農業塾研修生を県外から募集しており、月17万円の手当や住居、軽トラックなどを1年間支給する手厚い制度で、5人の方が10月から研修を受けるそうです。
研修後に町に定住して農業を続けていくのかが課題だと話されていました。
視察した両市町とも首長が先頭に立って町作りに挑戦している姿が印象的でした。