現在、9月定例県議会が開かれており、経済雇用対策などの補正予算などを審議しています。
会議の合間をぬって、先日秋田県の各試験研究機関が開発した農産物や加工品を試食する機会がありました。
県には様々な試験研究機関がありますが、正直どんな研究をして、どんな物を作り出しているのか、伝わっていない部分があります。
事業仕分けではありませんが、財政が厳しくなっていて、こうした地味な研究部門にも厳しい目が注がれています。
今回は14品目の農産物を試食しました。
圧巻は果樹試験場が育成した「シャインマスカット」というブドウの新品種で、大粒で緑色の皮ごと食べられるぶどうで、まだ一般に大量に出回っていないせいもあって、一房40粒ほどで4000円もすると聞いて、びっくりしました。
今後大量生産されれば、値段的には安くなっていくと思いますが、有望な品種だと思います。
森林技術センターでは「ハタケシメジ」というきのこを、人工栽培したものを比内地鶏と一緒にいただきました。
「ハタケシメジ」は我が家でも採取することを以前のブログで紹介しましたが、露地で簡単に人工栽培できれば、かなり有望だと思います。
まだまだおいしい食材はたくさんありましたが、やっぱり宣伝不足。一般にはほとんど知られていません。
評価されるには、まず知ってもらうことから。受け身では評価されませんね。