先日から、私の地元では来年4月に開校する統合高校の名称を巡って、異論が噴出しています。
県教委では今月15日に新しい学校名を「湯沢叡陵(えいりょう)高校」とすることを発表しました。
私も事前に知らされていなかったので、正直「あれ?」という感じがしました。
すとんと落ちないし、ずいぶん難しい漢字を使って今時大丈夫かな? と思いました。
案の定、次の日あたりから、なんであんな名前になったのかと不満を言う声が次々に寄せられるようになりました。
湯沢地区の湯沢北高と湯沢商工高の統合を巡っては、なぜ統合が必要なのか、から始まって建築場所なども含め、実にたくさんの紆余曲折がありました。
ようやく、建築が本格的に進められ、いよいよ来年開校という段になって、また異論噴出です。
原因は県教委の進め方のまずさにあります。
公募しておきながら、公募には適当なものがない、として県教委内部で独自に決定し、地元への説明もないままにマスコミ発表するという配慮のなさも、一つの要因です。
昨日急遽開かれた説明会でも、やはり再考を求める声が次々と出されたとのことでした。
私は今日の県政協議会の場で、出席した堀井副知事に、是非地元の声に配慮して再度検討し直すことを強く進言しました。
6月県議会に名称を決める条例案が出てきますが、是非地元の皆さんが納得できる校名を提案してほしいと思います。
せっかく、希望に燃えてスタートする、県内唯一の専攻課を有する高校が、気持ちよく出発できるようにしたいものです。