Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

田舎者は座らない

2004年09月09日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、田舎者は座らないでした。

またも定期診断で、実家帰りなわけです。
2時間半くらいを電車で過ごすこととなるわけです。

都会の電車ではドアが開くと我先にと座席を奪い合いますが、
田舎から田舎に行くような電車では、あまり見かけないというか、
座席が空いていても座らなかったりします。

田舎の座席は対面式ではなく、ボックス席主体なんですけど、
ボックス席にひとりでも座っていたら、
もう、その人のものって感覚ですからね。

2、3人掛けの対面式も同じ感覚で、
特に座ろうなんて思いません。

私だけが、でなく、昔から全体的にそうですからね、
田舎者は奥ゆかしいというかなんというか。

そもそも座席に執着がなくて、
短い距離を乗る場合は、2、3駅くらいだからいいよ、と、
駅間が広く20分くらいかかる場合であっても、
感覚的に、特に座りません。

あと座席だけでなく、時間に関してもそうで、
30分に1本の電車を30分前から待つのも苦になりませんし、
乗り過ごしても笑って許せます。

こんな地域で過ごしたからこそ、
構築出来た人となりってやっぱりあると思うんです。

人になにかを譲ることも苦になりませんし、
人のことも許せます。

都会だと、我先にと座席を奪い合って、
ふたり掛けの座席に3人で座ろうとしたり、
乗り遅れて10分待たされるのも嫌いますからね。

さらに、話は変わりますけど、
横浜市内のバスなんて、ホンの一区間、
200mくらいしか移動しなくても乗り込んできますからね。

足がある限り歩く田舎者には、ただただ驚きです。

歩くと言えば、都会者は交差点待ちでかきわけて前に出たがり、
その割に歩くのは遅いとかもあって、なにを持ってそうしたいのか、
その競争原理の元となっているものが、全く理解できないです。

人間の欲望って果てしなくて、
良いものが与えられれば与えられるほど、
より良いものを求めてしまうんです。

便利であればあるほど、もっと便利になりたいと。

その欲は世界を良い方向に動かす原動力なので、
失くしてはいけないものだとは思うんです。

でもそれを普段の生活にまで貪欲に出すのは、
なんか、賢くないな、とか思うわけです。

欲を表に出すことは、理性がない証明ですからね、
本能同士を剥き出しあうからこそ、車内は嫌な空間になるわけです。

理性を持った行動をして、互いに許し合えばいいんです。

誰かと争って得る快適よりも、争わずに得られる快適の方が、
心も楽になると思うんですけどね。

たかが移動手段で、今日は他人を押しのけて座れただとか、
いちいち一喜一憂して、その生活が面白いのでしょうか。

果てしない欲望が、冷静に自分を振り返らすことを忘れさせ、
そういう行動を取らせるのでしょうか。

そんな誰もを狂わせる罪深い都会で、どうやってその欲を抑えて、
自分を失わずに生きていくか、そこが大事だと思うわけです。

どちらが正しいか正しくないかでなく、
私個人的に、座席を奪い合ったり、5分の電車が待てなかったり、
そういう貧乏くさいことを平然とやってのける、
心も、時間も、ゆとりのない都会人にはなりたくないな、
とか思う、そんな実家帰りの車中でした。

すると途中駅、都会から下ってきた快速から乗り継いだ、
エセ都会人たちが、ボックスの空いた席を奪い合う。

そんなもんでしょう。

iPod minimini大作戦タネあかし

2004年09月09日 21時38分58秒 | 雑談
Appleさんに怒られそうなので、
早めのタネあかし。

そう、実はタバコの箱が大きかったのでした。
こっちはこっちで驚きな気もします。

ちなみに私はタバコ嫌いで、当然吸ったことないです。
上司から空箱を貰いました。

モノの全てに答えを求めたければ、
固定観念を壊すところから始めよう。