F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

JBCF群馬ロードレースday2

2015年04月26日 | 大会
プロツアー43位
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ついにプロツアーにチャレンジする日がきた。
数年前にプロツアーへの挑戦権を掴んだが、実業団連盟の組織改革があり、するりと手から抜け落ちた。
実業団で走る以上は、ここを走らずしてやめられない、という気持ちを持ち続けていた。
この挑戦を後押ししてくれた監督、チームに感謝です。

自分が主戦場とするのはヒルクライム。
群馬のようなスピードコースでプロツアーに参戦するのは、かなり無謀とも思えたが、失うものはなくプラスになると考えてエントリーした。

【機材】
YONEX CARBONEX
アルテグラ電動
EDGE48mm×パナチューブラー7.2ber
7.0kg


【レース】
コースは120kで3時間程。
時間に対する不安は週末のロングからそれ程なかった。
問題は短時間高強度の練習をしてないことと、補給員がいないこと。
練習についてはヒルクライムを狙ってる中でやむなし。
補給は自給自足としてスタートから全て持参とした。
ボトル2本とジェル5個。

作戦はとにかく集団に食らいつくというシンプルなもの。
最初の1時間を耐えればもう1時間はいける、最後の1時間は…。

スタートはプロの邪魔をしないように最後尾から。
1周目から棒状一列。
いずれ緩むと思いきやこれが嫌になるほど続く。
ヘアピン後と登坂後の加速がE1と比べものにならない。
50分経過したぐらいが集団から切れるかどうかの瀬戸際だった。

その後、ギリギリで粘っていると逃げが出来ているのに気づく。20名ぐらいか。
集団よ、落ち着き賜え~、と祈り続けること20分ほど、1時間10分を過ぎたぐらいからペースが落ち着く。
待っていた静寂タイム。
ここから1時間ぐらいは慣れ親しんだペースで進行。
ジェルや水を補給したりして回復に専念する。

ラスト1時間を切って、想定していた通りにペースアップ。
逃げを捕まえに入ったか。
登り、登り出口、ヘアピン後、千切れポイントでプロライダーもどんどんいなくなって行く。
密かに尊敬しているビジネスマンライダーT末さんも粘っている。



六本木さんの姿も見え始める。逃げていたんだな。
モトバイクの感じから逃げ集団を吸収したもよう。
ラス前の登りは脚が攣り腕で無理やり登坂。なんとか集団のおけつに付く。

そして、先頭集団でラスト周回のジャンを聞くことに。
脚は既に限界、ヘアピン後についに千切れた。
ここから順位を落とさないようにゾンビ状態なりのMAX出力でゴールまで。




ボトルは天気が良かったせいもあり、2時間20分ぐらいで尽きた。
今後、長いレースに出るなら補給は必要と思う。
ジェルは5個で足りた。

短時間高強度や集団練習が圧倒的に足りてない中で、このリザルトは出来過ぎ。
自分が一番驚いた。
サラリーマンの中では10番手に入ったかな。
CARBONEXが硬すぎずバネで進んでくれるだろうなあ。
ハイスピードなレースにもしっかり対応してくれる。
made in JAPAN 本気だな!

次のプロツアーは栂池。
ヒルクライムながらハイスピードな展開となると思うので、しっかり対策しなくては。