F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

乗鞍レースレポート

2008年08月31日 | 大会
(写真:ゴール目前、timeの選手と競り合う、後輪が凹んでいる)

結果は1:08:07で57位。

前日はumiさんとドライブ。
0730に新潟を出発し、小千谷~信州中野~松本経由で14時ぐらいには会場入り。
天気が悪く、明日は中止じゃないかという憶測も飛び交う。

乗鞍の楽しみの一つは温泉。
旅館のお風呂は源泉かけ流しで白濁したお湯。
硫黄の香りが強力で大好きな系統だ。
土日をあわせて2時間は入った(笑

当日は、会場からゴール付近が見えるぐらいに天気が回復。
0400起床 風呂に浸かる
0500朝食
0540会場へ移動
0600アップ開始
  20分回転→1分負荷×レス(完全に回復するまで) を3回→10分流し
0715スタート位置へ移動
  会場では先頭から3番目ぐらいに並んでいたが、
移動中に位置取りに成功し最前列を確保。
0730スタート

疲労を溜めないように、先頭位置から落ちることを許容し集団に溶け込む。
1分~2分ぐらいして集団後方に位置取り。
脚の状態は落ち着いた。狙い通り。
ポジションは基本的に村さんの番手だが、無理せず、脚に疲労をためないように全身の脱力を意識して進む。
集団は20人くらいか。
去年はスタートしてすぐに脚に強い疲労感を感じたが、今年は余裕を持って着いている。

4.5k過ぎ、後輪がパンク。
一気に空気圧が0になり、ガタンガタン言い出した。
頭が真っ白、どうすべきか良く分からず、とりあえず進む。
意外と進む。いける?いっちゃう?
先頭集団は彼方に行ってしまった。
ここで止まっても、悔しいし暇だ。自転車は、「いちよ」進む。
頂上を目指した。

12k付近、umiさんに抜かれた。この位置にいるのはおかしい、だいぶ調子が悪そうだ。実際、この後にumiさんを抜き返して先着した。レース後、初参加レースでの目標設定の難しさを話していた。

数分おきに後続選手に抜かれる展開。
しかし簡単には抜かせない。限界ギリギリまで追い込んで食い下がる。
転がり抵抗の影響か、緩勾配区間では差が開くが急勾配区間では差が詰まる。
そんなことを繰り返しながらラスト3k。
TIMEに乗った選手と競り合いながらゴールが近づいていくる。
乗鞍は森林限界を過ぎてから、ゴールが視界に入ってからの残り3kが苦しい。
ラスト500m、TIMEの選手に10mぐらいの差をつけていた。
このままいけるか、と思った瞬間、スプリントをかけられあっという間に抜かれた。
すごい悔しかった。
そして68分でゴール。
ゴール後、過呼吸っぽくなりとても苦しい状態。臀部も張り裂けそうだった。

パンクの原因は、バルブ付近の引っ張りが働く箇所が経年劣化等によって裂けた可能性が高い。
このチューブは使用頻度が低いかったが、2シーズン目であり、加えて薄手のタイプ。
勝負タイヤやチューブで特に軽量のものは、年に一回は変えるべきだった。
いい勉強になった。いいトレにもなった。

チャンピオンクラスの上位は激戦で、59分を切らないと入賞さえ難しいレースだった。
ヒルクライムというよりロードレース化している。
来年はさらに厳しい入賞争いになるだろう。
しかし、いつまでも観戦者でいるわけにはいかない。
前半の走りから、今年のトレの方向性は間違っていなかったと思う。
練習を継続するための工夫や機材面の充実等を合わせて図っていきたい。



今年の乗鞍

2008年08月29日 | トレーニング
坂が得意な猛者がピークを合わせてくる大会、乗鞍が週末に迫った。
今大会はBR-1選手やMTBのエリート選手など、多くの実力選手が参戦する。
ハイレベルなレース展開になること必至、とても楽しみだ。(蚊帳の外だけど・・・)

機材に関しては、ペダルとシューズを除いて去年と同じスペックで挑戦。
TREK OCLV5200,キシリウムSL、基本コンポ105,重量8.4kg。
軽量化を図りたい気持ちは強かった。
ただ、去年と今年の練習の充実度を比較するには同じスペックがいい。
そう思い、あえて軽量化は行わなかった。
(乗鞍後に少しずつ投資予定。)

去年の自分と変わったのか、変わっていないのか。
1つの楽しみ。
去年の結果は62分27秒の14位。
少しでも去年のタイムを短縮できるようペダリングに集中したい。

どうにかこうにか

2008年08月28日 | トレーニング
0435 起床。
0439 二度寝。
0515 本日二度目の起床。
0525 練習に出発。

アウターマッスルは動員させず回転を110以上に上げて、心肺とインナーマッスルに刺激を入れた。フロントギアは終始インナー。

T字の手前で棒燃さん、JAZZMANと会ったので、そのまま付き位置をお願いした。
集団内は回転を上げるのに最適な環境。
途中130ぐらいをキープ、なかなかイイ調整ができた。

100分

澄み切った空気で朝練

2008年08月26日 | トレーニング
昨日は痛恨の2度寝。
低血圧か?!朝がめっきりダメだ。
寝る前はモチベーションが高いのだが・・・。

いつもは、ライバルの走りや乗鞍の集団とかをイメージして奮い立たせるのだが、最近はめっきり効果が薄れてしまった。
それで今日は割り切った。

目覚め。
無気力感。
(いつもなら、このまま二度寝、あるいは1Fのトイレで就寝)
今朝は、自己への問いかけ。
「寝ていいよ、寝ればイイじゃん、趣味だし」
「寝れー、寝ていいって。寝ろやー(過激に)」
反骨精神とでもいうのか、負けず嫌いというか、これで起きて朝練に行けた(苦笑

そんな朝練は、角田T字往復。
T字の手前でさとりんぎとすれ違う。なんかこういうのも久しぶりだなー。
ケイ110以上をキープして、ほどほどの負荷で走れた。
今日は強風の影響で空気が澄み渡っていて、走って正解、とても気持ちよかった。
山や佐渡、粟島がハッキリ見えた。

新川過ぎて、親子とすれ違った。jazzmanが都道府県対抗の役員で弥彦へ向かうとのこと。
ごくろうさまです。

明日もこの勢いで!いけるかな・・・

100分

ありがとう

2008年08月23日 | トレーニング
金曜日は再びぐったり症状が出て、ウェア持って1Fまで降りたものの急激な疲労感?を感じて二度寝した。

そんな中、umiさんが土曜日の朝練でYHKに行くとのこと。仲間の力をお借りして朝練復帰を狙った。
約束した甲斐あってか、夜中に目が覚めたりして気分が高揚しているようだ(遠足病!?)
そしてあっさり朝練に出発できた。
平日は一人で朝練するのが基本なので、こういった凹んだ状態になると集団練がとても貴重な機会になるし、リズムを変えるきっかけにもなる。

0515にシミフに集合、umiさん、Hnd君の3人で出発。
1週間乗れていなかった影響か、平地で息が上がるし脚も疲労した。五箇、弥彦を前に不安がよぎる。今日はとにかく登り区間を頑張るだ。
ちなみに自転車は来週の乗鞍に向けて決戦仕様。

五箇峠は先頭で入ったumiさんを序盤で抜いて、後ろに影をビシビシ感じながら出力を上げる。風の影響で落ち葉や枝が道を埋めていた。パンクしないように慎重にルートを選んだ。
タイムは6m42s。思ったより伸びずに正直ガッカリした。
今日は風も強かったしなと、自分に優しくしてみる。(いまは心身が弱っているので…)

YHKのゲートまではumiさんがイイペースで引いていく。
乗鞍前のYHK・TT、全力で臨んだ。
膝が前方から2本のヒモで引っ張られている感覚で素早く前方に振り出すことを意識。
傾斜が緩むところでは回すペダリングで加速。
だいろ坂でチタンに乗るローディを追い越す。自走男Yさん?
タイムはゲート-売店前で20m31s、自己ベストだ!
続いて観音寺に下って登り返す。下りの途中で登ってくlookさんとすれ違った。今度はぜひ一緒に!
観音寺のスタートで所用を足し、みなさんと1分ぐらいの差で出発。全力で行ったが中盤でやっとHnd君を捕らえたのがやっとでumiさんと自走男Yさんには追いつけず。悔しい。

復路は福寿温泉の饅頭を買って、角田喫茶で一服。その後、大腿部の疲労感が強くなり、力が入らない状態に。農協あたりでちぎれた。
トレ不足?炭水化物不足?ご飯を体重キープのために減らしていたので後者が濃厚? トレできていれば、そんなことしなくてもいいのだけど。
さらに、帰路の平地では左膝の痛みが再発。ツーリングで痛めた箇所だ。
帰宅してストレッチし、サロメチールを塗って様子見。

今年は早いうちから走り始めた。
多くの人に支えられ、多くの人に迷惑を掛けた。
今はちょっと状態が良くないけど、とにかく全力で乗鞍を走りたい。

ちょっとずつ

2008年08月21日 | トレーニング
0530に起床してローラーをやる予定が、二度寝で0600起床。
でも今日はこれまでとは違って、しっかりと自転車にまたがるところまできた。
ちょっとは体調が回復したか?!

ローラーは、負荷をMAXに設定し50×15をケイ70で回し、70を切ったらレス。それを繰り返した。
重いギアを回す際には、回す感覚と振り出す感覚を融合させるイメージが良いようだ。
振り出しは腹筋を意識、回すときは大腿付け根を意識。

50分

ここにきて

2008年08月20日 | トレーニング
ココロとカラダが乖離しているような状態になってきている。
乗鞍を前に、最後の追い込みをかけたい時期。だけど朝の目覚めが非常に悪い。

目覚ましに気付かないほどの眠りに入っていたり(でも起きるととてもダルイ)、起きても入ったトイレで寝てしまったり・・・。
カラダがついてこない。
昨日はお酒を控えてみたが、効果なし。
仕事は確かにバタバタしていて晩御飯の時間も遅いが、この程度のレベルは以前にもあって普通にトレできていた。

このような朝のダルさは、年間通してもそうないぐらい。
どっかで切替えないと、焦る気持ちが先行する。

今夜は早く帰って千鳥湯にでも行くかな。

-------------------------------------------追記

とにかく、このリズムを変えたかったので夜練を実施。
コースは柳都大橋~信濃川左岸~信濃川水門~信濃川右岸~柳都大橋。
1周20分のコースを2周。
スピードメーターは見えないし、思ったより交通量が多かったりで、練習の効果は朝に比べればイマイチだったが、とにかく乗れたことに満足。

その後、オリンピックのソフトボール女子の白熱した延長戦、男子200mの異次元の走りに熱狂!

晩御飯にとセロリを買って来た。セロリは嫌いだったが、健康のためと思って食べていたら少しずつ食べられるようになってきた。酢味噌が合うんだっけ?と思い、適当に1:1で酢と味噌を混ぜたら、厳しかった・・・。マヨネーズを加えて復旧。
酢と味噌は1:3ぐらの割合と、とあるHPに書いてあった。ダシ1や砂糖1、からし少々も入れるのか。次回また挑戦。

50分


金沢~氷見~七尾練

2008年08月16日 | トレーニング
今日は1030からお墓参り。

実家は金沢だが、お墓は七尾市にある。七尾市は能登半島の真ん中あたりにある港都市だ。
ちなみに、七尾湾は黒鯛の魚影がもの凄く濃い。ただ内湾地形のため、年間を通して湖のように穏やかで、濁りがないためなかなか釣れない。
以前、尺ぐらいの黒鯛を釣り七尾の祖母の家に持ち帰ったとき、祖母が目を丸くして驚いていたことを、なぜか今でもハッキリと覚えている。

そんな七尾へ今回はトレーニングを兼ねて自転車で行くことにした。帰りは両親の車にお世話になる計画。

金沢から津幡方面に向かい倶利伽羅峠を越える。さすがに2日連続で山登りをしたので脚に疲労が溜まっている。気持ちが先に負けないようにペダリングに集中。

富山県に出て、石動~北高岡を経て氷見へ。氷見では中心地を避けて山手のスーパー農道をたどる。
予想通りのアップダウンコースで楽苦しい。
氷見の街を過ぎた辺りで海岸に出て北上。こちらも20~30m程度のアップダウンが気持ちいい(売り切れ寸前)。そして向かい風で昇天しそうになる。

天気が良ければ富山湾に浮かぶ北アルプスが見えるのだけど、今日は前線が停滞していて見れず。(この後、この地域では120mm/hの猛烈な雨を記録)

七尾には10時前に到着。

天気予報では「雨」、しかしほとんど降られず走り切れて良かった。

氷見から七尾は苛酷だった…。

3h10m 94.2km ave29.7km/h

夕霧峠リベンジ

2008年08月15日 | トレーニング
(写真:夕霧峠から富山県砺波平野を見る)

タイム更新!44m22s!

昨日のペダリングの感触から、上死点付近での出力によって、安定的で継続的な推進力が得られると感じた。
そこで、もっと振り出しによる出力を高めるため、今日はサドルを5mmぐらい前に出して夕霧峠へアタックした。

前半はやや向かい風でペースにのれず、記録更新はちょっと諦めかけたが、山に入れば風も止むと考えて、つま先や甲に当たりを感じるペダリングに集中した。
昨日スピードが10キロを下回った劇坂区間では、11キロ前後を維持でき粘ることができた。
疲労してくると少しずつ重心が前に移動してくるが、これでは出力が下がってしまう。気づいた時点で、腹筋を使って重心を戻すように心がけた。
重心は後方、膝は前方に振り出す。

昨日より1分の短縮。狙い通りで嬉しい。

100分

ちなみに夕霧峠について調べていたら、1つも2つも上をいく選手を発見。
イナーメの選手だった。この方のブログはときどき見ている。
ベストは41m58sだそうだ…。
2m24s差は大きい。ここにBR1との差がある。
http://d.hatena.ne.jp/trekkie/searchdiary?of=55&word=%2a%5bTraining%5d1

夕霧峠にアタック

2008年08月14日 | トレーニング
金沢に帰省してきた。

数年前、ホームページを参考にして近郊の山「夕霧峠」にアタックしたことがあり、今回は久しぶりに行ってみることにした。
http://homepage2.nifty.com/kona/YuugiriTT/yuugiriTTmain.html

標高差800mのヒルクライム、新潟ではあまりない規模だが、金沢では市街地からスタートして堪能できる。良いね。

前回のタイムはすっかり忘れてしまったので、ホームページに登録されているレコードタイム44m30sを目標にアタック。ケイは70を維持。
スタートから金沢大を過ぎた数キロはアウターでいける。その後、急坂が現れ10キロを割ってしまう。こんな辛かったっけか…
後半は枝折峠のように急坂と緩斜が交互に襲ってくる。
途中、ウサギと併走する場面も。なぜかすぐに林には入らず、道路沿いに走っていたので、結構長い時間併走した。
高度を上げてちょっと涼しくなった中でも、汗だくでゴール、タイムは45m28s!あー、届かなかった。
決戦仕様でレコードを出せるかどうか。今度(来年?)はキシリウムを装備してアタックだ。

帰りは間違って砺波(富山県)に大きくそれて下山してしまい、国道の峠を通って帰ってきた。このルートは2年前のツーリングで通った道だった。うーん、懐かしい。

140分

茶豆購入練

2008年08月13日 | トレーニング
新潟の枝豆は大好きだ。
お盆の帰省時には、実家や親戚にお土産として枝豆を持っていく。
今日は、ヤマギーさんの知り会いの農家へ枝豆を買いに行った。
もちろん、足はお気に入りのランドナー。
農家の方からはサービスで山ほどの種豆をもらった。
これから枝豆ライフが続くな。ラッキー!

70分

東北縦断ツーリング1日目

2008年08月09日 | ツーリング
(写真:上から三面ダム過ぎの湧き水、行く手を遮る単管の壁、三面渓谷、記念碑にシートがかけられている峠)

ツーリング1日目
新潟市~村上~朝日スーパー林道~タキタロウキャンプ場(山形県)

距離   147km
走行時間 7h10m
平均速度 20.6km/h
獲得標高 1425m

0550 スタジオ出発
0750 胎内中倉のコンビニで朝食休憩(50k)
    サラダかっぱまき、梅おにぎり、サンドイッチ、オレンジジュース
0830 出発
1000 村上のジャスコで昼飯、晩飯の買出し(76k)
1030 出発
1145 三面ダム 二子島森林公園で昼食(96k)
    サラダ春巻き、かっぱずし、フルーツゼリー
1220 出発
   走り始めてダートになってすぐに水場があり給水
   斜面崩壊により道路が通行止め 脇を走って通過
   三面大橋左岸詰めに通行止めの頑丈な単管による柵があり、みんなで協力して担ぎあげる。さとりんぎのスタンドが不意に折れる
1545 峠の手前 鳴海金山着(128k)
1615 峠(130k、実走時間6h16m、ave20km/h、標高780m)
1723 タキタロウキャンプ場着(147k)

日中は夏らしい天気で気持ちいい。
でも暑さは半端じゃないので水分補給はまめに行った。

純粋な平地区間は距離が稼げる。村上ジャスコまでは思ったより早く到着。
しかし、山岳区間は想像以上に時間と労力を要する。
村上ジャスコからスーパー林道の峠まで、なんと6時間近くもかかった。
休憩や食事の時間を考慮しても、荷物を積んでの登り、ダートの走行はとても大変だった結果が現れている。

ダートの登りは特に進まなかった。10km/hを下回る。
下りも砂利が浮いているところはあまりスピードが出せなかった。
上半身をリラックスさせ、腰を若干浮かせるとバランスがとりやすかった。