ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

「大型連休」

2007-04-30 21:49:51 | ことば・歌

気温25℃を超える暑い日。
連休で、きょうは一日中、小5息子と渋谷近辺で過ごした。
土日の2日間、ワシとしてはややハードな練習が続き、「3日続けてスピード練習はしないほうが安全」 とFコーチが常々言われていることであるので、完全休養とした。

AM、「名探偵コナン」映画第11作『紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』を観る。
以前は、「親子前売り券」2組分を事前購入、1家4人揃って観に行くのが年中行事化していたものだったが……。
PM、NHK見学など。アニメのアフレコ体験(画面に合わせてセリフを音入れ) もできて面白かった。(子どもは入場無料/一般200円)

ところで、ほとんどのマスコミでは、この連休期間を「ゴールデンウィーク」あるいは字数節約でGWと表記しているなか、NHKだけは「大型連休」で用語統一しているらしく、絶対に「ゴールデンウィーク」とは言わない。

なぜだろう? と疑問に思って調べてみると、「ゴルデンウィーク」は戦後に映画界から発した言葉のようで、NHKとしては特定業界の用語を避けているということらしい。

また、「連休」といっても休めない人も少なくないので、うかつに「ゴールデン」などと呼ぶと、「こっちは休めないのに何がゴールデンだ!」と文句をつけられかねない、との判断もあるようだ。
実際、「大型連休」関連話題の際には慎重を期してか、「……という方もいらっしゃる」とか「中には9連休の方も」といった言い方をしている。公共放送もなかなか大変である。

ついでに、NHK用語では「アルコール依存症」などで使われる「依存」をすべて「いそん」と濁らずに発音する。
一般的には「イゾン」と濁るから、アルコール専門医にNHKアナがインタビューすると、「いそん」と「イゾン」が飛び交い、そればかりが気になって肝心の話の内容が頭に残らなかったりする。

今夜の晩メシは、手巻き寿司。小5息子は好物のイクラ・シラス・梅干しにレモンを添えて、ワシはイカ・キューリ・なめたけを、それぞれ重点に。
2人分なのについ作り過ぎて、腹いっぱい食べてしまう。
ともあれ、オヤジのメシ作り4日目。「3日坊主」に終わらずに済んだ。

そういえば、すし飯を作る際、うちわであおぐのはなぜだろう?
本には「うちわであおぐと、米粒の光沢がよくなる」とだけ書いてあったが……。

★セラティ・きょうの言葉 ⑤

本書には、きちんと組み立てられた練習計画、1日1日の練習スケジュール等については何も書いていない。

さらにつけ加えて申せば、人為的に作ったトラックはわれわれの能力をひとに見せる場所ではあり得ても、陸上競技を進歩させる場所ではない。

われわれは人間であり、機械ではないのである。

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4/29 刀水AC練習会

2007-04-29 23:06:26 | トレーニング

PM、しばらくぶりで埼玉・白岡での練習会に参加。
春のフルマラソンもほぼ終わり、参加11名の多くの方々はややのんびりムード(もちろん、そうでない方々もおられるが)。

ワシは「仙台」まであと2週間。次第に,重くなるG を感じつつあり。
悲願の「仙台ハーフ1時間35分」の成否は、相変わらず五分五分というところである。

本練習の前にFコーチから指導話。スピード練習に関して。

「"流し"をもっと活用した、無理のないスピード練習が故障防止と筋力アップの両面から有効といえる。
明らかにジョグではない。かつ、全力ダッシュでもない――各人それぞれのペースでの流しを100m、つなぎ100mを歩きから徐々にジョグ、この繰り返しを続ければ、故障リスクの少ないスピード練習ができ、ふだんのジョグ練習にはあまり入ってこない速い動きはそのまま筋トレともなる。
トレーニング5原則の、『個別性』『反復性』にも合致した効果的なトレーニングとして、おすすめしたい」

ということで、1周1.1kmの周回コース(100mごとに表示あり) を3周。
100mを各自のペースで「流し」、つなぎの100mを最初は歩き、2周目は半分歩き+半分ジョグ、3周目にはジョグで。この繰り返しで1周5本の流し×3。
ワシの場合、おおむね100m20秒くらいであった。

ここまでを全員でそれぞれ実施した後、もう1セット組と、1km4分半×5本組に分かれる。ワシは来週5/4の春日部大凧10km、そして5/13仙台ハーフに備えて4分半組へ。
きょうは朝練をしていないのでフレッシュな状態のはずなのだが、妙に脚が重い。
日曜の山歩き42kmと昨日の皇居+駒沢計33km走が効いているのかも。

5本の後、ラスト1本はkm4分ペースで引っ張っていただき、500mまでは実にラクで「え、これで4分ペース?」と内心驚いたのに、最後200mからフリーペースで、上げていったNEKOさんに全然ついていけない。
太ももが重くて重くて、どうにも動かない。
結局わずかに上がっただけで3分52秒がやっと。まだまだである。

最後に全員でダウンジョグ3周し、いつものように体操で本日の練習は終了。


練習から急いで帰り、今夜の晩メシは、ざるそば。
予定では山菜そばにするはずだったのが、f-ysk選手兼コーチから強く「とろろがいい」と推奨されたため(笑)、急きょ変更。
帰途に立ち寄ったデパ地下で、「長イモ」ではなく、奮発して「やまといも」を買う。

今が旬のサクラエビのかき揚げも美味しそうだったので、ついでに買ってきて、小5息子にはかき揚げをのせ、きざみネギと海苔、そして決め手である梅干しとレモンを添えて、かけそばに。
きょうも、「おいしい、おいしい」と大盛りを食べ尽くしてくれた。レモンと梅干しを添えれば喜んで食べてくれるから、ありがたい顧客である。

ワシのは、息子と同じトッピングに、さらにやまといものとろろかけ。
長イモのようにさらりとした粘りではなく、まるで餅のような強力な粘りである。
これで3日間はなんとか、ままごと的メシ作りを実行できた。
明日もなんとか続けて、「3日坊主」に終わらないようにしたいオヤジである。

それにしても、毎日毎日、夫や家族の食事の面倒を見てくださっている世の女性方そしてわが妻には、改めて感謝と敬服申し上げる次第である。
かあちゃんは、えらい!

★セラティ・きょうの言葉 ④

選手は、いつも自分自身と、自分の”勘”を頼りにすべきである。

が、また一方において、何か違った新しいことをやろうとするときに、直感から古いものや慣れたものを良いと思いがちであるが、その場合に必ずしも直感が正しいとはかぎらない、ということも忘れてはならない。
新しい観念や示唆や理論を、単に新しいから間違っているとしりぞけてはいけない。

競技者たる諸君、君たちは未来と未知に向かって、自信と決断をもって前進すべきだ。
優秀な成績は、時代遅れの技術や過去の練習スケジュールから生まれるものではない。

*ちょうど今、ラジオのスポーツニュースで、ハードルの為末選手、走り幅跳びの池田選手がそれぞれ、「本業」ではない種目で1位、2位と。
(広島・織田記念国際陸上。男子400m/ 女子100m障害)

まさにこの2人の超一流アスリートは、セラティ精神を体現しておられるといえよう。

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嵐のレースペース走

2007-04-28 21:36:35 | トレーニング

AM、市ヶ谷⇔皇居3周、約18km 1時間55分。
まぶしいくらいの日差しの中、時計回り方向に皇居をkm6分ペースで3周90分、心拍137。

PM、駒沢公園へ移動してジョグ後に10kmレースペース走。
1周目(2.15km)はほぼ設定どおりkm4分15秒ペースで行ったものの、2周目に入ったとたん突然暗くなり、風雲急を告げる空模様。

だしぬけに激しい風雨が叩きつけるように襲来し進路を妨害。
イナズマも光り雷音とどろき、ついさっきまでにぎわっていたコース上にはすでに人影まばら。
幸い、雷はそう近くはないようなので続行する。

ワシと同様、やめるにやめられない (?) 数人のランナーが文字通り必死に走る中、ますます風雨は激しさを増すばかり。
あと、もう少しで10km……44分15秒がやっと。心拍173。

皮肉なことに、この頃から風雨はピークを過ぎ、ダウンジョグ時には普通の雨降りに。
うーむ、ワシのトレーニングへの試練であったのか。

今夜の晩メシは、しょうゆ焼きそば。
キャベツなど野菜をどっさり入れたため、フライパンからあふれそうなくらい大量にできてしまった。
が、小5息子はうれしいことに「おいしい、おいしい」と言っておかわりして平らげてくれた。
好みのしょうゆ味と、レモンをしぼってかけたのがお気に入りのようで。
昨日のオムレツに続き、感激のオヤジである。

★セラティ・きょうの言葉 ③

活字で書かれたスケジュールと、コーチが毎月与える指示のみに依存している者は、陸上競技がわれわれにもたらしてくれるはずの喜びと楽しみを味わうことができない。

真の大選手は、自分自身を完全に余すところなく表現したいという強烈な意欲によって動かされるのであって、彼らにとって陸上競技はその表現の一方法なのである。


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スペイン風オムレツ

2007-04-27 21:50:52 | その他の雑記

妻が来週までアメリカ出張中である。
ふだん料理したことのないオヤジだが、何か1品ぐらい作ってみようと思い立った。
幸い先日、本の整理をした時に出てきた本が役立ちそう。

『おやじの家庭科』(じゃおクラブ編/協同図書サービス 1995年)
たしか仕事上の義理がらみで買った本で、そのまま本棚で長い眠りについていた。

まったくメシの支度をしたことのないオヤジ向けに、ごはんの炊き方から懇切丁寧に、かつ、かなりアバウトに説明してある。
冷蔵庫を見てみたら卵が残っていたので、本に出ている簡単おかず「スペイン風オムレツ」というのを作ってみた。(どこが「スペイン風」なのか、よくわからんが)

小1時間ほどの悪戦苦闘の末、なんとかできた。
しばらくして囲碁塾から帰宅した小5息子に、他のおかずとともに、そっと出す。

「あれ、お父さんが作ったの? これ」
「へへ、そうだよ。なんとか食べられるか?」

「うん、食べられるどころか、おいしいよ」

う~、うれしいこと言ってくれる。おー、全部食べてくれた! 
感動のオヤジである。

せっかく作る以上、息子に受けようと、本に書いてあるのとはあえて違うやり方をしたのが当たったようだ。
◆油はゴマ油を使用
◆味付けは、しょうゆ(小5息子はワシと同様、何でもしょうゆ党)
◆仕上げにレモンをしぼってかけた(レモンと梅干しが大好き)

「日経」の「何でもランキング」で、妻が夫に言われてうれしい一言のトップが、「おいしいね」ごちそうさま」「家のごはんが一番おいしい」たったのが体感できたような気がする。
明日は何を作ろうかな。


朝、走休。近所の唯一の土の小道で一本歯高下駄ナンバ歩き40分(約3km)、ラストはちょっと小走りに。心拍97。
夜、木刀素振り、新聞パンチなど。

★セラティ・きょうの言葉 ②

私の理論は、自然のままの (自然主義的) 技術という立場に立っている。

われわれのやっている陸上競技にしても、大人の"遊び"のはずであるし、また、そうでなければならない。

陸上競技がスケジュールに縛られた退屈で単調な"課業"となったとき、われわれは自然から遠ざかり、楽しさを失ってしまっているのである。

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セラティの言葉

2007-04-26 22:37:07 | 本・漫画・映画など

「自然主義ランニング」の祖といえるオーストラリアの名コーチ、パーシー・セラティ(1895~1975) 。
その邦訳書『陸上競技 チャンピオンへの道』(ベースボール・マガジン社 1963年) と、たまたま入った神保町の古書店で出会ってから2カ月余、ようやく1回目の読了。

セラティを現地に訪ねた山西哲郎先生が『永遠のセラティ』(高部雨市氏との共著/ランナーズ 1989年) で書いておられるとおり、この本は技術の書というよりも、思想書・哲学書と呼ぶほうがふさわしい。
技術を語っている時も、おのずから哲学がにじみ出て、1冊の本がまぎれもなく確固とした宇宙を形成している。まさに広大な宇宙旅行から帰還した心持ちのオヤジである。

帰還したばかりの未整理な状態のため「感想」をまとめるのも困難につき、『ランニングの世界 弟4号』(山西哲郎編/明和出版) の巻末投稿 (野津隼人氏) から引用させていただく。

「セラッティさんは、はっきり言って偏屈で変わっています。そのトレーニングも、そのまま応用できる代物ではなく、考え方も理想に走り過ぎてとっつきにくく、古臭くもあり現実的でないように思えます。
だけど、私は大好きなのです。彼の生き方、考え方はものすごく魅力的なのです。そのことをもっともっと説明したいのですが、とにかく『チャンピオンへの道』はバイブルのようなものです。これからも、この本から生きる糧を得ることになるようです」

そうなのだ。独断と偏見に満ちているようでありながら、とにかく、ものすごく魅力的なのである。
彼自身が、中年になってから自分自身に目覚めてランニングを再開し、51歳時に州のマラソン選手権者・記録保持者となるなど、「自由と野生のランニング」を体現している。

で、読みながら胸打たれた熱い言葉の数々をランダムに、しばらく「不定期連載」させていただくことにする。
最初は、やはり巻頭のこの名言から。

 重要なのは 勝つことではなく 参加することである

 重要なのは 到達することではなく そこに達する道すじである

 重要なのは できることではなく できるように努めることである

 そして誠実で我慢強い努力家が 最高の成果をかち取ることができるのである 


しばらくぶりで晴れ上がった朝、芝生の公園で気持ちよく地下足袋クロカン走40分(約6km)、心拍150。
日の出がずいぶん早くなり、5時前から明るい。(東京の日の出4:56)

夜、小5息子と久しぶりにボウリング。2人ともガタガタで、最終第4ゲームでやっと171がハイスコア。

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坂下りの技術

2007-04-25 22:59:25 | ナンバ・古武術・動き

日常生活に支障はないものの、日曜の山歩きの影響で腹筋と大腿四頭筋(太もも前部) にまだ筋肉痛残り、階段下りが少々つらいオヤジである。
幸い、山歩き初心者が痛めやすいというヒザは大丈夫。

それにしても、下り坂の上手下手の差はかなり大きいようだ。
不慣れな人ほど、こわごわ体を緊張させて腰が引けた状態で脚だけ前に出して、結局バランスを崩して滑ったり尻もちをついたり。
上級者風の方々は、小刻みなピッチでかなり速いスピードでリズムよく駆け下っていく。ワシも見よう見まねでやってみた。
基本的には、同側二軸歩行のナンバの動きに近いようだ。

『山歩き はじめの一歩 第2巻 歩き方』(山と渓谷社 2001年) にも、負担の少ない上手な歩き方として「ナンバ歩き」が紹介されている。(59p)

「体の軸を保ちながら、前の脚の膝を上げ、同じ側の手を前に振り出すようにして歩くのです。すると、体の軸を中心とした回転力がおのずから生じます。この回転力を利用して脚を前に出すようにすれば、よけいな脚の筋力を使わずに重心移動が行なえるので、疲労を最小限に抑えることができるのです。
この歩き方は、下るときにも有効です。重心移動がスムーズに行なえますので、下りが苦手な人はぜひお試しを」

なるほど。重心移動がスムーズにできているかどうかが重要なようだ。
下りで重心移動をスムーズにするには、「歩幅を5cm」がコツだそう。

「山を下るときの歩幅の目安は、約5cmです。5cmというのは、あくまでも足運びを小刻みに行なうための目安です。勢いがつくとおのずと歩幅は広くなり、5cmずつ進むのが困難になってきます。しかし、大股にならないかぎり、かまいません」

「なるべく脚に負担をかけたくないのなら、小走りになるくらいのスピードでリズミカルに下っていきましょう。
この、足運びを小刻みにしてスピーディに下る方法は、どんな下りにも使える万能の下り専用歩行術です。
ことに急斜面や滑りやすい道の下りでは、大きな威力を発揮してくれます」

 「危ないからゆっくり下るというのは逆効果です。ゆっくり歩こうとするから、膝が棒のように突っ張ってしまうのです。この体勢では、全体重を膝関節で受け止めることになります。
『いえ、私はちゃんと膝を曲げて下っているのに膝が痛くなってしまうんです」、なかには、そういう人もいます。脚を突っ張らずに下っているのに、なぜ膝が痛くなってしまうのかというと、前の脚が着地する瞬間に、すでに膝が曲がっているからです。
では、膝を伸ばすのもダメ、曲げるのもダメというのでは、いったいどうしたらいいのでしょうか」

「正解は、着地したときには前の脚の膝が伸びていてもかまわないのですが、すぐ次の瞬間に膝を曲げていくのです。
後ろ足に重心を残した状態で前足を着地させ、着地した瞬間に重心を徐々に前へ移動させていって、足首と膝をしっかり曲げて体重を膝から逃がしてあげるのです」

うーむ、わかるような、わからないような……。頭で考えているよりも、安全な場所でスローペースのジョギングで走ってみればすぐ体得できるそうである。
ともあれ、高尾山以外では初めての本格的 (?) 山歩きの魅力にひかれているオヤジである。


雨の朝、90分ビルドアップ走(16km)。km6分半~4分半ペース、心拍156。
春の雨にしては、いささか冷たすぎる雨。
夜、ステップ運動30分、心拍97。

そういえば、来年の「東京マラソン2008」のHPがすでにオープン中でビックリ! 
(募集要項は、まだのようだが)

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禁句

2007-04-24 21:31:25 | ことば・歌
たまった新聞をまとめ読み。読むのがつらい事件報道が相次ぐなか、身につまされながらもホッとさせられたのが4/21付「日経」の土曜別刷り1面トップ記事「何でもランキング」。

今回は「夫に言われて傷ついた一言/うれしかった一言」。
それぞれの上位5番は……
(全国の20代以上の既婚女性1030人がネット回答)

[傷ついた]
●「君も太ったね」
●(体調が悪いのに) 「ごはんはないの?」
●「家にいるんだからヒマだろ」
●「片付けが下手だ」
●(育児など手伝ってほしいと言ったら) 「仕事で疲れているんだ」

うーむ、やはり相手が気にしていることを無神経に突いたり、一方的に自分の考えを押し付けたり、傲慢さがにじみ出てしまうと反発必至のようだ。
「うるさい」「しつこいな」「誰のおかげで生活できているんだ」「で、結論はなに?」「君には関係ない」なども評判が悪い。

逆に、努力や心くばりをしっかり認め、受け止め、感謝と評価を表明すれば喜んでもらえることになる。

[うれしかった]
○「おいしいね」「ごちそうさま」
○「家のごはんが一番おいしい」
○「いつもありがとう」
○「がんばってるね」
○(夫側の家の行事に参加した後) 「おつかれさまでした」

他にも、「君と結婚してよかった」「よくやってくれる」「えらいと思うよ」「実家でゆっくりしておいで」などが好評。
20代から50代まで喜んでいるのが「きょうは一段とかわいいね」。

やはり、けなすのではなく、ほめて感謝する姿勢が大切ということがよくわかるが、いざ実際となるとなかなか……。
とくに気持ちに余裕がなくなるとむやみに攻撃的になってしまうのがワシの悪いところ。
今も、明日から1週間ロサンゼルス出張の支度をしている妻が、
「あした、雨が降ってると大荷物で大変だなあ」とボヤいたのに対し、つい、
「雨が降るのはワシのせいじゃねえよ」と言ってしまったオヤジである。反省。


朝、地下足袋で芝生ジョグ40分(約6km)、心拍137。
日曜の山歩きで脚筋肉痛、階段下りがいささかツライ。
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足指グリグリギュー

2007-04-23 22:11:46 | 健康法
「ハイキング」があれほどハードとは思わなかった。
「名前がハイキング大会でも、甘く見ちゃいけませんよ」と事前に聞いてはいたから、ある程度の覚悟はできていたからよかったが、そうでなかったら途中でネを上げていたかも。

さすがに、きょうは大腿四頭筋(太もも前側)や足首回りに筋肉痛あり。
昨夜は入念に足裏をケア。
ちょうど今朝ラジオで、日々黙々と頑張っている足指に感謝をこめて手でさわって育てましょう、と、きくち体操のきくちかずこさんが話していた。

足指1本1本を、かなり力をこめてグリグリギューッと、もみほぐす。
足指は放っておくと寄ってきてしまうので、1本ずつほぐしてパラパラと開き、のびのびしているのが元気な足指の姿なんだそう。

足指の働きが弱ると転倒しやすくなるため、中高年はしっかり足指グリギュッして血行をよくする必要があるとのこと。
たしかに、昨日は足指に意識をけっこう置きながら歩いたので、しっかりと無事故で完歩できたのかも。
(そういえば、何かで歩けなくなった参加者が出たらしく、救急隊員3名が担架を持参して登ってくるのと行き違った。ふもとには、救急車と消防車が待機していた)


朝、そういうわけで走休。体操のみ。
夜、プールへ。平・クロール各500m、いつも以上にゆ~っくり泳ぐ。約35分。
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山歩きで減量

2007-04-22 23:50:16 | トレーニング

東武鉄道のサービスイベント「第22回 外秩父七峰縦走ハイキング大会」に初参加。
総距離42km、約9時間の楽しくも厳しい山歩きであった……。
雨が降らなくて、助かった。(あの山道下りは、ぬかるんだら危険そのもの)

参加無料 (事前申し込みは必要) のイベントなのに、参加賞・完歩賞などいろいろもらえて、途中7か所のチェックポイント(CP) や各休憩所、スタート・ゴールの運営もしっかりしている。 

朝の一番電車に乗って、スタート地点の東武・小川町駅へ。
準備運動を済ませ、いざ7:30スタート。

第1CP=官ノ倉山 (5km地点) 9:05 渋滞激しく、なかなか前に進めない。
第2CP=笠山 (16km地点) 11:50 さらに大渋滞が続き、周囲から苛立ちの声しきり。4回目の参加というおじさんも「こんなの初めて。参加者が多くなったからかなあ?」と首をひねる。
(第2CPの担当スタッフが通過人数をずっと読み上げていて、ワシは1400番台であった)

まだ半分も来ていないのに、もう昼近く。すでに弁当を広げているグループも多いが、単独行のワシは先を急ぐ。はたして間に合うのか?
(最終の第7CP登谷山32km地点は16:50まで、そこから10km先のゴールは18:30までで閉鎖される)

急勾配の上り下りにも体が慣れてきて、だんだん快調に早歩き。
「縦走」という大会名のためか、中にはカン違いして走る人もたまに見かけたが、この大会はあくまでも歩くハイキング大会で、要項にも「絶対に走らないでください」と明記してある。
ワシも、正直なところ走りたくなる箇所も多々あるが我慢して、ひたすら速歩に徹する。
(ちなみに、「縦走」とは「尾根を伝って山を歩くこと/山脈などが縦につらぬくこと」の意。「走」の字が誤解を招きやすいかも)

結局、途中ではほぼ1時間毎の給水と、愛用の「塩アメ」を時々口に入れながら歩き続け、食事休憩はとらずに最終第7CPを15:20、閉鎖1時間半前に無事通過。
あと10km、夕方近く午後4時半少しすぎにゴールにたどりついた。かなり消耗。

今回の山歩きの主眼はズバリ、体重減らし。
帰宅して早速、計ってみたら目標の55kg台。よし!
あとはリバウンドに気をつけて食事と通常練習で、体重と体調をキープし、5/13仙台に臨みたいものである。

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谷川浩司九段の言葉

2007-04-21 23:47:23 | ことば・歌
昨夜から今しがたまでかかって、季刊誌120ページ校正をようやく果たしたオヤジである。ふう~。
いつもの土曜午前の皇居走、午後の刀水AC練習会、ともに残念ながら行けず。

結局、一歩も外出せずに、ラジオを聴きながらの自宅作業であった。
他のメディアと異なり、「ながら作業」ができるところがラジオの特性といえる。

で、一日中聴いていた中で、思わずメモを取って拝聴したのが、将棋棋士・谷川浩司九段のインタビュー。
将棋も囲碁も全然問題外のオヤジではあるけれど、谷川九段が「光速の寄せ」と形容されるほど終盤に強い騎士だということくらいは知っている。

「勝負は最後が一番大切です。圧倒的な優勢が一手の緩手で逆転されることは、いくらでもありますから。とくに終盤では、結果を急がないことです」

うーむ、「光速の寄せ」と呼ばれる谷川さんにして、このこころがけ。なんだか、「ゆっくり走れば速くなる」の名言に相通ずるような。

「厳しい、苦しい時には、頭の中で盤面をクルッと回転させて、相手の立場に立って見直してみると、新たな発見を得られることがよくあります。
いずれにしても、
良い時にあせらない、悪い時にあきらめないことですね」

将棋を指し始めてから40年、通算で勝ち星1200勝にも上る一方、負けも600を数えるそう。いちいち一喜一憂していられないこともあろう。

「敗因はもちろんしっかり分析しますけど、負けたという結果はすぐ忘れることにしています。そうでないと、引きずってしまいますから」

なるほど。さすがにプロの勝負師の言葉には深いものがある。


きょうは、仕事の合間に木刀素振りや腰割りなど体操程度しかできなかったので、明日は秩父の山歩きで減量してくる予定。
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