ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

「継続で強くなる」

2007-04-20 23:11:01 | トレーニング

今月のランニング誌『クリール』が、きょう届いた。
3日前に着いた『ランナーズ』誌について触れた以上、こちらのほうもブログ話題にしないわけにはいかない。

熟読した記事は、「川越学の『継続で強くなる』」。
このところ絶好調の実業団女子・資生堂チームを率いてきた川越監督、4月から新たなクラブチーム「セカンドウィンドAC」を立ち上げたそう。

「私は、とにかく継続することを最優先に考えながら、マラソンのトレーニングを指導することにしました」

トレーニングを継続するための大前提は、故障しないこと。 

そこから、

●走行距離を抑える
●故障しないフォーム / 筋トレ
●柔軟なトレーニング計画

といった特徴をもつ川越監督の指導が実践されてきた。

「多くの人が、走行距離を延ばすことがマラソンのレベルアップにつながると考えています。こうした考えが定着したのは、過去に日本の男子マラソンが世界トップレベルに君臨していたことと関係があると思います。
その頃、宗茂さんや宗猛さんが月間1200km走ったとか、瀬古利彦さんが50km走や60km走をやったなどと、走行距離がよく話題になりました。それが頭の片隅から消えず、マラソンで成功するためには、とにかく走行距離を延ばすことが大切なのだ、というところから抜け出せなくなっているのでしょう」

昨春から刀水ACでFコーチの指導を受けるまでは、ワシも走行距離至上主義 (レベルに雲泥の差があるけれど) にとらわれていて、故障が多かった。

「走行距離を追い求めるトレーニングをしていると、距離が長くなるに従って、故障の起きる危険性は高くなります。故障してしまえば、十分なトレーニングを積むことができません。
それだったら、走行距離を意図的に抑え、故障を回避して継続したトレーニングを行なったほうが、良い結果につながる可能性が高いといえます」

こうした方針が土台となって、筋トレや動きづくり、無理や負担のないフォームの追究といったトレーニング課題が実践されていき、結果につながったわけだ。

記事を読みながら、Fコーチの指導方針と相通ずる点が多いことに驚いたが、名探偵コナンの決めゼリフのとおり、「真実はひとつ!」なのかも。


しばらくぶりで晴れ上がった朝、クロカンコースを気持ちよく地下足袋ジョグ45分 (約7km)。ラストに流し3本、心拍148。

夜、ステップ運動45分、心拍100。

来週、妻がロサンゼルスへ1週間出張。そのため、定期発行の季刊誌の進行が前倒しになり、明日からの土日で集中校正することに。ワシはそこの「校正大臣」を兼任しているので、週末のトレーニング予定は大幅変更せざるをえなくなった。

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第1回 ボストンマラソン

2007-04-19 22:58:37 | レース

朝5時半少し前、朝ジョグの支度をしながら、いつも聴くのがNHKラジオ「きょうは何の日?」のコーナー。

今朝は冒頭で「1897年のきょう、第1回ボストンマラソンが開催されました」とのアナウンス、改めてその歴史の長さと重みを再認識させられた。20世紀になる前から始まっていたのか……。
(1897年は明治30年。ちなみに、明治33年が1900年と覚えておくと換算しやすい。35年前の高校日本史で教わったことを今でも忘れずにいるオヤジである。古い記憶ほど強固で、新しい記憶ほど失われやすいのは加齢現象なのかも)

そういえば、今年のボストンは第111回を数え、今週の月曜4/16に行われたばかり。
今回、宇宙ステーション内でも同時刻スタートで女性宇宙飛行士が正式ナンバーをつけてランニングマシンでフルマラソンの距離を4時間24分で走り抜いたそう。

まだ海外マラソンはおろか、本州から出て走ったこともない ( 今までのところ、北は仙台、西は岡山が最遠方参加大会) オヤジだが、いつかはこの超老舗大会にも出場してみたいものである。

 ⇒ ボストンマラソン

朝、昨夜来の雨やまず、室内でステップ運動40分、心拍93。
夜、プールへ。平・クロール各500m、30分。

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両手利き

2007-04-18 22:42:28 | トレーニング

今月の『ランナーズ』誌が早ばやと昨日届いた。
(前号は『クリール』誌が先に着いた、と書いたからではないだろうが)

最も注目して読ませていただいた記事は、田中喜代次先生の連載「走るウンチク」。
それも、本文の末尾に付記されたコラム<私が日常気をつけていること>である。
(いささか、ヘソ曲がり読みかも)

そこに、「両手に荷物を持ちながら駅の階段を2段ずつ上る」など5項目が掲げられており、ラスト5番目に記されている内容に仰天したのであった。

「左右の手それぞれを使ってボウリング(ボールの重さ右16ポンド、左15ポンド)
→週2回の頻度、毎回、左右で4ゲームずつ投げる
*アベレージは右手200前後、左手180前後。ちなみに、握力は右62kg、左56kg。腕や脚の筋肉量・骨量はともに右が左の104~105%程度」

ボウリングで両手使い! しかも、共にかなりのハイアベレージ。大したものである。
(ワシは利き手の右手でアベレージ150に届かず。左手だと、やってみたこともないが、100にも達しないだろう)

そういえば、先日の山西先生講習会で、意識して利き手でないほうの手を積極的に使うと脳が活性化されるとの指摘があった。
で、今このブログも、利き手でない左手でマウスを操作中のオヤジである。うー、ちと脳が疲れる。


しばらくぶりで雨上がりの朝、10kmビルドアップ走54分。ラストkm4分半ペース、心拍160。
夜、また降り出した雨の中、卓球練習へ。1時間みっちりで汗だく。
試しに左手で打ってみたものの、まるでダメ。

なお、5月の「仙台」につき、エントリー状況など詳細が記者発表された。
参加者総数800人を超え、大会史上最多。とくに女子が急増しているのは、参加資格緩和のねらいどおり?

 ⇒ 仙台国際ハーフ・記者会見資料

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完全燃焼

2007-04-17 22:04:22 | その他の雑記

冬に逆戻りしたような冷たい雨が降り続いている。
さすがに外を走るのは休み、もっぱらステップ昇降運動で体脂肪燃焼を図る。

D-01さんから貸与いただいたDVD『テレビ版 あしたのジョー2』全47話、ついに見終わった。
ストーリーはもちろん先刻承知ではあるけれど、終焉に向かう展開は原作をベースにしながらも独自の出崎監督アニメワールドを強固に構築している。

真っ白な灰になるまで突っ走り、燃え続けたジョー!
白い光に浮かび上がるラストシーン、そこに荒木一郎のエンディングテーマが流れ来る。ああ、青春は今ここに燃え尽きた……
ううう、感動のオヤジである。

「寅さん」が放浪・望郷・恋慕という、「男の理想形」のひとつを具象化して見せたように、「ジョー」もまた、一本道・全力・完全燃焼とひとつの理想形をまぎれもなく目のあたりに示してくれた。ありがとう、ジョー! (そしてD-01さん)

まだワシは燃え尽きるわけにはいかぬが、今この時に、倒れても倒れても立ち上がり闘い続けたジョーと再会できたことに感謝したい。


ところで、5月の仙台国際ハーフには、野口みずき・弘山晴美両選手と、高岡選手など錚々たる特別招待選手が出場とのこと。いよいよ楽しみである。

 ⇒仙台・河北新報ニュース

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大腰筋呼吸

2007-04-16 21:11:17 | ナンバ・古武術・動き
昨日の講習で山西哲郎先生が重要項目として強調されていたのが、呼吸法。

たとえば上り坂にかかる前に、両腕を腹から胸まで持ち上げ、ストーンと息を吐き切る動作を2~3回しておくとパワフルに上っていけるという。実地練習で試してみると、たしかにそんな気がする。

今、書店に行くと一番良い場所に平積みされている本のひとつ、五木寛之『林住期』(幻冬舎) にも呼吸法をめぐる話題と考察が語られている。
(書名の「林住期」とは古代インドで人生を4分して考えた弟3の呼び名。そこから、人生後半の生き方を語りかける)
呼吸法についての話題として、著者は知人の娘さんの例を掲げている。
ずっと何年もかすかながら咳が止まらず、検査しても異常はなく、心因性ではないかといわれていたが、五木氏がふと気づいたことから長年の咳から解放されたそう。
その娘さんは、呼吸をすべて口でする、口呼吸だったのだ。それを鼻呼吸に改めさせたところ、咳は止まったという。
「口は物を食べるところ。鼻は息をするところ。誰もが当たり前のように考えながら、実際にはちゃんと守られていないのが、意外にも呼吸の基本である」と。

ところで本日、新刊書を贈呈いただいた。
能楽師・安田登先生の新著『日本人の身体能力を高める「和の所作」』(マキノ出版)
ここでも、呼吸法が重要ポイントとなっており、とくに大腰筋を使った全身呼吸の大切さ、腹(丹田)に力をためて腹から声をだすことで平常心を保てることが説かれている。
安田先生にはすでに、能の所作からヒントを得た応用エクササイズに関するご著書が何冊もあるが、今回は「親子でいっしょにできる」エクササイズが眼目になっており、「足振り」「すり足」などとともに「新聞パンチ」が紹介されている。
で、以前に健康誌『安心』で掲載いただいたワシら親子の新聞パンチ体験記が、今度の本にコラムとして再登場しているため、ご恵贈いただいた次第。

本を頂戴したからほめるわけではないが(多少はそれもあるけれど) 、これまでのやや難解な安田先生の本よりもずっと読みやすく明快なイラスト入りでわかりやすい。前書きによると、初めて口述筆記で書いた本だそう。(過日受講した際にこぼれ話で、著書はすべてご自分で執筆していると話しておられた)

刀水ACのFコーチも、就寝前に1分間3回の深い呼吸を繰り返すと自然に深い眠りに入れると語っておられた。
さまざまな面で、やはり呼吸はおろそかにはできないものであると、再認識させられたオヤジであろ。

朝、走球。体操のみ。
夜、録画しておいた昨日の長野マラソン観戦しながらステップ運動30分。サブ3めざした2人の女性ランナーの苦闘に思わずもらい泣き。
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楽歩堂さん

2007-04-15 23:41:34 | トレーニング

新宿御苑・新宿門のすぐ近くに開店した靴専門店「楽歩堂」(らくほどう) さん。
本店は群馬(高崎/伊勢崎)にあり、社長さんはトライアスリート、近々行なわれる宮古島のトライアスロン大会にも参加されるそう。

その店内で、山西哲郎先生のランニングクリニックが開催された。
「野生のランニング」を強調した伝説的名コーチ、パーシー・セラティに師事されただけに、何よりも「感覚」を重視。
トレーニングに関しても、習慣的・惰性的・固定的な練習を排し、新鮮で多彩な楽しい練習を旨とし、100kmウルトラランニングのゆっくりペースから100m14~15秒の速いスピードまで幅広くこなせる「脳力」の開発をめざす。

1時間ほどの講話の後、新宿御苑内で実地練習。これが面白かった。

遅い花見客でにぎわう苑内を自由自在に駆け、裸足になって芝生をジョグ。馬のギャロップを模した動き練習など、文字通り多彩な走りで、自然に気持ちが解放されてワクワクしてくる。

山西先生は、かねて日本の四季に合わせたトレーニングを提唱されていて、秋~冬にかけての長距離・スロースピードの時期を終え、春はスピード走。
のびやかにスピードあふれる走りを楽しむ季節の到来という。

1時間ほど実地練習の後、楽歩堂へ戻る。
せっかくの機会なので、ウォーキング用シューズを新調。
きょうの講習会を教えてくださった刀水ACのf-ysk選手兼コーチが最近愛用しておられるのと同じタイプのシューズ(MBT) を選び、帰途、早速履いてみる。自然に姿勢が良くなる (感じ)。ジョギングしているのと同じような感覚で歩ける (気がする)。

 ⇒ 楽歩堂HP

終了後、講習参加者6名と山西先生、楽歩堂社長さんを囲んで懇親会。ここにはちょっと書けないような話も含めて、面白い話が続出だったが、それはまた改めて。

以前、山西先生からご恵贈いただいた『永遠のセラティ』(ランナーズ 1989年) にサインをいただく。
 
   野生で走り  野生に生きる この人生

と。 <野生のランニング> がワシの究極の課題となりそうである。

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走る筋トレ

2007-04-14 23:45:56 | トレーニング
PM、刀水AC練習会。埼玉・越谷健康福祉村。
桜はほとんど散って、時おり花びらが舞う。
明日が長野・かすみがうら、2大市民マラソン開催日のため、練習参加5名のみで、いつも以上に濃い練習。

本練習前にFコーチから指導話。ランナーの筋トレに関して。

「わざわざ時間をさいて、器具を用いた筋トレは必ずしも必要ではないし効果的とも言えない。
ふだんの練習の中で、反発もも上げを意識的に丁寧に大きな動きでやってみる。あるいは、いつも走ったことのないスピードで100mを何本か走る。
こうしたトレーニングは、走る動きそのものが、そのまま筋トレになり、ランナーに必要な筋肉が身につく。
箱根駅伝に出場する学生トップランナーも、100mもも上げ走などをやっており、一般の市民ランナーも、自分のできるレベルにアレンジして取り組む価値があると思う」

ということで、メイン練習は100m20秒×10本×3セット。
Fコーチに引っ張っていただいて100m無理なく走り、帰りは1セット目には歩き、2セット目は歩きとジョグ半々、3セット目はジョグで戻る。

3セット終えて10分後に1km走。
1kmの自己ベスト3分36秒の更新なるかと思いきや、中間で脚が急に動かなくなり、結局3分46秒(自己計測)。まだまだである。


AM、以前受講したAED講習の修了証を取りに来るよう事務局から連絡があったため、駒沢公園へ。
ついでに5周ほどジョグ。約11km、62分。ラスト1周だけkm4分半ペース、心拍168。
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「仙台」来たる!

2007-04-13 22:51:00 | レース
5/13開催「第17回 仙台国際ハーフ」まで、1カ月。
きょう、エントリー通知が届いた。
2005年に初参加してから3年連続、3回目。

まだ果たせていない「制限時間内ゴール」(1時間35分) を今度こそ達成したいもの。
とはいえ、今年3月の静岡駿府ハーフではそのタイムをクリアしたものの、先日の焼津ハーフでは13秒オーバー。相変わらず制限時間すれすれ。

これから1カ月で急激に走力アップというわけにはいかないだろうし、やりすぎて故障してしまえば万事休す。
となると、無理のない範囲で「マイルド・ダイエット」を実行し、多少なりとも軽量化を図らねばなるまい。

最近のレースで、自分なりにベストランができたのは昨秋10月の「高島平」20kmだった。あの時はかなり体をしぼり55kg、20km1時間27分台でゴールまできっちり走り切れた。
焼津ハーフでは体重約3kgも重く、20km地点通過タイムも3分近く遅かった。
1カ月で3kg落とすのはけっこうキツイだろうが、力石やジョーのすさまじい減量との闘いに比べれば。
(力石はジョーのバンタム級まで2階級下げるため13kgの地獄の減量。ジョーも、その後バンタム級にとどまるため過酷な減量、試合当日1回目の計量でオーバーした920gを3時間でカットするため最後は血を200cc抜いた……)

というわけで、スピード持久力の維持・強化と、体力を落とさない程度の軽量化により、仙台でゴール前の定禅寺通りを駆け抜けたいオヤジである。


朝、芝生の公園でクロカンコースを地下足袋ジョグ30分(約4km)、心拍128。
夜、プールへ。平・クロール各500m、約30分。
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馬の観察

2007-04-12 23:02:45 | ナンバ・古武術・動き

長い時間かかって読み続けているセラティの『陸上競技 チャンピオンへの道』の中で、セラティは馬など速く走れる動物の観察を強く勧めている。
とくに、スピードの変化につれて自在に移り変わっていく四肢の動きに着目すべしと。

同様に馬の歩様を見てスポーツ身体操作の重要なヒントを得たのが、常歩(なみあし)研究会の小田伸午先生(京大教授) である。
小田先生は大学構内を歩いていた馬術部の馬の歩き方から「二軸動作」を感得されたそう。

「ウマのお尻が小さく左右に揺れるのを見てハッとしたのです。ウマの動きの軸は、からだの中心にあるのではなく、からだの左右に二つある、と。
ウマの歩き方を見ていると、右後肢が前に出て、遅れて右前肢が前に出ます。次に、前に出た右の前後肢に引き込まれるようにして、左後肢、左前肢の順で前に出ます。
右後肢→ 右前肢→ 左後肢→ 左前肢 の順に脚を前に出して前進します。
ウマの歩きのバイオメカニクス論文には、同側の肢が後肢→前肢の順に、タイミングをずらして出る動きと書いてあります。つまり、右の前後の肢における同側感覚の動きです」
(『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと 』小田伸午著/大修館書店刊)

たしかに、馬が歩くのを見ていると、微妙にタイミングがずれながら二直線上を進んでいることがわかる。スピードが上がると、また違ったタイミングに変化していき、なかなか複雑である。

競走馬の観察となると競馬場が思い浮かぶが、それだと別目的が主眼となりがちで不向き。やはり、世田谷の東京農大近くにある「馬事公苑」(ばじこうえん) あたりが最適だろう。
ちょうど5月の連休には「ホースショー」が3日間にわたって開催され、馬術大会などで、ゆったりとした歩きから疾走までさまざまな馬の動きを間近に見ることができる他、乗馬体験コーナーなどもある。苑内には出店や子どもの遊び場もあり、家族連れでにぎわう。入場無料。

 ⇒ 馬事公苑HP

朝、10kmビルドアップ走56分。ラストはkm4分半ペース、心拍158。
夜、あしたのジョー 2」を小5息子と見ながら腰割り、ボールあぐらなど。

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シドニー~メルボルン1000km

2007-04-11 23:48:43 | その他の雑記

図書館で、高石ともやさんの『挑戦 ―気分は陽気なウルトラマンー』(ランナーズ 1989年) を見つけた。

その冒頭に、1988ウェストフィールド・ラン=オーストラリア・シドニー→メルボルン1018kmの記録があり、引きつけられて読んだ

このレースはウラトラランニングの中でも最も過酷なレースのひとつといわれ、1000km強を8日間で走破する。平均して1日130km。
毎日の到達地点が関門でもあり、カットオフが待ち受ける。
高石さんも1988年の最初の挑戦は900kmを超えたところで「ウィズドロー」(撤退)せざるをえなくなり、翌1989年に再挑戦し日本人初の完走を達成した。

表紙カバーの写真が印象的。ウルトラスタイルで走る当時46歳のオヤジ(高石さん) を、16歳の息子さんが後方から真剣に走って給水しようとするシーン。
なんだかジーンときてしまい、つい自分自身に置き換えて夢想してしまう。

しかし、現実にはフルはおろかハーフでさえまともに走りきれないワシのこと、超長距離など夢のまた夢である。
高石さんの体験記を読むと、その苛酷さがいやというほど伝わってくる。

ウルトラランニングではトラブルやアクシデントはあって当たり前、直面するさまざまな事柄を基本的には受け入れて、「共生」の精神を貫かなければ走りきれるものではないようだ。
高石さんの、あの本当にうれしそうな、生きているのがうれしくてしょうがない、といった風情の笑顔はウルトラランニングによって磨かれたものに違いないだろう。

 ⇒ 高石ともやHP

 遙かな夢は夢として、あと1カ月ほどに迫った仙台国際ハーフで、今度は悔いの残らない「完全燃焼」のオヤジ走りを実現したいものである。

朝、芝生の公園で地下足袋ジョグ30分(約5km)、心拍120。
夜、ステップ運動40分、心拍99。

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