ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

飲酒運転防止インストラクター

2008-06-15 21:20:58 | その他の雑記

妻が代表を務めるASK(アルコール薬物問題全国市民協会)が今年25周年を迎え、この土曜日に記念総会が開催された。

現在、ASKが最も力を入れているのが「飲酒運転防止インストラクター」を3年間で1000人養成しようという、市民団体にしては壮大な事業。
福岡の事件以来、飲酒運転に対する世間の目も法律も厳しくなってきているものの、それでも依然として後を絶たない現実があり、厳罰化だけでなく、もっと草の根的な予防教育が不可欠との視点から。

総会当日は、1999年11月28日東名高速で常習飲酒運転手のトラックに追突され愛娘2人を奪われたIさんご夫妻が出席され、この1年間に多数傍聴されてきた飲酒運転関連裁判とずっと続けておられる署名活動などにつき報告された。これまで手記を読ませていただいたことはあったが、実際にお話をうかがったのは初めてで、淡々とした語り口が胸に重く熱く響いた。
ちょうど今、本屋さんやコンビニで発売中の分厚い(652p)女性コミック誌『泣ける!! 女の感動実話』(竹書房)の中に、一挙160pにわたりIさんご夫妻の苦闘の実録漫画が掲載されていて、帰りの電車で読み始めたら涙あふれて止まらず。

 ⇒ASK25年の活動

なお、ASKの出版部門であるアスク・ヒューマン・ケアの刊行物を集めたブックフェアが、新j宿・紀伊國屋書店さん本店5Fで6/8から約1ヵ月間にわたり開催中。普段なかなか一般書店では手に取れない珍しい(?)本に出会えるチャンスかも。とPRさせていただく。

土曜の午前中は小学校の授業参観、午後の総会と続き、走れるのはその前後のみ。早朝決起して芝生の公園で地下足袋クロカン走90分(約13km)+流し5本。
総会後、埼玉・越谷の健康福祉村コースに急行し2時間ほど刀水ACの有志練習に参加(正式練習会はすでに日中に終了)。動きづくりの後、夕闇迫る中をスピード練習。100m流し~100mジョグの繰り返しで1kmコース1周から始め、ラスト1kmはほぼ全力で3分53秒。やや脚が重い感じで、自分で思うほどには走れない。まだまだである。

日曜は多摩川河川敷で開催される「ガス橋ロードレース」8kmに4年連続参加予定だったが、11時スタートのちょうどその時間帯に家の用事ができてしまい残念ながら欠場。
悔しいので今朝も早朝決起して会場まで往復30kmジョグ(約3時間)で記念Tシャツをいただいて帰る。ラスト1kmだけほぼレースペースで4分13秒。
用事を無事済ませ、札幌国際ハーフ (男子参加資格1時間18分以内!! ワシには絶対ありえない大会) 中継をTV観戦後プールへ。暑い日曜の午後とあって家族連れで大賑わい。完泳コースもけっこう混みあっていたので平・クロール各500mで切り上げ、30分水中ウォークで体をほぐしたオヤジであった。

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新聞パンチ開眼?

2008-06-11 23:06:48 | ナンバ・古武術・動き

「ミニボンズの父」さんへ

お久しぶりです。新聞紙突き破りの実写映像ありがとうございました。
小6息子と一緒に何度も拝見して大いに刺激を受け、またもや夜な夜なボロボロ新聞紙の山を築いておりました。

もっと早く返信を書くはずだったのですが、諸事重なった上にあの衝撃的な秋葉原の事件があり、のんきにブログなど書いていていいのだろうか? と躊躇して遅くなった次第です。何気ない日常のかけがえのない大切さを、また改めて実感しております。

妻に頼んで、息子と私の試技(というほどのものではないけれど)を撮影してもらい比較しながら見てみると、最も顕著な違いは「力み」の有無のようです。
息子のほうは実に楽しそうに無心で夢中になってバスバスと、ほぼ百発百中で新聞紙に穴をあけまくっているのに対し、オヤジのほうは間合いが長く、緊張度が高く、速いパンチを出そうとして力んでしまっているわけです。

ミニボンズ君ご自身もコメントで、「コツは、新聞紙の向こう側にあるものをつかむつもりで、なにげなく腕を伸ばすといい」「目の前にある新聞紙は、あると思わないほうがいい」と言っているとおりで、まさにそこがポイントですね。

甲野先生の『古武術あそび』などの本を読んでも、核心はいかに意識をはずすかにあるようで、ミニボンズの父さんが例に引いておられた「そうと知らずにガラス戸破り」も脳の指令によらない動きの持つ強さを明示しているのではないかと。

図式的にまとめると、

 脳からの指令による動き=筋肉主体=力み・遅い・パワー小

これに対し、
 
 非脳動作=全身による動き=無心・速い・パワー大 

で、「意識をはずす」ために有効な手立てとして、呼吸法に集中して発声とともにパンチを出すという方法があり、私の場合はこれでかなり確率は上がったもののまだまだ息子には及びませんでした。

しかし、「目の前にある新聞紙を、あると思わない」ためにはどうしたらいいかを探究した結果(別に探究しなくても差し支えないのですが)、ついにごく簡単な方法に気づきました。
それからは朝に晩に、不意にバスッと穴を貫通させて妻子を驚かせて悦に入っているオヤジです。

どんな方法かって? それはこの記事のタイトルにヒントがあります。
ミニボンズの父さん、ぜひお試しあれ。

コメント (3)
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東京喜多(北)フル、任務果タセズ……

2008-06-01 21:29:31 | レース

「第42回 六無月東京喜多(北)マラソン大会」に参加。
3時間57分23秒。(フル男子141位/エントリー831人)
前半2:03’41”ー後半1:53’41”

かろうじて4時間は切ったが、今回は自分のタイムよりも刀水ACメンバーU子ちゃんのペースメイクが主たる任務であった。残念ながら、使命は完遂できず……。途中で別れ、それでも最後まで歩かず4時間33分でゴール。
自分のゴール後、折り返してU子ちゃんを迎えに行ったオヤジだが、ラスト1kmからU子ちゃんが猛スパート、先行ランナーをごぼう抜きし、オヤジも振り切って怒濤のゴール!! いや~、すごかった。

3年前の初フルで3時間42分を記録したくらいだから、どう見ても真の走力はワシなどよりずっと上。ただ、故障・体調不良など諸事情で思うように走れない状態が続き、前回のフルでは初のリタイアを経験してしまい、秋のフルマラソンシーズンを迎える前に、とにかくもう一度フルを完走しておきたいと。

で、たまたま、一人では40km走できそうもないので練習用にこの大会申し込んでいたオヤジに任務が与えられたのであった。
スタートで一緒に並んだU子ちゃんは腕時計をつけず、タイム度外視・完走あるのみの潔さ。
しかし、前日まで3日以上続いた春先のような肌寒い天候から一転、スタートの9時半にはじりじりと照りつける日差しは真夏のよう。
事前に綿密に幾通りも描いていたシナリオのうち上の部のシナリオはあっさりあきらめ、ぎりぎり4時間以内をねらうことにする。

序盤はゆっくりkm6分超ペース、おしゃべりしながらのファンラン。12km過ぎ、4時間切りをめざすにはそろそろ少しずつペースアップを……と思った矢先、U子ちゃんに異変。安定していた呼吸が苦しそうに変わり、並走から後ろに回った。どうした??? 後で聞くと脚に痛みが出始めてしまったそう。
もうタイムは考えずサポートに徹して一緒にゴールをめざそうか、それとも……と迷っていたオヤジに、「私、絶対にゴールしますから、ハギさん行ってください!」とU子ちゃんの気丈な叫び。その声に背中を押され、ワシは自分のゴールをめざして走り出したのであった。

それぞれのゴールめざしての長い長い道程の末に、ようやく迎えたフィニッシュ。同じところを何度も折り返すコースなので、刀水AC仲間のパパスさんとも何度も行き会った。かなりキツそう。
急激な気温上昇のためか、後半は歩いてしまう人が異様なほど多かった。その中でU子ちゃんはともかく最後まで走り抜いた。よく頑張った。

残念ながら任務完遂は成し得なかったものの、「ハギさんのおかげでゴールまで走れました」のありがたい言葉に胸熱くなったオヤジであった。

コメント (2)
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