ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

朝ラン再開!

2005-11-30 20:30:16 | トレーニング
先週11/23の、1年ぶりのフルマラソンから1週間。
きょうから朝のランニングを再始動。
フル前の調整期間以来で、いつもの公園周回コースを走るのは2週間ぶりだ。

朝4時起床、ルーティンをすませ、ナンバ体操・ストレッチ後、5時少し過ぎに家発。
まだ暗い。かなり冷え、もう手袋は必需品。
超ゆっくりのつま先ジョグで公園まで。家から公園往復で1.6km。
公園周回も1周1.6kmなので計算しやすい。

そのまま、つま先ジョグ2周。ようやく空が白み始める。
3周目から徐々にペースアップ。上に着ていたジャージを脱ぐ。

6時に近くの寺の鐘が鳴り渡る。空の底が淡いオレンジ色に染まりだす。
5周目にけさのトップスピードで1周。(といっても8分程度)
そのラスト約150mの直線はほぼ全力。「ゴール」直後に心拍を計測、150。

あと1周をダウンジョグ、昇る朝日に向かって帰路につく。
また超ゆっくりジョグに戻って家着。
計11.2km(つま先4km) 1:16・31。
ストレッチ後に、シャワーで足・脚を冷温浴。

体調や持ち時間などで周回数は日によって変わるが、
だいたいこんな感じで平日の3~4日間を走っとる。


きのうから中3息子はボランティアで学校周辺の落葉掃き活動に参加のため早出。
6:40に起こす。来週いっぱい続けるそう。
7時過ぎに小3息子、それから妻が起きだして、いつものドタバタ朝景色に。

いよいよ今年のカレンダーも、あと1枚残すのみ。
11月の走行距離 302km、1月からの累計2829km。

今月はフル前後の調整・休養で距離が減ったが、その成果か3時間半をクリアでき、
その後の体調も順調に回復。走りたい気持ちが非常に高まっていたので、けさは
走りながらなんだかうれしくなってきたオヤジであった。
これからも故障なく走りたいもの。
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団塊の世代

2005-11-29 20:12:53 | ことば・歌
昭和22~24年(1947~49年)生まれの世代が定年を迎える「2007年問題」で、ふたたび団塊の世代に関心が高まっている。

ワシは昭和30年生まれなので「ザ・ネクストエイジ」だそうだが、二人の兄がいて上の兄貴は24年生まれで、まさにこの世代。

きのうのNHKラジオで、残間里江子さんが同世代としての団塊の世代を語り、
叱り励ましていたが、その中でなぜ「団塊」と呼ぶのか、その語源に触れていた。
恥ずかしながら、それで初めて、「団塊」とは鉱業用語の「ノジュール」の訳で、
ひとかたまりでありながら周囲にも影響を与える鉱物層を指すと知った次第。

そもそも『団塊の世代』は1976年に単行本が出た堺屋太一の近未来小説の書名。
巨大な人口の塊が加齢によって、社会にどんな影響・衝撃を及ぼすかをテーマに、
1980年代から1999年末までの人間ドラマを全4話で描いている。
「この世代は単に数が多いだけではない。共通の経験と性格を持ち、社会経済に重大な影響を与える」との認識に立ち、著者が作家となる前に勤務していたのが通産省の鉱山石炭局(というのがあったんだそう。時代を感じる) だったことから、鉱業用語のノジュールとこの世代に共通するものを感じて、このネーミングとなったのだそう。なるほど。

残間さんは同世代の、とくに男たちが蕎麦打ちなどの趣味に自己表現の場を見出していることに一定の評価をしながらも、「もう一歩進めて、ぜひ新たな『仕事』にしてほしい。そこまで極めなければ単なる自己満足に過ぎない」と手厳しい。
ご自身も、従来の延長ではない「冒険」に乗り出すのだという。

今春、ほぼ30年ぶりに『新版・団塊の世代』(文春文庫)を刊行した堺屋氏も、
その中で、子や孫のためでなく自分自身の楽しみと誇りのためにお金を使おうと提言している。

ワシの兄貴もピアノを習い始めたと聞く。よくも悪くも注目を集める巨大世代だけに、今後もオモシロそう。
他人事でなく、ワシもすぐ次のランナーとして先を見据えて前進せにゃならんな。


朝、ステップ運動30分、心拍95。フルマラソン後の休養1週間は本日で完了。
夜、BWL3G 395(Ave131)。

 [別記] 川崎月例の「ライバル」(と勝手にワシが思ってる) U・Kさんへ。
  ネットでつくばの結果見ましたよ。惜しい! と思わず叫んじゃいました。
  3時間半切りまであとちょっとお……。ホントに惜しかった!
  でも、誰よりも ご自身がくやしいですよね。
  次に月例でお目にかかれるのは、1月かな?
  ではまた。ケアをどうぞ入念に。  
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エミューの走り!

2005-11-28 21:58:03 | その他の雑記
いや~、すばらしい見事な走りっぷりだった。
今TVで見た、オーストラリアの飛べない巨鳥エミューの疾走。
低木がまばらに生える乾燥地帯を時速70km超の猛スピードで、
驚くほど長く長く走り続ける。取材のクルマは追いつけず、ついに断念。
振りきられてしまった。

月曜夜、わが家の定番視聴番組「地球・ふしぎ大自然」(NHK)。
きのう、剣道二段に昇段した中3息子は動物大好きで、それも要因となって
来春からオーストラリアへ高校留学に。
動物に関する知識も豊富で、きょうのエミューについても小3息子とワシに
解説しながら3人で熱心に見る。

エミューは定住せず、渡り鳥のようにオーストラリア西部の乾燥地帯をずっと
移動して暮らすそうだ。飛べないから、もっぱら走って。
群れを率いるオスがタッタッタと軽いジョグで走り始めると、子どもたちも
一斉に後に続く。どんどん速くなる。トップスピードのままずっとキープ。

上下動が全くない。脚を思いきり前に伸ばしているように見えて、着地の瞬間
には胴体の真下に来ている。後ろ足で蹴っているように見えるが、地面を押すと
すぐ前方にスイング。うーん、全盛期のカール・ルイス選手のスローモーション
映像を連想させる爽快なランニングフォーム。見ていてワクワクするほど。

フォームもすばらしいが、ハイスピードを維持できる秘密は呼吸のしくみにある。
残念ながら鳥だけに備わった、吸う息・吐く息が別経路かつ「気嚢」という器官
の働きで多量の酸素を取り込めるのだ。
エミューの真似はできそうもないにせよ、あのフォームのイメージと、心肺機能
を高める努力は続けたいもの。

ところで、群れを成して移動しているのはオスとその子どもたちだけで、メスはいない。
メスは卵を産むと走り去り、あとの抱卵・孵化から子育ては全部オスの仕事。
メスは単独で移動し、また別のオスと出会って産卵して、を、ずーっと繰り返すのだそう。
うーむ、エミューのオスもたいへんだ。

いずれにせよ、移動ばかりしているので迷子も出る。すると、たまたま出会った
別の家族(メスはおらんが) にすっと混ぜてもらい、互いに何もなかったように
行動を共にする。なかには50羽も引き連れたオスもいるとのこと。


それにしても、きょうもわが妻の帰りは遅い。まあ、移動しっぱなしで帰って来ないエミューのメスよりは、ずっとましか。


朝、ステップ運動20分、心拍98。
夜プール、平・クロ各250m。25m走5本、27~25秒。
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フランク・ショーター氏

2005-11-27 20:04:44 | トレーニング
全然知らなかったが、わが憧れの名ランナー、フランク・ショーター氏が来日中。

きょう、つくばマラソンが開催された筑波大学で、きのうまで4日間にわたり、
日本体育学会が行なわれていて、その最終記念講演者として招かれていたようだ。
「つくば身体操法研究会」の高橋佳三代表がブログに学会のレポートを書いて
くださっていて、それでショーター氏のことも初めて知った次第。感謝。

 *高橋佳三氏のブログは、
 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/keizo52/e/33b2d76b1122cfd8176d48249588e39e

高橋代表のレポートによると、最も興味深かったのは、最後の質問コーナーでの
ショーター氏の回答。
 「人の動きを変えるときは、非常に慎重にならなければいけない。
  身体は一人ひとり違うからだ。
  走り方は、8歳の子がすごく怖いものから一目散に逃げるときの動き、
  それが一番いい走り方だ。 
  ただ『逃げる』ということだけがあり、走り方とかなんとか、よけいなことを考えない」

いかにもショター氏らしい考え方で納得がいく。
とくに「逃げる……」の話を妻にしたら、彼女も深くうなずいていた。
なんでも、小学校の鬼ごっこで追いかけられた時、いったんつかまりそうになって
夢中でもう一段の加速が出て逃げ切った。それから、他の運動はまるでダメなのに
短距離走だけは自信がついて速くなったと。ほう、それは初耳。

ショーター氏のランニング哲学は「シンプル」であり、いわば「ランニング自然主義」とも呼べるものだと感じる。最近読んだ、近著の邦訳『走りを極める』にも、
「自然主義」哲学がにじみ出ていて、さわやかで心地よかった。


フルマラソンのわがバイブル『賢く走るフルマラソン』の著者・田中宏暁先生も
ショーター選手を非常に高く評価していて、同書の中にも3ヵ所にわたり、ショーター選手が登場する。

 ①トレーニングメニュー分析から、同選手のトレーニングの80%をニコニコペースとルンルンペースが占めていること
 ②速く走れるのは、絞り込まれた身体。ショーター選手の体脂肪率は、なんと2.2%。
 ③理想的なフォームを身につける最もよい方法は、ランニング効率のよいランナーの走り方を真似ること。一流選手のランニング効率を計測した研究を見るとショーター選手が最も効率が高い。

で、田中先生は、「ショーター選手のビデオを見て模倣したいとの思いに駆られましたが、残念ながら手に入りませんでした。しかし、ショーターブランドのランニングギアには、ショーター選手のランニングスタイルがロゴとして使われています。このロゴと、私の記憶に残るショーター選手のランニングフォームを重ね合わせて模倣することを心がけました」

うーん、さすがに研究者は入れ込み方も並ではない。この探究心あればこそ、
40代後半からマラソンに本格的に(ご自分を実験台として)マラソンを始めて、
ついに51歳で2時間38分の超驚異的タイムを記録されたのだろう。
タイムは到底及びもつかないが、その探究心だけは負けずに見習いたいものだ。


ところで、本題のショーター氏は、きょうのつくばマラソンで10kmの部を走られたそう。
ああ、実物の走りをじかに見たかった……。


朝、ステップ運動30分、心拍100。

午前、横浜へ講演に行く妻の大荷物をかついで同行。
(参加予定だった川崎月例はやむなく欠)
小3息子もついてきて、帰路、最近ハマッている「ムシキング」のゲームに熱中。
午後、息子をムシキングから引き剥がして、S先生が待つ碁会所へ。
待間、整体に行く。移動をつま先ウォーク&ジョグで、計100分ほど。

中3息子は剣道の段位審査の日。無事、二段に昇段。おめでとう!
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『縦に書け!』

2005-11-26 18:00:10 | 本・漫画・映画など
書家・石川九楊(きゅうよう)先生の、魂の叫びがほとばしる警世の書である。(祥伝社刊)

この本について、パソコンで横書きに打つことに「絶対的矛盾の自己同一」を痛感しつつ……。

冒頭の言葉。
 
 「近年の政治や経済の軽さ、またおぞましい事件や犯罪を見ていると、
  何かたいへんな事態が起きている、時代は大きく変わっているに
  違いないと実感されます。
  この時期に、言葉と書字と時代の関わりについて考えてみました。
  社会の珍奇な変貌を社会学的に分析するのでなく、また精神・心理学的に
  対症療法を処方するのでもなく、生活者が日常の生活の中でどのように
  現状克服の願いを込めればいいかについて、<普通者>の視点から、
  考えていきます」

九楊先生は、「現在の人間の精神は制御不全に陥っている」として、
その要因を3点掲げている。
 
 ①行き過ぎた市場主義のもとでの価値の不定、浮動化
 ②パソコン、ケータイといった現代商品の氾濫のもとでの社会的制御力の低下
 ③上記2点、行き過ぎた市場主義と現代商品の氾濫により、言葉が力を失い、
  社会の文体が破壊されたこと

社会の文体とは、「社会というものはもともと言葉で結びつき、結び合っているもの」であり、その「言葉が紡ぎ出す社会のスタイル」を指す。
ワシらがあっさり捨て去った「手書き・縦書き」、なし崩し的に浸透した「キー入力・横書き」との間に失われたものの大きさを九楊先生は書家の視点から明示する。

「縦に書く」ことは、おのずから重力を感じることであり、自省と自制が働く。

 「腑に落ちない出来事が生じたら、パソコンから離れて、縦に書いてみてください。
  横書きとは違った考えが導き出せるはずです」


うーむ、たしかに。手で縦に書くだけで何かが違う。
そうだ、ナンバ、古武術の身体操作で、意識を変えただけで動きがまるで違ってくる、あの感覚と相通ずるものがある。
「手縦書き」を重要な日常動作として組み入れることにしよう、
と強く、意を新たにしたオヤジであった。

朝、ステップ運動30分、心拍104。
きょうは小学校の周年行事で、小3息子は登校日。土曜の棋院行きは休。
午後、息子たちは剣道へ。妻は休養。
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月刊『食品と暮らしの安全』200号!

2005-11-25 21:31:10 | その他の雑記
書店で今、ロングセラーとして平積みされている2冊の本、
『使うな、危険!』『新・食べるな、危険!』(ともに講談社刊)。
食と生活の安全に関心ある向きには見過ごせない本だが、
この本を書いたのがNPO法人・食品と暮らしの安全基金。

以前は「日本子孫基金」の名称で長く活動しており、ワシも
初期から会員に入らせてもらっている。輸入食品の収穫後の
農薬汚染問題(ポストハーベスト農薬)などで注目されたこともあった。

その機関誌が1984年の創刊以来21年で200号を迎えた。
記念号のお祝いメッセージの中で、

 「一口に200号と言っても、中身が中身ですから、21年もの長い間、
  よくも潰されずにここまで生き残っていると、ただただ感心するばかり」
         (北海道・興農ファーム 本田廣一代表)

との言葉があったが、まったく同感。

市民運動は資金と人材の不足に見舞われるのが常というものの、とくに
「安全基金」の場合は添加物や農薬問題など一般にはわかりにくいうえに
現実の巨大資本と敵対せざるを得ない面もあり、並大抵の苦労ではなかったろう。
安全基金ならびに代表の小若順一(こわか・じゅんいち)さんに
心から感謝と敬意を表したい。

現在、大手スーパーでも扱いを始めるようになった「生醤油」商品化の
意外な話も記念号に載っている。

 「耐性菌の問題で、生醤油のことを詳しく知りたいとの話があり……、
  しぼりたての生醤油を持って事務所に伺いました。
  味見が始まると小若さんが『生醤油とはこんなにうまいのか! これを世に
  出さないのは犯罪だ!』と叫ばれました。これはまだ半製品で、売り物とは
  考えたことがなかったのです。
  ところが『食品と暮らしの安全』2003年12月号で紹介していただいたところ、
  大反響で、しかも『めちゃくちゃうまい!』『こんな醤油は初めて!』など、
  今まで醤油でこんなにお褒めの言葉をいただいたことがないくらいにお便り
  をいただきました。まさに職人冥利に尽きます」 (弓削多醤油社長)

現状告発にとどまらず、安全・安心で美味な食品の発掘・開拓に道をつけてきたことが幅広い支持を受け、市民団体としてはかなり多数の会員を獲得している最大の理由だろう。
ますますの活躍を祈ってやまない。
「食品と暮らしの安全基金」のHP⇒ http://www.tabemono.info/

ところで、代表の小若さんと初めてお目にかかったのは、もう20年以上も前。
小若さんは30を出たばかりの青年、ワシもまだ20代の頃だった。

当時、東京・平河町 (国会などがある永田町のすぐ近く) の平河天満宮の一郭に
「えっ」と驚くような2階建てのボロ屋があり、そこをさまざまな市民団体などが
拠点としていた。
某消費者団体から独立して活動を始めたばかりの小若さんも、
そこに机ひとつ借りて事務局にしており、ワシも紆余曲折あった末に同じ屋根の下にいた。
「公害問題研究会&嫌煙権確立をめざす人びとの会」事務局員として。

小若さんは年下のワシにも非常に丁寧な態度で、先に帰る時には必ず「失礼します!」と、
こちらが恐縮するほど腰の低い、さわやかなお方だった。

ちょうど、その頃に、従来の禁酒運動とは異なるスタンスからアルコール関連問題の市民運動を立ち上げた若い女性がいて、あちこちで顔を合わせることになった。
彼女が「市民運動のやり方が全然わからないから教えてください」と言うので、
小若さんを紹介し、3人で自然食レストランで長い長い語らいをしたのだった。

その時に小若さんから「うん、アルコール問題は市民運動として、きっと成り立っていくよ。
ボクの運動より見込みあるかも」と励ましてもらったのが、
彼女にはとても励みになったようだ。

お二人は今もそれぞれのフィールドでNPOの代表として大活躍。
ワシも彼女の夫として活躍中(?)である。

ああ、過ぎ去りし青春の日々……。でも、ただの思い出にしてはいかんな。
小若さんは事務所近くの皇居でジョギングが趣味だそうなので、
一度ご一緒させていただきたいものだ。
本日はこれにて。

朝、休養。
夜、BWL 3G、474(Ave158)。  
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レース後の休養

2005-11-24 21:51:22 | レース
1年ぶりのフルを、きのう走ったので、これから1週間は原則休養。
今回のフルマラソンで「座右の書」とした『賢く走るフルマラソン』には、
「1週間は完全休養、その後1週間はレース前1週間と同じ調整」と明記
されているとおりに。
(ただ、諸事情により、例外として今度の日曜は月例川崎でレースジョグ予定)

今回も終盤のペースダウンを完全には防げず、すべてが成功したわけではないけれど、
去年の大失速に比べれば、かなりまともに走りきれたと思う。
その要因のひとつが、ウォーミングアップで走らなかったこと。

『賢く……』には、フルの場合、
 「レース前は、ストレッチや柔軟体操程度に止め、まったく走らない方がよい。
 非常にゆっくりとしたジョギングでも……マラソンで動員されるタイプⅠ型
 線維のグリコーゲンを使ってしまうことになります。このことも後半の失速
 原因になります」
として、レースの最初の5~10kmをウォーミングアップにあてることを勧めて
いる。
きのうのワシの場合は「最初のウォーミングアップ」が21kmあまりと長かったので、その反動で飛ばしすぎ、終盤のペースをキープできなかった点は次回の課題。

10月の高島平から「アップランなし」を始めたが、そうなって見ていると、
いや~、ほんと皆さんよく走ってる! きのうも、スタート10分前になってもまだ走ってる方がいて驚いた。

ワシはナンバ体操とシコ踏み、ストレッチなどの後、その場ナンバからナンバ歩きと忍者走りを合計150mほど。ゼロではないので、厳密には「アップランなし」と言えないかも。
単純に考えて、フルの場合、これからイヤというほど走れるんだから、その前に走らんでもいいと思えるが。まあ、人それぞれ。


朝、休養。
夜、プール。平・クロ各200m、水中ナンバ歩き300m。
 
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大田原マラソン(フル)!

2005-11-23 20:30:07 | レース
通算5回目、1年ぶりとなったフルマラソン。栃木県北の大田原市で。
ゴール 3:28・26(自己計測。ゴール直後の心拍156)

 25:28-24:34-25:59-25:52-23:37-22:44-23:37-25:18-11:12

スタート10時40分。天候晴れ、気温13℃くらい?
参加者は、男子およそ800人、女子80人くらい。

ミズノランニングクラブのメンバーの方々がペースメーカーを務めて
くださったのが、ありがたかった。(3時間と3時間半)


去年の同大会では、35kmで急落。残り7kmをkm6分半のLSDペースとなって、
かろうじて制限時間(4時間)45秒前に滑り込んだ(倒れ込んだとも言う)。
それでも、いちおう初のサブ4を達成したレース。

今回はリベンジを期して、中間点まではとにかく省エネに徹した。
ハーフの距離を過ぎると自動的にスイッチOFFになってしまう、ワシの潜在意識と
折り合いをつけるため、こう考えた。
この大会は20kmの長大なコースを2周回するので、
「1周目はレースではなく練習。2周目がホントのレースなのよ」と。

これがまんまとあたり、2周目に入って俄然、ハーフのレースモードに。
このまま行けるかと思いきや、やはり21kmのウォーミングアップはちょっと
長すぎたか、ラスト7kmはkm5分ペースも維持できず。

まだまだ力不足を痛感させられ、課題もたくさん残ったレースではあったが、
何はともあれフル4時間ランナーにとっては大きな節目のタイムである3時間半を
切れてホッとした。自己記録も30分以上短縮できたし、まあ上出来か。
レース直前の調整法を教示していただいた『賢く走るフルマラソン』には、
非常に感謝している。おかげさまでバッチリ決まった。

後半はついに一度も抜かれることなく、ひたすら、前にいるはずの3時間半の
ペースアドバイザーを追いかけて抜き続けた。終盤、自分も急落したのに、
それ以上にペースダウンあるいは歩いてしまった方々が多かった。
ゴール寸前でやっとペーサーの背中を見つけたが、ついに追いつけなかったのが残念。
しかし、夢中でペーサーを追いかけていたので、これまでのフル終盤でいつも悩まされた
「あ~、オレはなんでこんなこと、やってんだろ?」の自問は全く湧き上がらなかったのは助かった。

なんとか、大阪の幼稚園児(フル7時間完走)の半分のタイムでゴールでき、
やれやれ、安堵したオヤジであった。

なお、女子ではeAの星野芳美さんが2時間35分台の驚異的タイムで、
この大会3連覇を達成。39歳でなお、自己ベストを更新し続けているのは、
ただただ敬服するのみ。スゴイ人だ。(ときどき駒沢のeA練習会で、お姿を
見かける)


 *不安だらけだったフルもひとまず終わり、ちょっとのどかな壁紙に取替え。
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『走りを極める』

2005-11-22 19:00:05 | 本・漫画・映画など
アベベ選手は「マラソンの神様」だから別格として、ワシにとって
最も強く記憶に残っている名ランナーがフランク・ショーター選手。
自分が走るようになってからは、そのブランドの用品を、インナーから
帽子まで愛用させてもらっている。

そのショーター氏が書いた「オリンピック金メダリストによるフルマラソン
のためのパーフェクトガイド!!」と銘打った本(産調出版刊)。

内容は、ランニング入門からレースまでの総合ガイドブックとして標準的なものだが、訳本らしく文章と写真が独特で印象的。随所に選手時代からの体験に基づいた
アドバイスがちりばめられているのが、うれしい。

 「私は、運動をする人は誰でもひとりの競技者だと考えています。
  ひとりひとりの違いは、運動の強度や設定目標、集中度の違いにすぎないのです」

 「基礎的なコンディショニングのためのランニングの大部分は、会話を続けられるくらいの比較的楽なペースで行なうべきだということです。これを会話ペースと言います」

おー、やはり「ニコニコペース」が練習の基本であったか!

1年ぶりのフルマラソンを前にして、いささか不安に陥りそうな時に、この本と出会えてよかった。


あ、そういえば、土曜の朝日紙夕刊に「園児、フルマラソン完走」と大きな見出しとカラー写真入りの記事があり、ビックリ。
11/6の大阪・淀川市民マラソン(枚方市)のフルの部(制限8時間)に、
私立幼稚園児13人が出場し11人が完走したとのこと。

園長(68歳)が学生時代に長距離選手で、30年ほど前から、1周350mほどある
園庭で毎朝,、裸足でランニングを年長さんは5km! 続けているそう。
フル当日は5kmごとの給水ポイントで5~10分休憩しながら、園長先生と一緒に
7時間前後でゴール。

ひえー、そんな小さい子が42kmも走って大丈夫か? 医学的に問題ないのか?
と心配が先にたってしまうけれど、ともかく園児がフルを7時間で走れるとはオドロキだ。
こりゃオヤジも負けられんわ。


本日も休養、ナンバ体操のみ。あすは1年ぶりのフルマラソン。
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歩きたばこ禁止条例

2005-11-21 19:00:09 | タバコ(禁煙)
ようやく、わが故郷・静岡市にも路上禁煙条例が制定されそう。

地元紙「静岡新聞」によると、先週の金曜(11/18)に静岡市議会の議長宛、
「歩きたばこ禁止条例」の制定を求める請願書が出された、とのこと。

請願書には約2万3600人分の署名が添付されたが、その署名活動の中心となった
一人が市内の中学1年生と知り、うれしいオドロキ。

その中学生・大石君は小学4年のとき、タバコ煙でぜんそく発作を起こしたのが
きっかけでタバコの害を自由研究のテーマとして以来、商店街の協力でアンケート
を実施したり、同級生たちと署名集めにも取り組んできたという。
いや~、たいしたもんだ。

請願は、きょうから開会されている市議会11月定例会で審議される。請願を受理
した議長が「大石君の期待に添えると思う。大石君の活動は重要」と答えている
ことから、路上での喫煙を禁止する条例が成立する見込み大。


こうした制度化に対して、「マナーの問題」「趣味試行に行政が関与するのは
ファッショ」などといった反論が必ず出されるが、
タバコによってどれほどの恐るべき被害がもたらされているか、
その実態をほんとうに知れば、そんなことを言ってる自分がいかに愚かだったかに
気づく時が来るに違いない。


本日休養、体操のみ。
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