ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

時の経つのが速くなる?

2008-11-30 22:14:18 | 本・漫画・映画など

つくば、河口湖の2大マラソンに出場&応援に行かれた方々は無事帰宅された頃だろうか。
それぞれの健闘に思いを馳せながら、本日のオヤジは2部練習。

AM、「第393回 月例川崎マラソン」に参加。今回から1kmの部 (タイム・順位計測対象は子どものみ)が新設され、1・3・5・10kmの4種目となった。全種目に出走。
1km4分45秒/3km12分18秒/5km20分41秒/10km43分44秒。ダウンジョグ2kmと合わせて計21km。いつものように会場往復自転車30km。
PM、洗濯物を乾燥機にかけ、息子に昼メシを食べさせてから駒沢公園へ。往復ジョグ含めて2時間40分LSD、約21km。明日12/1から3月末まで4ヵ月にわたる大改修工事で駒沢公園は当分の間かなり走りにくくなりそう。

さて早いもので、もう12月。時のたつのが年々速くなるような気がする。
……といった感慨をもつ方も少なからずおられるだろう。

その疑問に答えてくれそうな本が相次いで新書で出ている。
①『大人の時間はなぜ短いのか』(一川誠著/集英社新書)
②『一年は、なぜ年々速くなるのか』(竹内薫著/青春新書)

①は、実験心理学を専門とする行動科学の先生(千葉大准教授)が、主観的時間(感じられる時間)の特性解析を多角的に試みている。
②は、物理学を専門とする科学ジャーナリストがさまざまな仮説の検証を通して、「どうすれば一年が速くならないようにできるか」を提示しようとするもの。

共通のテーマに対し多少アプローチのしかたは異なるもの、いずれも加齢が時間の長さの感じ方に影響を及ぼす傾向をさし示したうえで、、そのメカニズムをある程度明らかにしている。
「ある程度」というのは、もちろんまだ完全には解明されていないから。そもそも物理学や哲学においては「客観的時間」の実在そのものを否定する立場もあるくらいで、永遠の課題なのかも。

①では、内的(心的)時間の進み方が加齢とともに遅くなる、つまり相対的に周囲の時間が速く感じられる要因として、身体的代謝が落ちることや時間経過への注意(関心度)、精神テンポなどを挙げている。
②も周囲との比較から一年が速くなる客観的理由(歳のせい)を解明しつつ、自分の内部でも一年が速くなる理由(歳のせいだけじゃない)を説き、「周囲との比較にこだわらず、自分の心の持ちようを変えることにより、あなたの時間の経ち方は劇的に変化する」と結んでいる。

目ウロコ的な衝撃の内容が書かれているわけではないけれど、日頃の素朴な疑問に丁寧に答えてもらった手応えは充分あった。
とりわけ②の著者が作家の鈴木光司(『リング』で有名)から「『魔の山』の上巻に竹内君が探している答えが書いてあるよ」と示唆され、トーマス・マンの大長編の中で展開されている時間論に触発されるくだりはじつにおもしろく読んだ。

2冊を並行して読みながら、ランニングを始めてからのこの6年間はけっして「年々速く」なっていないことを改めて実感するとともに、とくにフルマラソンを走っている時の一種不思議な時間の流れを反芻したオヤジであった。

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大田原フル、10秒届かず…

2008-11-23 23:26:29 | レース

3時間30分10秒。最低限の目標だった3時間半がクリアできず。
悔しいゴールとなった。

「第21回 大田原マラソン」(栃木)に2年ぶり4回目の参加。

 2004年 3時間59分15秒
 2005年 3時間28分27秒 (自己ベスト)
 2006年 3時間41分15秒

今回は3年ぶりの自己新をめざし、内心ではひそかにかなりの自信を持って臨んだのだが。終盤に予想外の急落を食い止められず。
10時40分スタート。本日ここに立てたことを感謝する。

 23'32"ー24'24"ー25'05"ー25'21" (中間点1時間43分47秒)
 ー23'55"ー24'47"ー24'20"ー26'28"ー12'15"

反省点としては、不揃いのラップタイムで一目瞭然のとおり、ペースが一定せず、上げ下げしてしまい、35kmからの急落につながったこと。

今月初めのハーフでは、前日のハードな練習でかなり消耗した状態でも1時間33分で走れていたので、1時間45分×2本、で3時間半は当然切れると過信していたのだが。フルは、やはり甘くなかった……。

ここで、いつもなら「まだまだのオヤジであった。」と結ぶところであるが、応援に駆けつけてくださったNEKOさんから、「走り自体は最後まで崩れなかったんだから、まずまずのオヤジであった。と締めくくってね」とのご指示あり。

ということで、悔しい10秒ではあるけれど、本日のレース『まずまずのオヤジであった』。

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東京国際女子マラソン・ファイナル

2008-11-15 23:39:13 | レース

いよいよ明日11/16、第30回東京国際女子マラソンが開催される。
オヤジは出られない大会だが、第1回をたまたま青山通りの沿道で目撃して感動して以来ずっと観戦させていただいてきただけに、今回で東京のコースは最後となるのが残念でならない。

せめて雰囲気だけでも味わいたいと思い、選手の付添いと称して前日受付に同行させていただいた。
1km毎の距離表示看板を製作中のお兄さんやトラック内で明日の中継準備のカメラさんなど騒然とした中、トラックをけっこう速いペースで走っている選手の姿も。

競技場の前日を味わった後、丸の内「行幸地下ギャラリー」で今週月曜から展示されている「報道写真展・東京の街を駆け抜けた女性アスリートたち」を見学。
1979年第1回から昨年の第29回まで、各優勝者や記憶に残るシーンの写真、参加者の寄せ書きなどが通路ギャラリーの両側に順を追って並んでいる。歩きながら見て行くと、この30年近くの自分史とも重なって感無量であった。
配列の最後は今回の第30回分がまだ空きスペースとなっていた。最終優勝者としてここに展示されるのは誰だろうか?

ともあれ、出場される選手の皆様にはそれぞれの思い出に残るベストランをしていただきたいと願うのみ。
とりわけ、仙台国際ハーフのワシと同様に、制限時間ぎりぎりに近い方には何が何でも競技場に帰ってこられますように。最終ランナーのゴールまでしっかりと見届けさせていただきます。

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懐かしの玉ヨーカン

2008-11-14 22:02:19 | その他の雑記

昨夜、同じマンションのKさんからお土産にいただいた玉ヨーカン。
な、なつかしい!!

遠い昔、子どもの頃に爪楊枝でプチッと刺してクルンとむけるのが面白くて。40年以上ぶりだろうか。
小6息子は見るのも食べるのも初めてで、緊張した面持ちでプチッ。
ふだんはヨーカン類はあまり食べないのに、面白がって連続3個むいて食べた。

小6息子にとっては「一人っ子」状態でのんきなひとときであった。
来週はいよいよ、頼もしくもコワイ留学兄ちゃんが一時帰国。正味2年半ほどの高校生活を無事に卒業し、今週終えたばかりの試験結果次第で希望の大学に入れるかどうか、年明けに判明するまで、しばしのホリデー。

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