オープン・ウォーター・スイミング、つまりプールではなく海や湖などの自然環境で泳ぐこと。
写真はレース当日の朝、普段は遊泳禁止となっている幕張海岸の沖合250mあたりに浮設するブイをスタッフの方々が運ぶところ。
日曜、「幕張チャレンジトライアスロンフェスタ2012」(千葉)に初参加。といってもこの場所自体は毎年1月に連続出場を重ねている「千葉マリンハーフ」の会場で、なじみがある。
初心者向けのアクアスロンの部、スイム750m+ラン5kmで初めての海レースを体験した。
一般男女合わせて76人(うち女性13人)でスタート。スイムで男子4名がリタイア。
タイムは合計52分17秒、総合72名中61位。内訳は、スイム29分35秒(69位)、ラン22分42秒(25位)。
スイムは惨憺たる結果に終わり、30分の制限時間ぎりぎり。実質ビリである。
海のレースが初めて、着用義務のウェットスーツで泳ぐのも初めて。
レースで「初めて」は禁物なのに初めてだらけ。スタート直前に試泳した時点で激しく後悔した。
プールとまったく勝手が異なり、海水は黒く濁って視界が全然利かず恐怖心で呼吸ができない。
やめられるものならやめたい気持ちでいっぱいになったけれど、あっという間に8時半スタート。
本番になっても状況は変わらず、普通に泳げない。クロールは断念し、カメのように顔を突き出したままの平泳ぎでのろのろと前へ。海岸から沖合まで250mのブイまでがとてつもなく遠かった。
ブイから海岸線と平行して横に250m、そしてスタート地点近くまで向かう途中で20分遅れでスタートするメイン種目のトライアスロン第1ウェーブが一斉に泳ぎ出したのが見えた。
そのあたりからようやく平常心が戻ってきて、まず顔を浸けて普通の平泳ぎ、ラスト100mはクロールで。
浜で応援する方々が「あんなに泳げるのにこの人、なんでビリなの?」などと話す声がよく聞こえる。すみません、普通に泳げたのは最後だけなんで。
トランジット(更衣)へ走ろうとするも脚がもつれて走れない。最終走者への拍手が温かくも痛い。
ランはマリンスタジアム付近の1.7km弱コースを3周回。2周目に入ったあたりからようやく普通に走れるようになり、なんとか10人ほど抜いたか。
海の波に揺られてとてつもなく心細い思いをしていた時はもう二度と出るまいと誓ったはずなのに、ゴールすればすべて忘れ、よし来年こそはと当然のように決意するいつものオヤジであった。
何はともあれ、無事帰還できてよかった。
☆オヤジの応援歌 (11)
幕張前日の土曜は、これまた初体験。荒川区内の障害者施設合同運動会の支援ボランティアをさせていたき、全員参加でたのしくノリノリで踊ったのがAKBのこの歌。
♪ ヘビーローテーション (AKB48/2010)
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わかっていただいて、うれしく思います。ありがとうございます。
視界が利かないことが、あれほど怖いこととは想定外でした。それでも最後は多少なりとも慣れてきてまともに泳げたのは自信になりました。
ボンさんご自身のOWS初体験記はとても励みになります。「いつかはトライアスロン」、その思いを胸に抱いて、OWSの練習を重ねていこうと意を新たにしております。