日常生活に支障はないものの、日曜の山歩きの影響で腹筋と大腿四頭筋(太もも前部) にまだ筋肉痛残り、階段下りが少々つらいオヤジである。
幸い、山歩き初心者が痛めやすいというヒザは大丈夫。
それにしても、下り坂の上手下手の差はかなり大きいようだ。
不慣れな人ほど、こわごわ体を緊張させて腰が引けた状態で脚だけ前に出して、結局バランスを崩して滑ったり尻もちをついたり。
上級者風の方々は、小刻みなピッチでかなり速いスピードでリズムよく駆け下っていく。ワシも見よう見まねでやってみた。
基本的には、同側二軸歩行のナンバの動きに近いようだ。
『山歩き はじめの一歩 第2巻 歩き方』(山と渓谷社 2001年) にも、負担の少ない上手な歩き方として「ナンバ歩き」が紹介されている。(59p)
「体の軸を保ちながら、前の脚の膝を上げ、同じ側の手を前に振り出すようにして歩くのです。すると、体の軸を中心とした回転力がおのずから生じます。この回転力を利用して脚を前に出すようにすれば、よけいな脚の筋力を使わずに重心移動が行なえるので、疲労を最小限に抑えることができるのです。
この歩き方は、下るときにも有効です。重心移動がスムーズに行なえますので、下りが苦手な人はぜひお試しを」
なるほど。重心移動がスムーズにできているかどうかが重要なようだ。
下りで重心移動をスムーズにするには、「歩幅を5cm」がコツだそう。
「山を下るときの歩幅の目安は、約5cmです。5cmというのは、あくまでも足運びを小刻みに行なうための目安です。勢いがつくとおのずと歩幅は広くなり、5cmずつ進むのが困難になってきます。しかし、大股にならないかぎり、かまいません」
「なるべく脚に負担をかけたくないのなら、小走りになるくらいのスピードでリズミカルに下っていきましょう。
この、足運びを小刻みにしてスピーディに下る方法は、どんな下りにも使える万能の下り専用歩行術です。
ことに急斜面や滑りやすい道の下りでは、大きな威力を発揮してくれます」
「危ないからゆっくり下るというのは逆効果です。ゆっくり歩こうとするから、膝が棒のように突っ張ってしまうのです。この体勢では、全体重を膝関節で受け止めることになります。
『いえ、私はちゃんと膝を曲げて下っているのに膝が痛くなってしまうんです」、なかには、そういう人もいます。脚を突っ張らずに下っているのに、なぜ膝が痛くなってしまうのかというと、前の脚が着地する瞬間に、すでに膝が曲がっているからです。
では、膝を伸ばすのもダメ、曲げるのもダメというのでは、いったいどうしたらいいのでしょうか」
「正解は、着地したときには前の脚の膝が伸びていてもかまわないのですが、すぐ次の瞬間に膝を曲げていくのです。
後ろ足に重心を残した状態で前足を着地させ、着地した瞬間に重心を徐々に前へ移動させていって、足首と膝をしっかり曲げて体重を膝から逃がしてあげるのです」
うーむ、わかるような、わからないような……。頭で考えているよりも、安全な場所でスローペースのジョギングで走ってみればすぐ体得できるそうである。
ともあれ、高尾山以外では初めての本格的 (?) 山歩きの魅力にひかれているオヤジである。
雨の朝、90分ビルドアップ走(16km)。km6分半~4分半ペース、心拍156。
春の雨にしては、いささか冷たすぎる雨。
夜、ステップ運動30分、心拍97。
そういえば、来年の「東京マラソン2008」のHPがすでにオープン中でビックリ!
(募集要項は、まだのようだが)
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いつものことだけど、食事の量が多くてまいる。お昼に「プチサラダ」をとったら、大皿山盛り。食べても食べてもなくならない。夕食のデザートにキーライムパイがおいしいから試しなさいと言われ、出てきたのが日本の3倍の量(おいしかった!)。
みんな太るわけだよ。
帰ってから減量するのがたいへんだ。
では、これから寝ます。
アメリカでは、肥満指数BMIが30以上が当たり前、に近いんだそうで、国民的課題みたいだね。
帰ってきても、「○○○ね」は禁句にするよ。
登りも、膝の抜きで対処できるとナンバの本にはかいてあったのですけれど、現実には難しいです。
山歩き はじめの一歩には、ナンバの登りも載っているのでしょうか?
歩幅5cm→50cmでは?
この本は基本的には「一直線上を歩く」歩き方を良しとしているのですが、ナンバ歩きでの登り下りにも触れています。
なお、「下りの歩幅は狭く」といくら指導しても、実際に下っているとどんどん大股になってしまう人が多いため、業を煮やして「歩幅は5cm!」と限定的に言うと、少なくとも大股にはならないんだそうです。
為末式の感覚で目覚めたものの、持続走をすると、
以前からの癖が治ってないのにも失望してました。
具体的には、右腰が前方に出て来ず、左肩が固まって
筋肉が疲れ果ててしまうという現象。
しかし、ハギAさんのブログに登場されている、
takahiro先生のブログを経由して、
常歩サイトへ偶然たどりつき、読んでみると・・・
重要キーワードとして、上腕の外旋のさせ方を詳しく
書いてありました。
途中は割愛するとして、
あら~不思議、あの骨盤が正面を
向かなかった癖がなくなったんです。
もちろん、左肩も脱力できて、今は重力で
走るって動きを実感できるようにまでなりました。
マイコーチに、その話をしたら、
一緒に喜んでくれました~
ここに書いてある、
「体の軸を保ちながら、前の脚の膝を上げ、
同じ側の手を前に振り出すようにして歩くのです。」
この感覚が、今になって非常によく理解できます。
応用して、利き手でない左の下手投げまで
できるようになったんです!
常歩研究会の進歩度合には、脱帽です!
まだお読みになってないなら、ハギAさんも是非!!
常歩研究会のサイトにも、しばらくぶりで寄らせていただきました。
ちょうど、メルマガが創刊されたばかりで(6/14)、早速登録しておきました。