富士山は厚い雲にすっぽりと覆われていた。先日の雪がところどころに残る「誓いの丘」で、懲りずに誓いを表明したオヤジであった。
本日AM、通算31回目の足柄峠。久しぶりで山北駅~足柄峠越え~駿河小山駅間往復のロングコースを。
朝7時過ぎ山北駅スタート。路肩は雪が氷状に凍結して残っているが車道はほぼきれいになっている。とはいえツルツルになっているところもあるので用心してゆっくりちんたら走る。
峠の頂上に近づくにつれ曇り空から粉雪が舞い始める。気温表示は、ー1℃。耳が痛い。
峠を越えて「誓いの丘」を通過し駿河小山駅に10時少し前到着。
復路のきつい上りに苦闘しつつ、ちょうど10時半スタートする「第60回 勝田全国マラソン」参加メンバーの方々に思いを馳せる。勝田も風が冷たいだろうなあ。
誓いの丘に寄り、午後1時ちょっと前ようやく帰還。約47km、5時間42分かかって。
往路2時間46分、復路2時間56分。まあ、無事に帰ってこれただけで良しとしよう。
さすがにきょうは行きかうランナーもごくわずか、さくらの湯もすいていた。
土曜は刀水練習会。月最後は恒例となった5kmタイムトライアル。21分51秒。
せめて22分を切ること、ラスト1kmをわずかでも上げていくことだけを目標に。なんとかクリア。
その前日、金曜の午後は退職者の特権で多摩川ロングジョグ。35km、約4時間。
折り返して帰途、思いがけずフリーライターのランナー「やっさん」とバッタリ。
なんと2週前の「谷川真理ハーフ」で90分切りを達成したそう。うう、ちょっとクヤシイ。
半年ほど前に引っ越した所がまわりじゅう坂道だらけで、仕事の合間の短時間でも坂ダッシュで鍛錬したのが効いたらしい。やはり結果を出すヒトはちゃんとやっている。
この3日間で、35+18+47=100kmちょうど走った。これで1月は300km超となった。
走行距離ばかりにこだわるのは弊害も大きいけれど、ある程度の基礎量はどうしても必要だろう。ワシの場合は月300kmがひとつの目安といえるかも。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (123)
GSのザ・タイガースを出したからには、人気を2分したショーケンも。俳優としても、いい役者だったのだが……。
♪ エメラルドの伝説 (ザ・テンプターズ/1968)
※ところで、きょう帰宅して結果を知らずに録画で観戦した「大阪国際」は意外な展開にビックリ。
後半の大失速をすでに克服したと思われた福士選手、落ち着いてとてもいい感じの序盤だったのだが。
抜群の走力と綿密なトレーニングで仕上げてきた大選手でもダウンジョグのような走りになってしまうのだから、フルはこわい。
1時間39分57秒。退職して最初のレース、快走で飾りたかったが撃沈。それもまたワシにふさわしいかも。
「第36回 サンスポ千葉マリンマラソン」(公認ハーフの部)に2年ぶり、6回目の参加。
9年連続で参加している静岡駿府マラソンに次いで参加回数が多い大会である。
一般ハーフがスタートする5分前、10時スタート。本日ここに立てたことを深く感謝する。
23'51"ー22'47"ー23'13"ー24'17"ー5'47"
最初の5kmのタイムを見て愕然。あとは一切タイムを見ず懸命に走るのみ。
終盤は撃沈フルのラストのように、やめたい気持ちとの闘いに。
投げ出したくなった時、刀水AC「応援団長」さとちゃんの熱烈声援で気力をふりしぼってゴールへ向かうことができた。おかげさまで、かろうじて1時間39分台に間に合った。ありがとう。
6回目ながら、自分史的にはこの大会にはこれまでもさまざまな「歴史」がある。
①2005年 初参加、1時間36分46秒 ようやく1時間35分切りが射程圏内に入る。そして3月の静岡で1時間33分台、念願だった仙台国際ハーフ出場権をゲット。(当時は1時間35分以内が参加資格)
(2006年 積雪10cmのため開催中止)
②2007年 (1時間21分17秒) 先頭ランナーの誘導ミスにより3kmほど距離不足。
③2008年 1時間44分40秒。正月から気管支炎で2週間走れず、病み上がり。
④2009年 1時間32分52秒、2年ぶりでハーフ自己記録更新。
⑤2010年 1時間34分5秒、普通の走り。
昨年は湘南国際マラソンに新設されたハーフの部が同日開催となったため欠場。(湘南は1時間31分51秒のセカンドベスト相当タイムながら1時間30分が制限時間のため「記録なし」に終わる)
きょうは冷たい雨でいささか寒すぎたが、それは言い訳になる。
やはり、走る基礎量が不足しているのが決定的だろう。
以前は冬場も手に霜やけつくりながら毎朝暗いうちから11kmを原則として走りこんでいたのに最近は起きられず室内トレーニングの日が多い。
ランニングに限らず、ごまかしは通用しないと痛感させられたオヤジであった。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (122)
40年ぶりに復活したザ・タイガース「ピー」(瞳みのる)のドラムスが冴えるこの曲。GS界で人気最高だったタイガースのラストシングル。
♪ 誓いの明日 (ザ・タイガース/1971)
[おまけ] 妻から続々と励ましメール届く。とりわけ、これはグッとくる。泣けた。
⇒ 「あるレジ打ちの女性」の話 動画版
新年2戦目も10km、43分22秒。
先週の牛久10kmは長シャツ長タイのジョグスタイルだったが今回は刀水ユニフォームのランシャツ・ランパンで気合を入れた。にもかかわらず30秒しか縮められずガックリ……。
「第22回 白岡町新春マラソン大会」(埼玉)に3年連続・3回目の参加。
2年前の初参加時は42分43秒、昨年は42分22秒。今年もせめて43分は切りたかったのだが。去年よりもちょうど1分遅かった。
5kmの部が終わった後、午前10時40分約650人がエントリーした10kmの部スタート。何はともあれ本日ここに立てたことを深く感謝する。
前半21分51秒ー後半21分31秒 (ラスト1km4分6秒)
スピード不足の原因・課題はピッチが遅くなっていることと体重にあるようだ。
前日の土曜も同じ場所で刀水AC練習会。翌日の大会準備が進められゆく中でペース走を中心に。
1.1kmコース×15周をkm4分半組と5分組に分かれて。現状では4分半ペースだとほとんどレースそのものになってしまいそうなのでワシは5分組で。
1周5分30秒±3秒の範囲で予定通り15周後、給水だけ取ってすぐ明日の刺激に1kmを1本。4分6秒。本日のラスト1kmと同じだった。
来週1月20日(金)には退職。タイムはともかく、こうして練習会やレースを走れるありがたみと幸せを改めて痛感するオヤジであった。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (121)
1969年、ラジオからはこの歌もよく流れていた。
♪ 真夜中のギター (千賀かほる/1969)
※余談 本日10kmスタート直前、すでに終了した5kmの部女子入賞者の呼び出しアナウンスが。「……ミナミ サオリさん」 えっ? ワシを含め一部のおじさんたちは一瞬どよめいた。(笑)
あとでプログラムを見たら、字も同じそのお名前が記載されていたのでまた驚いた。地元の方らしい。どんな方なのか一目見たかったようなそうでもないような。
というわけで記念に(?) この曲も。 ♪ 早春の港 (南 沙織/1973)
今年最初のレースは10km、43分54秒。
「第36回 牛久シティマラソン」(茨城) に初参加。JR常磐線「牛久」の次の「ひたち野うしく」駅下車。会場の牛久運動公園まで20分ほどコース下見を兼ねて歩く。
部門は10kmが最長で、5km・3km・2kmの他に1.5kmジョギング、4kmウォーキングなどがあり、小中高生や家族での参加が多いようだ。
9時15分、約2000人がエントリーした10kmがスタート。本日ここに立てたことを深く感謝する。
一昨日の練習会の状態からしてさほど走れる感じではないため、低温予想もありロングシャツにロンタイのジョグスタイル。年末の月例川崎での10km47分台よりはマシなタイムだけを目標に。
最初の1kmを5分くらいで入った。あとはタイム見ず。
が、序盤2kmあたりでワシを抜いていったピカチュウのかぶり物ランナーがなかなかいいペースで加速していく。ピカチュウには負けたくない気持ちに火が付いてしまう。
抜きつ抜かれつラスト1km勝負。一昨日の練習会で指導を受けた「大きく速い動き」を意識して最後の400m全速。なんとか振り切ってゴール先着。よし。
途中タイムは一切見なかったが、あと1km表示地点でラップボタンを押した。あとで見たら39分50秒。ゴールタイムが43分54秒だったから最後の1kmは4分4秒。壬生練習会でのトラック1000m4分7秒よりも速かった。
まだまだスピード不足ながら徐々によくなってはきている感触。
ゲストの谷口浩美氏(「こけちゃいました」の名言で有名) のトークで、和式トイレを例にとって日常生活そのものをトレーニングとする大切さを強調していた。とくに「不足を意識する」という言葉が印象に残った。
朝の気温は低かったが日射しとともに穏やかな日和となり、大会の雰囲気も温かくレース後はシャワーとジャグジーも混まずに使えて大満足のオヤジであった。感謝。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (120)
ひき続き由紀さおりさんの世界的ヒットアルバム『1969』所収のカヴァー曲から。
♪ いいじゃないの幸せならば (佐良直美/1969)
早朝に家を出て3時間、東武宇都宮線のこの駅に着いた。
刀水AC練習会に今年初めての参加。すでに1/5(木)に越谷・県民健康福祉村で年初練習会があり、明日の日曜にも白岡総合運動公園での練習会があるのだけれど、いずれも行けず。
本日、月1開催されている栃木・壬生の練習会に初参加させていただいた。
練習会場の壬生総合公園には楽しそうなおもちゃ博物館や平成12年に開催された第17回全国都市緑化フェア会場の跡地に広がる「とちぎわんぱく公園」があり、400mの土のトラックを走れる陸上競技場が使える。
最寄駅は東武線の国谷なのだが、駅名に惹かれて隣の「おもちゃのまち」駅で下車。20分ほど歩いて公園へ。
いつものとおり入念な準備運動と補強の後、メイン練習に入る前に監督から「大きく速い動き」の重要性と養成方法につき指導あり。
その場で5歩分、足踏みダッシュ。速く大きく、しかし力まずにタタタタタとその場ダッシュしてからスッとリラックスしてやわらかく数歩前進する。これを普段の練習の中に取り入れるだけで動きが格段によくなるとのこと。
全員で早速実践しメイン練習に移る。トラックでのスピード練習。
200m×5(間を200mジョグでつなぐ)
↓
400m×3(間400mジョグ)
↓
1000m×1
200mは43秒程度、400mが3本とも89秒。10分ほど休んでからの1000mも4分7秒がやっと。タイムはともあれ、呼吸が苦しいくらいに追い込んだ練習は久々であった。
最後にダウンジョグを兼ねて、地元のKさんのナビで園内を周回。約2kmで適度な起伏のある良いコース。
普段の週末は家族連れでにぎわうため注意して走る必要があるそうだが、きょうは人出少なく気持ちよく走ることができた。また来たいものである。
練習会後にワシを含む男4人組は宇都宮のギョーザ専門店で遅い昼食。炎のランナー氏ら地元のお2人はシンプルに「トリプル」(焼ギョーザ3人前)にライス。ワシらビジター2名はせっかくなので焼・揚・水のギョーザ3種各1人前にライスを。そんなに食べられるかと危惧したが意外とあっさり入った。
宇都宮には仕事でしばしば来ていたのにギョーザを食べる機会はなかったので嬉しいオヤジであった。案内してくださった炎のランナー氏に感謝。また来たいものである。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (119)
1969年には寺山修司作詞によるこの歌もヒットしていた。
♪ 時には母のない子のように (カルメン・マキ/1969)
親馬鹿話題。
本日、東京武道館(足立区綾瀬)で開催された「第10回 ジュニア囲碁パーク」中学生の部で中3息子が初優勝。優勝トロフィーを手にすることができた。
第2回大会に入門クラスで初参加して以来、昨年は生徒会行事と重なってやむなく欠場した以外は毎年参加して8回目。出場できるのは中学生までなので今回がラストチャンス。これまで苦杯を喫してきた同世代の強豪はほとんどがプロ養成機関である「院生」となっており、アマ大会には出場しない。しかも院生以外の中学3年生は高校受験直前ゆえ参加ごくわずか。
絶好の好機を逃さずリーグ戦5局を全勝し、まさに有終の美を飾った。
初参加したころは負けると悔しさのあまり大泣きしていた。終わると早々に帰る子も多い中、最後まで残って表彰式で優勝者に授与される輝くトロフィーを羨望のまなざしで食い入るように見つめていた姿が目に浮かぶ。
その後、全国大会の東京都予選では優勝もあったが賞状のみでトロフィーはもらえず。
春にはオーストラリアへ高校留学が決まっており、ラストチャンスでついに宿願を果たした。よかった。ごほうびに帰途、和菓子屋さんで高級どらやきを買い与える。
息子が対局している間、午前中は第10回記念の特別講演として石倉昇九段による囲碁入門講座を拝聴。ワシ自身はまったく囲碁を打ったことがないのだが興味が湧いてきた。
午後は近くの荒川べりでゆっくりジョグ90分。戻ってきたらちょうど表彰式が始まるところだった。
★オヤジの心を癒す昭和の歌 (118)
めでたい時にはこの歌。
♪ 乾杯 (長渕 剛/1988)
山中湖畔から望む富士山頂はふんわりと笠雲に包まれていた。
正月休みも本日まで。11月末以来の足柄峠へ。通算30回目。
朝7時10分、神奈川の山北駅を出発。途中の気温表示板は2℃。
足柄万葉公園までの上り13kmに1時間28分かかった。
比べるのもおこがましいけれど、箱根駅伝5区23.4kmを1時間16分台がいかにスゴイ記録か改めて実感する。
万葉公園かその先を折り返して山北に戻り駅前の「さくら湯」に寄るのが定番コースだが、5日まで休業中。戻る理由がないので今回はさらにずっと先をめざすことに。
一度やってみたかった「足柄峠越え⇒山中湖」のロングコース。
足柄峠頂上から静岡県側に下り、足柄駅を通過。そのまま足柄街道(県道78号)を進み、御殿場市役所付近で右折して「箱根裏街道」(国道138号)に入り富士山の方向へ直進を続ける。道は当然ながらずっと上り基調。風が強く吹いてくる。
最後の難所・籠坂峠(かごさかとうげ・標高1104m) を越え山梨県側へ下り、山中湖畔に到着したのは昼12時半すぎだった。岸辺に水鳥たちが多数群れているのを眺め心なごむ。
折り返して再度、籠坂峠を越えて静岡県側に入ったところにある日帰り温泉「天恵」(てんけい)がきょうのゴール。50km余、6時間半の小さな旅は無事終わった。
距離は50km程度ながら、一走りで神奈川~静岡~山梨の3県にまたがり踏破し、ささやかな満足感とともに眼前の富士山を露天風呂に浸りながら仰ぎ見たオヤジであった。ふー、いささか疲れた。
1日に数本の富士急路線バス15時46分に乗り帰路につく。すぐ近くに新しい「道の駅・須走」ができて賑わっていた。
今回の「紅白」で胸にしみた歌をもうひとつ。当日はフラガールのステージも見ることができて、いっそう感激した。
♪ あの街に生まれて (西田敏行/2011)
賀春
初日の出は東伊豆の海岸から。海上左側に見えるのは伊豆大島。
年末年始は家族4人そろって伊豆へ。無事に穏やかな正月を迎えられたことに深く感謝する。
白内障の手術後回復もおかげさまで順調、ようやくプールOKが出た。
1ヵ月以上ぶりのプール、ゆっくり30分泳いだだけで呼吸が苦しい。それでも滞在4日間、毎日続けているうちに少しは慣れてきた。
海岸を気持ちよく走り、山道を頑張って走ったり歩いたり。濃いトレーニングとなった。
息子たちそれぞれ新たな出発の年を迎え、ワシも「坂の上の坂」を登っていかねばならぬ。
不安はあるけれど、前へ前へ。今年もどうぞよろしく。
「紅白歌合戦」もオープニングからオオトリまで見た。
心にしみる歌、元気をもらえる歌、たくさんあった中で、オヤジの胸にいちばん響いたのはドラマともども励まされたこの曲。
♪ おひさま~大切なあなたへ (平原綾香/2011)